紡ぎたい糸に合わせた篠綿の作り方研究セット(追記あり)

タイトルの内容について、ある程度をまとめたものは、小冊子『しの綿づくり』として販売していますので、ご興味のある方はどうぞそちらをご覧ください。

今回は、これに関連して「手紡ぎ糸と篠綿の研究セット」を作ってみました。

綿の収穫から篠綿作り(ジンキ巻き)までという、チョー猫の額的な小冊子を作ってみました。 一応経験者向けに書いたので、かなりマニアックな内容(...

販売のいきさつとねらい

先日、対面での講習申し込みをいただいたのですが(念の為、しばらくお休みさせていただいています)、その時に改めて、やっぱり糸や篠を触って感じて欲しいなぁと強く感じました。

当然ですが、動画や画像では伝わらないことがどうしてもあります…。

このセットは『しの綿づくり』に書いた一部の内容について、ご自身で検証・理解していただく手助けになるようにと考えて作りました。

特に、以下の様な方にお試しいただけると、よりお役に立てるのではないかと予想しています。

  • 『しの綿づくり』を読んだけど、いまいちピンとこなかった方
  • 糸の撚り加減に悩まれてる方
  • 軽くて柔らかい糸を紡ぎたい方
  • 細くて丈夫な糸を紡ぎたい方
  • 最初に教わった方法を踏襲し続けている方

紡ぎ方、篠の作り方から変えることで、紡げる糸がどのように変わるか、ご自身でいろいろお試しいただけたらいいなと思います。

研究セットの内容

  • 篠綿1g ×4本
  • 解説メモ
  • 糸サンプル少量×4

篠綿は、機械製綿のシート綿を巻いています。シート綿は数年前にわたやさんから購入した和綿です。

このシート綿を、私が少し手を加えて研究用の篠綿としています。以前、「綿つむぎの会」の初心者さんに紡ぎ比べ用に差し上げていた篠綿を少し変更したもの。

解説メモは、同封の篠綿の解説と、このセットでの紡ぎ比較、考え方のヒントになることを簡単に書いたものです。

答えや正解があるわけではないので、実際に、ご自身で紡いでみて、試して感じて考えて、ご自身でいろいろ気づきを得る助けにしていただければと思っています。

  • 小冊子『しの綿づくり』

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  • しの綿づくり研究セット

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そして気づいたこと、新発見や反対意見などありましたら、ぜひぜひ、どこかでお聞かせいただければ嬉しいです!

糸紡ぎは人それぞれ、様々な楽しみ方があると思います。

こんな感じで、まあ、かなりマニアックな点では、『しの綿づくり』の上をいくこのセットを楽しんでいただける方も、きっとどこかにいらっしゃるのではないかと…(汗)。

どこまで需要があるか不明ですが、不安と期待を抱きつつのお試し販売です。

篠はシート綿を使うのでさほど手間はかからないけど、糸サンプルにはそれなりにこれまでの経験と技術を込めていますので、手応えなどを考慮し、今後、内容物や価格などの見直しを随時予定しています。

ご興味のある方はお早めにどうぞ!

【追記2021/9/21】この研究セットの篠を紡ぐ道具は、スピンドルかチャルカ、和式の糸車がおススメです。足踏み式紡ぎ車や電動紡ぎ機では、篠から繊維を引き出すのに合わせたスピード調整が難しいと思われます。道具による撚り加減の違いについては、以下、以前の記事が参考になるかもしれません。

綿の糸紡ぎは2008年にスピンドルで習って、半年後ぐらいにチャルカを購入、回しすぎで肩が痛むようになり(汗)、足踏み式の紡ぎ車を購入したのが...


和綿 大島

2020年収穫2021年撮影

タネの出所

確か4~5年前のイベントで、綿の糸紡ぎを実演されていた方からいただきました。

が、同時期に友人からも同じ「大島」のタネを貰っていて、しばらくどちらもベランダで栽培、特に違う特徴もなかったので、いつの間にかごっちゃに、一緒になってしまいました。

どちらも大島であることには変わりないのですが、それまでの栽培方法等は違ったかもしれません。まあそれもウチのベランダで2~3年、畑でも同じくらい栽培しているので、現在はその影響はほぼないと思います。

大島和綿の繊維

実の大きさ、繊維の量、質などは個体差がありますが、他の和綿とほとんど変わりありません。

繊維の長さはやはり測るのが難しく、正確ではないのですが、長いところで約20mm強ありました。

これは私の主観でしかないのですが、若干、シソ綿や松江の綿にくべて、繊維が柔らかい・コシが強くない感じがします。

(画像の実はたまたま繊維量が少し少なめ。後程、標準的なものに差し替えます)

2020年収穫2021年撮影

大島和綿の成長の様子

双葉や本葉の形は他の和綿と同じ。違うのは色。

(左)和綿大島 (右)和綿茶

赤の色素が、他の和綿に比べて少ないので、ウチで栽培している綿のなかでは、ある程度判別できます。

他には、花も実のなりかたも同じ。この点だけを見ていると見分けがつきません。

夏の間は葉も茎も緑で、秋になってくると他の綿と同じように紅葉するので、それこそ判別できなくなります。

和綿の草姿の色の違いについては、別の記事を書いています。

大島は、これも主観ですが、シソ綿と逆に適応力が低いように感じます。

シソ綿は寒暖や雨の多少に関わらず、毎年そこそこ成長して収穫もできるのですが、大島は結構その年の環境や気候に左右されやすいような。

緑色の木と赤みがかった木 2012年8月1日の紫蘇(シソ)綿の画像。 この畝は全て紫蘇綿なのだけど、手前は赤みがかった木、その奥は赤みのない...

たいてい、収穫後期に増えることの多い成長不良の実が、収穫前期から多かった年もありました。

もしかすると、栄養や水分を取り込む力が、シソ綿より弱いのかもしれません。

ネットで大島を栽培している方の様子をみると、黒マルチや施肥を行っているらしき畑では普通に育っているようなので。

この畑+私の栽培方法では合わないのかもしれないと思いつつ、もうしばらく育てて観察していきたいと思います。

わたいとやが栽培しているその他の綿については以下の記事をどうぞ

2021年現在、わたいとやが栽培している綿の一覧です。 画像は収穫した実のなかで、大きめで充実した感じの実を選んだもの。収穫...

アロエベラ汁と太陽による染色実験

ベランダに垂れたアロエベラの汁が、数日後、濃いえんじ色になっていたのを見て、柿渋を連想しました。

柿渋は火を使わず綿を染められる数少ない染料。日光である程度色が濃くなります。

ただ、製造の発酵過程は私にはちょっと無理なので、時々購入していました。

アロエベラと日光だけで染めるちょっとした実験記録  火を使わない染色 ※糸染めではありません。紙を染めています
短いけど動画にもまとめました

が、近年私が使うのは木材や紙にほんの少し、しかも経年で固まってきてしまう点など、微妙なところではありました。

丁度、春に柿渋染液を使い切ってしまったこともあり、ベランダで邪魔になってきてるアロエベラが柿渋の代用になったらよいなーということで実験してみたわけです。

画像だと判りにくいですが、まとめると…

実験に登場する液は3種類。

  1. カット直後の汁
  2. カット翌日の汁
  3. 2に塩+水を足して3日後の汁

で、とりあえず言えることは、以下の比較から、日光によって色が濃くなのはたしか、かと思われます。

上は対比の為の無染色の厚紙円盤
  • 左端/カット翌日液を塗り+日光→3日後日光
  • 中央/ カット翌日液を塗り+日光

裏面はさほど色が違わないように見えるのは、裏返す時間がバラバラだったせい?

いい加減な実験でスイマセン(汗) 濃度による違いについても、これだといまいちよく判らないんですよねー。つまり濃度より日照時間が大事なのか?? その実験にはもっと時間が必要です…。

上の画像の裏面

最近私が柿渋を塗るのは、木材や紙がメイン。湿気防止や汚れのごまかしなどに使っていました。昔は糸も染めたこともあるけど、やっぱり少し糸が固くなるので、最近はやってませんでしたが。

水を混ぜて薄まった液の方でも、日光を当てるとそれなりに染まってるのを見ると…糸も少しだけ染めてみようかな? 

動画の最後にちらっと書いた、アロエベラの媒染材としての利用についての英語の記事はこちら。私は「DeepL翻訳」の助けを借りて読みました。実際の詳しい使用方法までは書かれていないようですが…


地機布14 織り上がり

やっと(汗)。経糸10cm弱を残して終えました。

織り始め側では、結びや調整の為に30~40cm使われたので、やはり50cmは経糸に余裕が必要、というか、無駄になってしまうというか…

冬の家服にする分が織り終わっても、まだ少し経糸が残っていたので、手持ちの余っていた太めの紡ぎ糸を使って、バラバラに細かい布を織ることに。

生葉染めした綿と和綿の白をまだらに混ぜて紡いだ糸を緯糸にした布は、何となく私っぽくない感じ(汗)。

あまり使い道が考えられない…きっと何度も洗濯すると色落ちするし…

糊落としに茹でた際にも、色が落ちる心配があったけど、それは大丈夫で一安心。

経糸も緯糸も太目だったので、予想より縮んでしまったけど、着る服は作れるはず。

柔らかく紡いできつすぎず織れたので、着心地も良いはず!

「地機布14」の最初の記事は約2年前(汗)。当初は、細い糸で薄い布を織る予定が、いつの間にやら太めの糸で冬の自宅服作りへと変更し、コロナのごたごたもあって1年半以上かかって織り終り。

服にはこれから仕立てる。まあ、今年の冬には着られるかな。

次こそ、地機布15は、細い糸で薄い布のはずなので、すきま時間に細い糸を紡ぎ中。

細さを以前のものと揃えようと思いつつ、やはり経糸はもう少し切れない太さにしたいと悩みながら。

地機布14 についてはタグ付けしているので、よろしければご覧ください。


摘芯の有無比較の一例

摘芯についての私の考えは以前の記事と変わらず、必ずしも一概に、摘芯した方が収穫量が増すとは言えないと思っています。

将来的に、それなりの標本数と安定した環境で実験・観察できる日がきたらいいなーと考えていたのですが、今年、たまたまちょろっと比較できる機会ができました。

画像は実家畑で立派に育っている和綿。中央にみえるのが、先月末に摘芯した跡です。 摘芯すると収穫量が増えるといわれてますが… 本当のところは...

残念ながら1本ずつなので、有意な観察結果とはいえない、全くアテにならないともいえるのですが…とりあえず、観察記録を残しておきます。

7/29撮影 左/摘芯された赤茶 右/摘芯していない赤茶

実際には、私が摘芯したものではなく、虫喰いか何かの原因で頂芽が無くなり、側枝が伸びた結果です。

頂芽が欠かれた時期は6月中旬~下旬のようで、7月初めには、目立って横に広がってきていました。

高さは30cm弱だったのではないかと。

摘芯される前からある色の濃い葉がとても立派で大きいので、この個体は元々力のある強い個体だったのだと思います。

7/10 脇芽が育ち始め、蕾も発見

最初の大きい画像の、並んだ2本の右側も強い個体だったようで、ちょうどこの2本が隣り合っていて比較しやすいかと思ったわけです(間にもう1本あるのですが、こちらはまだ小さめ)。

こんなふうに定点観察に使うつもりで撮影していなかったので、あちこちの方向から撮影していて判りにくくてスイマセン。

中央、幹から出ている楕円・卵型の葉の向きを基準に比較すると少し判りやすいかも。

7/15 伸びた脇芽の先に更に蕾をつける

双葉の後、カエデ葉の前に現れる葉と同じ、この形の葉が、摘芯された後に現れたという現象にも何か理由がありそうです。

開花もウチの畑にしては、早かった。

たいてい和綿が先に咲くのですが、今年はこの木が一番だったのではないかな。

ちなみに播種は4/22もしくは4/28。

今年は暖かい春で、3月末にも播種に挑戦したくらいでしたから、この赤茶の播種は特に早くもないかと思います。

7/22 2~4日前に開花していた模様
7/29撮影 摘芯から約ひと月と思われる
  • 幹から伸びる枝と枝の間が狭め
  • 枝に着く実(花)と実の間が広め(綿は各実の付け根に1枚の葉がつく。上から見ると、葉が重ならないように広がっている)
  • 横に大きくなるので、株間は広く必要
  • 開花も結実も早い
  • 枝には3つ以上の実がつく
7/29撮影 摘芯無し
  • 幹から伸びる枝と枝の間は上に行くほど広くなる
  • 枝に着く実と実の間は広くない
  • 枝の長さは下の方が長く、上に行くほど短い(円錐状に育ち、上から見ると、葉が重ならないように幹を中心として0時→5時→10時→3時のようにずれながら螺旋状に昇る)
  • 下の枝の方が実が多い
  • これより高くなるようだと支柱が必要になるかも(この日撮影後摘芯した)

以上は、今現在のそれぞれの様子をテキトーに記したものです。今後はもっと枝は乱れてくるでしょうし、実の数も変動するかと思います。実の数は増えても小さいモノばかりになるかもしれません。

まあ、昔の綿栽培に関する農業書(『綿圃要務』)などにも、摘芯はすると書いてあるようなので、傾向としては確かに増えて見えたのでしょうね(データが無いので何とも…)。

ちなみにこちらのリンク先にも摘芯について書かれた興味深い文献の引用がありました。

結局、その木の力の差(個体差)・摘芯のタイミング・栽培地の環境・土の力の差・栽培方法によっても違ってくるので、一概に「摘芯は実の数を増やす」とは断言できないなぁという考えは変わらずです。

今回の記事も一例であり、ケースバイケースということで。

私の栽培方法だとさほど大きくならないし、実を沢山収穫することが第一目的でもないし…摘芯はねぇ…正直メンドクサイのであまり積極的にやりたくないし、考えたくない(汗)

今回の様に勝手に虫などが摘芯しくれて、弱らずによく育ってくれるなら嬉しいけど。

いつもながら私には「のように見える」とか「気がする」としか言えないことが多いので、栽培されている方はどうぞご自身でお確かめください!


藍の生葉染め記録2021

昨年のこぼれ種から発芽した藍、育ってきた株は充分な数なのですが、それぞれの茂り方は昨年と比較するといまいち。

前回動画を投稿したのと同じ手順で、今年2回目の生葉染め。 藍の生葉 約950g 綿 約30g+シート綿 約20g 塩 約30g ...
乾いた後はこんな色

まあ、まだこれから増えていくのかもしれません。が、早く染めたいモノがあって、葉の量は多くないのですが、今年初生葉染めを実施したので、それを記録。

  • 葉の量 約117g
  • 塩 約32g
  • 綿100%白シャツ 約100g 

また茂ってきたら、もう少し濃い色になるまで染め重ねてみようと思います。

この春、夏以外に着てる畑用シャツも、汚れをごまかす為に、鉄媒染で柿渋染めしたので、それもついでに並べてみました。

染めたのは、2枚あったダブルガーゼのシャツの1枚を畑用に着用していたもの。

柿渋は少しゼリー状になっていたのを濾して使ったためか、斑。まあ畑だし、OK。

左/今回の生葉染 中/無印二重ガーゼ 右/中の柿渋染

今回生葉で染めたシャツは元々、このガーゼシャツと同じようなオフホワイト。夏の畑用として、汚れと透けを目立ちにくくしたいのですが…今年の夏の着用は難しいかな(汗)


2021年7月下旬の綿畑-開花

残念ながら畑に行った日には見られませんでしたが、数日前に開花したらしい、しぼんだ花ガラはちらほらと。

画像は赤茶で、他にしぼんだ花があったのはトルファンでした。

前回畑に行った後に降った雹の影響は見られませんでした。

赤茶

和綿の方は蕾はついているものの、開花にはあと数日かかりそうです。

左/和綿・大島  右/和綿・茶

畑の他の作物は、キュウリやトマト、枝豆も採れ始めてますが、今年は花が少し多めかな?

ニゲラ(クロタネソウ)

桔梗やコスモス、ひまわりなど夏らしい花も畑の周囲で開花しています。

春から初夏にかけてはライ麦が畑を囲っていますが、梅雨に入り、ライ麦が枯れていくうちに、コスモスなどの花たちと入れ替わるようにしてみました。

以前はこの時期アフリカンマリーゴールドを周囲に配置していたのですが、匂いが好きになれず…。

丈夫だし、落ちたタネで勝手に生えてくれるのはよかったんだけど。でも、コスモスやニゲラもその点では一緒。見た目涼しげだし、葉の分解も早そう?というわけで、しばらくこの配置でやってみようと思います。


2021年7月上旬の綿畑

雨と腰痛のため、2週間以上ぶり。

予想通り、雑草がなかなかすごいことになっていました。畝と通路の判別が私でも難しいくらい。

あと数日遅くなっていたら、綿も埋もれていたかもしれない感じで。

まだ少し腰は不安だったけど、畑で動いていた方が痛みが減っていく気がしました。

和綿・大島
約10日前、7/3の大島和綿と緑綿です。 これで大体20~30cmですかね。葉もほぼカエデ葉になって立派になってきました! この時、小...

あまり成長のよくない、まだ小さめな綿も、ギリギリ雑草に覆いつくされずに済んでよかった。

昨年の記事をみると、同時期と比べ、平均的にはほぼ同じくらいの成長かと。

育ちのいい木には、今年も既に蕾がついていました。

今年の梅雨は、雨もしっかり降り、時折晴れ間もあって、これまでのところ、ウチの綿・栽培方法にとっては良い天気が続いているように思います。

昨年は梅雨明けが遅れて不作になったけど、今年は天気予報を見る限り大丈夫そうかな?

赤茶綿
和綿の茶

あと数日で梅雨が明ければ、それなりに順調に成長していけるのではないかと。

…と、記事を書いていたら、雹が降ってきました。

自宅付近は、直径2cmはあるものがガンガン降りましたが、ベランダの植物は風向きのおかげで無事。

自宅から7~8キロ離れた畑の方でも降ったとしたら、葉や木が傷んでいるかも。風も強かったし。

といっても、まあ、どうしようもないのだけど(汗)


綿の実ひとつから糸を紡ぐ動画と道具付キット

「綿の実ひとつから糸を紡ぐ」という動画を投稿しました。

7、8年前始めた「綿つむぎの会」で、初めての方にしていただいていたコースです。

種取りも、まずは手でやって貰って、その後綿繰り機を使って、その素晴らしさを実感してもらうという流れでした(当時おつきあいいただいた方、ありがとうございました!)

クリックするとYouTubeへ

会の時は、場所と時間の都合で、撚り止めはしたりしなかったり。撚り合わせる双糸の一本は私の紡いだ糸を使っていましたが、動画では全て紡いだ糸で出来るようにしています。綿の実ひとつ分という少量だからできる方法。

種取りも篠づくりも体験できるキットの内容

今回新たに作ったキットも動画も、ミニブラシ版と、綿打ち弓版があります。キットはどちらも綿の実1つ分付。オプションで紙の説明書と綿繊維3gも追加予定。

…紙の説明書はこれから作成します(汗)。とりあえず動画をよーく見て、指の動きやタイミングなど真似してみるだけでも充分かと思いますが、動画は無理という方もいらっしゃるかもしれませんので…有料ですいませんm(_ _)m。

ペット用ブラシで綿のカーディング

綿つむぎの会で初めての方用に使っていた100均のペット用、スリッカーブラシ。

何しろ少しずつしかカード出来ないので、より大量にやりたい、続けていきたい人には向きません。

が、カーディングの動作に慣れる最初のとっかかりにはとてもよいと思います。

針同士の当りが柔らかいし、軽くて小さめなので動かしやすいのです。

特にお子様や、体が小さめ、力が弱い方におススメ。

ちなみにキット販売にあたって、念の為、メーカーに問い合わせました。2次利用については問題なし、ただし本来の用途ではないので自己責任で…といった回答をいただきました。使用の際はご注意くださいm(_ _)m

といっても、刺さらないような加工がされていて、本格的なハンドカーダーのように使用中に流血することはありません(汗)。針が折れたり抜けたりすることはあるので、その処分にはお気をつけください。

細くて柔らかい針なので、かみ合わせて保管などはしないほうがいいです(これって普通のコットン・短繊維用ハンドカーダーも同じなんだけど、時々かみ合わせた状態の画像を見かける(汗))。

もちろん、ご近所の100均にあればそちらをご購入ください。たぶん同じ品です。

ウチのご近所には無かったのでネットでまとめて購入してキットにしているため、送料その他をプラスした価格にしていますこと、ご理解くださいm(_ _)m

こちらのキットはブラシの分、厚みがあるので、レターパックプラスでお届けします。配送方法について、追跡ができることは最低条件にしているので、スイマセン。

ちなみに、100均ではなく、日本製のスリッカーブラシも販売されていました。やはり質が違いそうなので、そちらをご希望の方は検索してみてくださいね。

自作・綿打ち弓

いくつか弦の張り具合や竹の長さなどを変えて使用してみて、半分ぐらい折る(汗)などしながら、この大きさ、テグスの長さになりました。

テグスが外れにくいように両端に少し溝を作り、一方だけ固定、一方は取り外せるようにします。簡単なので、作れる方はいろいろご自身で作って試されるとよいかと。

ただ、やはりブラシよりも綿の繊維は舞いますし、ブラシの方が均しやすいかな。

綿打ち弓の場合は…

  • 昔の人がやってた方法を体験できる
  • 簡単に自作できる
  • ブラシよりは収納も処分も楽?(汗)
  • 平たいので送料が安くて済む

この辺を魅力に感じる方におススメです。

綿打ち弓版+オプションの繊維3gの場合

簡易スピンドル

これまでの簡易糸紡ぎキットに入れているスピンドルと同じものです。こちらの記事に詳細を書いていますので、よろしければご覧ください。

先日、過去記事を読んでいて、短いながらもこの品の歴史を感じ(笑)、ちょっと振り返ってみたくなりました。もちろん、宣伝の意味もあり^^ でもも...

おまけの綿の実と見本の糸とオプションの繊維

基本的にその時に在庫のある綿の実を、約ひとつ分お付けします。希望の品種がある方はご注文時に備考欄にご入力ください。ない場合はこちらで適当に選びます。オマケなので、ご希望に沿えないこともあります。

オプションの種取済みの繊維3gは、各販売ページがありますので、まずそちらで在庫を確認いただけると確実です。

もしくは、ご注文前にお問い合わせくださいm(_ _)m 綿の実と繊維で色が違ってもOK。

STORESではオプション設定ができない為、Creemaをご利用いただくか、繊維10gからのご購入を検討ください。

見本の糸は、お送りする綿の実か繊維と同じ綿を紡いだ糸を少しだけ。

以前から簡易手紡ぎキットにも、導き糸としてだけでなく、強度や柔らかさの基準になるかな…と考えて入れています。

どれも和綿の実1つ分
品種や糸の太さ等によって一つ分で紡げる長さは様々

でも見本にとらわれず、ご自身の使いやすい、好きな加減を見つけていただけるとよいかと思います。

【綿の簡易糸紡ぎキット】との違い

【簡易糸紡ぎキット】は篠綿から紡ぎます。糸を紡ぐ過程について詳しい説明書・動画付。

今回の【綿の実ひとつから糸を紡ぐキット】は文字通り、綿の実から、篠綿を作る過程も、動画をご覧いただきながら、実際に体験できます。

糸を紡ぐ部分の解説は【簡易糸紡ぎキット】の方が詳しくなるかと思います。

なので…

  • 収穫した綿の近い道に悩んでいる
  • 続けるとか考えてないけどとりあえず体験したい
  • 綿製品が作られる過程の最初からやってみたい
  • 高価な本格的な道具を購入するまでの足掛かり

今回のキットはこんな方向け。更にいえば、ご自身で綿や道具を自作、入手できない方向け。道具も綿もある方は動画をご覧いただいて、何か参考になりましたら、「いいね」や「チャンネル登録」いただければ嬉しいです!

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綿畑の様子とライ麦のワラの色

綿は順調。例年より1~2週間早い成長具合で、そろそろカエデ葉が登場しそうです。

3月に播種・4月発芽した綿たちも、大差ない成長に見えます。追いつかれてる感じ。

枯れたのや、虫に喰われたような芽の周りに追い播きしたものも、充分発芽していて、今の所いいペースです。

5/26撮影

もう少し大きくなったら、雨の前後を選んで、混んでいる場所の株を植え替えしていく予定。植え替えについては、下記の記事や、昨年投稿した動画などもありますので、よろしければどうぞ!

今回公開した動画は、綿の苗の移植・植え替えについてです。あと、後半でいわゆる菜花類、アブラナ科の多くに使える、タネとりの簡単な方法。 ...
先日投稿した動画では少し判りにくかったかなと思ったので、新たに画像だけ撮影しました。 先週畑に行った際にまた少し移植をして、その時に。 動...

綿畑の作付け計画

品種によって畝を固定して、それは前年とあまり変えないようにしています。

それはこんな風に、畝に放置した未熟な実から発芽してくることもあるから。

自然発芽した綿もできるだけ育ててみたいので、交雑の心配がないよう、品種の畝を変えないようにしました。

開ききらなかった実のなかのタネから発根
5/7(左) 5/20(中) 5/26(右)

昨年落ちたままになった実から、3つまとめて発芽したこの緑綿も、このまま間引かず放置してみる予定。

ライ麦も収穫時期。あちこちで色づいてきて、忙しい。

数年前に麦穂を譲り、隣の区画で栽培している人がいるのだけど、そちらのライ麦はあまり色づいていません。

ライ麦のワラの色づきは、どんな要因によるものなのか…調べてみたい気はあるけど、時間ない(汗)

ライ麦のワラ、ヒンメリ用として販売始めました。

緑の残るワラは畳のように数か月で色褪せていきます。期間限定のお楽しみです。

ヒンメリ以外の使い道の画像も掲載していますので、興味のある方はどうぞご覧いただければ幸いです!

今年はL・M・Sサイズの販売。よろしくどうぞm(_ _)m

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