2022綿畑・播種と発芽のあと

5/15に今年の綿栽培開始動画を投稿しました。

3回に分けて行った播種とその発芽の様子をまとめています。

既にご覧いただき、評価などリアクションしてくださった方、ありがとうございます。

綿の種まきと発芽【2022】春の綿畑の様子 ※虫注意…10年以上無施肥の畑に肥料をまいてみたけど…(途中まで音声あり)

動画は11日までの様子。その後、畑に行ってみると、発芽していたはずなのに、消えているものがちらほら。

喰われたようで(汗)。追い播きしてきました。

4/21に播種した、稲垣機料購入の和綿茶は、本葉が出ていました。

前回来た時も出ていたのに気づかなかったんでしょうが…。

4/21播種の和綿茶 5/18の様子1
4/21播種和綿茶 5/18の様子2

双葉を喰われながらも順調な感じ。

赤い斑点が出てしまっていても、立派な本葉が登場。

赤い斑点はこれまでも、この時期、双葉で時々見かけていました。

たぶん低温の影響だと思います。アントシアニンを出して…とかなんとか?

ライ麦が少し色づいてきました。

綿の種まきが終わって、追い播きも落ち着く頃、ライ麦のヒンメリ用ワラの収穫が始まって、忙しない日々です。

色づき始めたライ麦

昨年収穫の実家分、棚上げしていた分を分別・綿繰りして、実綿など一部販売しています。

今年は実家の畑も無くなり、近場で新たな畑も借りることが出来なかったので、今後の販売はどうなるか…今年の今ある綿畑の収穫はどうなるか…と考えないでもないのですが、まあ、なるようになる、というかするしかない(汗)

必ず最後までお読みください。ご質問・相談は注文前にお願い致します。注文後の変更・キャンセルは原則不可です。 ------------------------------ 2021年収穫の実綿(未種採り)。緑綿の青味がかったり灰色がかったりしているものを集めました。この色の実は緑の綿のタネからなぜか稀にできます。このタネ...
最後までお読みくださり、ご理解ご納得された方とのみお取引させていただきます。ご質問・相談は【注文前】にお願い致します。【注文後】の変更・キャンセルは原則不可。必ず【取引ナビ】をご確認ください(取引ナビでの不備確認などに返信いただけない方は、【購入者都合キャンセル】となります)。---------------------...


自然農系の動画チャンネル

具体的にいつ頃から自然農に興味を持ったかというと、20年以上前に読んだ『無農薬自然流 野菜づくり 徳野雅仁著』がきっかけだと思います。

それ以前にも、有名な『わら一本の革命 福岡正信著』は読んでいたけど、あまり実感できなかったというか。

でも徳野氏の本にあった雑草の中でしっかり大きくなっているいろんな野菜の写真はとても印象に残って。

畑といえば土むき出しで草が1本もなく、作物が整列していることを「キレイ」と言い、雨の無い夏や乾いた冬にはひどい砂埃が舞うような、そんな土地で育ったせいかもしれません。

その後、実際に自然農サークルに参加したり、参考文献にあるような書籍を参考に、観察・実験を繰り返してきましたが、最近はもっぱら動画をみています。

いろんな土地のいろんな人のやり方を、季節を通して随時見られるなんて…!

その時期の作業を即レポートしているチャンネルもあって、地域によっての違いなども面白いものです。

順不同・随時更新・敬称略m(_ _)m 綿に関する書籍・冊子・リンク等 ワタの絵本(そだててあそぼうシリーズ)木綿伝承...
参考にしている書籍をまとめた記事

そんなチャンネルをいくつかご紹介。いわゆる自然農や、私のやっている栽培方法にご興味のある方の参考になれば。

  • 島の自然農園 観察と実験、検証の繰り返し。そこがまさに自然農ってカンジ。でもここも瀬戸内らしく…
  • 中谷自然農園 こちらは最近見始めたチャンネル。全部見ているわけではないけど、ところどころ参考になる。こちらも愛媛。

ということで、ほぼ西日本・関東以西ばかり(汗)。動画を見ていても、私の畑よりは温暖だろうと感じます。

関東以北または高地でやってる自然農チャンネルが見つからない。。

やっぱりある程度暖かい地域でないといろいろ難しいのかもしれません。まあ、それなりにやるしかありませんが。

よさそうなチャンネルを見つけたら随時、追加予定。

もし関東以北でまあまあ順調に栽培が出来ているところなど、ご存知のところがあれば教えてくださると嬉しいです。


2022年初栽培の和綿・河内 in 区民農園(実験用)

前回の記事でちらっと書いた4/7播種の綿は、昨年、稲垣機料さんで買い物をした時におまけでいただいた河内綿の種。

2020年産のタネを、いつも通り浸水無しで4/7播種。播種約10個中 4/14に、3個発芽確認。

新芽が出てきた3年目の和綿の木。 こんなに小さいにもかかわらず、しっかりモミジの形の葉です(画像はクリックで拡大) ...
Cotton seeds sown on 7 April germinated on 14 April 綿のタネ播き407→414発芽 動画の半ばに、蟻んこが出てくるので苦手な方はご注意を!

播種前日から雨無し&有機物の少ない校庭みたいな土だからもう少しかかるはと思ったけど。

この頃数日続いた高温のせいか、この時期にしては播種から発芽まで1週間というのは早い方だと思う。

ただし既に虫食い跡が見られ、その数日後には、双葉丸々喰われた跡もいくつか発見。

周りの葉野菜なんかより、発芽したてというのが食べやすいのかなー。

現在は播き直して発芽待ち。

左)葉野菜の芽 上)春菊 右)双葉を喰われた綿の芽
数に余裕のある品種は少しだけ密に播種

綿畑のほうは、4/21に播種した分を4/28発芽確認。

やはりこの時期にしては発芽までが早いのですが、この日から数日肌寒い日が続くので、どうなるでしょう…。

とはいえ、この日4/28も別品種の播種。数日後に予定しているまた別品種の播種で、一通りの播種を終える。

綿畑では他に藍もこぼれ種から、落花生も採り残しから発芽。

綿畑は雑草や枯れ草がたくさんあって、耕さなくても雨に打たれても固まらず、ふわっとした土。

数年ぶりの区民農園にて、雑草の無いむき出しの土に育つ、泥はねだらけの葉野菜を収穫して、洗い落すメンドクサさを思い出す。

やっぱり草生えてるほうが、いろいろいいなと改めて思う。

画像で見ても土の違いが判る

地機布15 織り終わり&糊落とし後

織り終わってから、なんだかんだで2週間以上経ってしまったので(汗)、ざっと振り返りと、まとめなど記録しておきます。

ちょっと長いです。

今回の整経方法についての動画を投稿しました。 ブログでは使用した道具についてなど残しておきます。 あと、後日追記す...

筬通し

Sleying the reed – through dents in the bamboo reed 20220314 筬通し
明るい場所でやると間違えにくい(基本)

一つの竹羽間に2本の経糸を入れるので、整経時の輪のまま(綾に近い側が全て輪になるように整経)入れました。

筬に糸を通す際の専用の道具・竹とか金属の筬通しを持っていないので、今回の様に手で通すか、無理ならかぎ針の極細サイズを使います。

機巻き

筬の向こう側でその輪に棒を通して、襖で動かないように固定。

筬で経糸の巾を広げ、真っすぐ糸を張りつつ、筬と綾棒をずらしていく。

全ての糸が真っすぐ張れたら、糸を引っ張り合い、整経長の微妙なズレを隣同士で調整…したかったんです。

整経長が短い故に出来る方法かなと。

右)元々筬通しした綾があった側

が、ちょっと別の手間を惜しんでしまい、左側は完全な輪にできなかったので、それはかなわず…整経の微妙なずれを含んだまま、できるだけ張りつつ巻くことに。

糸綜絖づくり

糸綜絖の作り方…織物の経糸を交互にまとめて吊り上げられる仕組みを、糸と棒で作る方法のひとつ(始めのみ音あり)Making string heddle with thread and rod

地機布14の時も一部シーンを動画投稿したんですが、今回は作業の解説つき。

詳細は動画をご覧いただくとして…地機は腰で糸を張るので、角度かえての撮影とか結構タイヘン。

こんな思いをしてやってるけど、ホントに少しでも誰かの必要を満たしているのかなー、と時々悩んでしまうこともあります。

コメントはGoogleアカウントが残るけど、評価はどなたがつけたか特定できませんので、どうかお気軽にポチっとお願いいたしますm(_ _)m 高評価でも低評価でも、とにかく何かしら反応いただけると嬉しいです。 

綾返し

これも一人撮影が難しい作業。正面からだと判りにくいし、といって側面からばかりでもね。

撮影のために何回も繰り返すのもそれこそなんだし、そもそもやってる作業自体は大したことではない(汗)。

ので、記録用のチャンネルにのみ動画を残しました。自分の見返し用。

Moving cross after finishing the thread heddles 20220320 糸綜絖の完成後。綾をこす(移動させる・綾返し)
腰側)筬・綾・糸綜絖→腰側)筬・糸綜絖・綾

織り始めを少なくする為に

結局織り始めの調整は5cmくらい?

少し前にご縁のできた方に感化されて、三方耳にしたかったので、整経時の輪を残したんだけど。

やはりちょっと整経時のズレというか、全体的に若干斜になっていて、巻いた側でも解消できず。

これを耳にしても歪んだ布になるなぁ…と思いつつ、とりあえず輪に細い竹ひごを差し入れて、筬と幅を合わせて、腰側の棒に固定。

数cm織って調整しようと思ったけど、調整用の糸の選択を間違えた感じ(汗)。

きれいな耳にはできなかったけど、斜はまあまあ解消できたし、織り始めの糸は少なく済んだからよし。

織り終わって竹ひごを引き抜いて洗濯後

筬変更

そもそもの試織の目的は、筬密度で悩んでいた為。なので、前半約1mを折り終わったところで、筬を変更。

10羽/1cm筬から11羽/1cm筬へ。

経糸を切って、新たな筬に通し直しつつ機結び。できた輪に腰側の棒を通して固定して織り再開。

Change the reed from 20/1cm to 22/1cm 20220402 筬差し替え

織れない部分を少なくするために地機から一部外す

織り終りが近くなってきたので、地機の開口用の棒を外して代わりに△厚紙を入れました。原始機風。

たぶん約15cmほど長めに織れたかと。

織れずに残った経糸は約30cm。ほとんどは輪になっているので、約60cmが400本くらい。縫い糸としても、機結びしても再利用しやすいはず。

織り終わり&糊落とし

織り終わって長さや幅などを記録してから、酵素による糊落としをしてまた計測。

更に数日後もう一度洗濯ネットに入れて濯ぎ・脱水・乾燥。更に数日後に同じ工程を繰り返し。

結局、糊落としを含めて3回水に通して乾燥という工程を繰り返しました。

残った経糸と糊落とし前の織り布

比較と振り返りとこの後

このお手製定規枠が少し曲がっていたり、そもそも定規マステも正確でなかったりするし、アイロンもかけていないので、この画像はまあ何となく参考程度に(汗)

20本/1cm筬
  • 筬に通した糸の巾 約42cm
  • 3回濯ぎ後の巾 約36cm
  • 縮率(ヨコ) 14%
  • 縮率(タテ) 2%
22本/1cm筬
  • 筬に通した糸の巾 約37cm
  • 3回濯ぎ後の巾 約32.5cm
  • 縮率(ヨコ) 12%
  • 縮率(タテ) 6%

タテの方、長さの縮率は、織り上がった後と濯ぎ後の数字で計算したものです。

20本/1cmは経糸密度が低すぎたな、と。そのせいもあって巾がかなり縮んだのかな、と。あまり密にすると経糸ガンガン切れそうで、ついつい筬密度広めを選びがちなんだな、と。

でも今回思ったよりは切れなかったので、試しに地機布7で使った12/1cmの筬に残った経糸を入れてみました。

ただ触り心地はやっぱり10/1cm筬の方が薄く感じられる。この布の目的の用途である裏地とか内ポケットには、こっちの薄さが向いてそうです。

経糸密度上げるなら、緯糸をかなり細くするか。あとはやっぱり緯糸の打ち込み加減の調整かな。

…こっちのほうがいいかも?

そんな感じで、次どうするか、地機布16はどうなるか…結局また悩み中です。


綿の種まき(4/21) と播種のタイミングのこと

今回播いたのは、メインの綿畑。タネの量に余裕のある品種だけ。いつも通り、浸水はせずにそのままテキトーに播種。

でも今年は雨が多いので土がたっぷり湿ってる。播種の前日も雨が降ったし、この日の夜も降雨あり。

Sowing Cotton in moist soil. No watering.Cultivated only with rain all year 20220421 綿の種まき1
2022年今年4月(気象庁より4/22時点)

あと、今年は気温の進みが1~2週間早いような…と数年前にも言ってた気がするけど…ちゃんと確認してみると、実際に早かったのは2018年だったようす。

グラフ画像は気象庁のデータ

綿畑は練馬ではないのだけど、測定地点で一番近いのがココなので。

4月の気温(2018~2021年)
5月の気温(2018~2021年)

…こうしてみると、霜の心配がないとはいえ、最低気温が10度以上で安定しだすのは、やっぱり5月中旬以降なのだなぁと判る。

その頃の播種であれば、発芽に日数がかかるとか、低温で成長しない、弱いうち、小さいうちは虫に喰われやすい等のリスクは低くなるかもしれない。

かといって、遅めに播種すると、ウチのような成長の遅い畑では、木が大きくならないうちに開花が始まったり、収穫できないうちに霜で枯れるなどのリスクがある。

播種のタイミングは難しい。

ライ麦の開花時期でもある

早く梅雨入りしたり、冷夏だったりしたら…と考えても、まあ先のことは判らないから、結局どうしようもない。

とにかくできるだけ環境に左右されにくい、強い健康な苗に、早めになっていってもらえるのが理想なんだけど。

エンドウの開花時期でもある

Tenki.jpとYahooアプリ、チェックしてる10日~2週間天気予報によると、10度以下になる日はもう無さそう。来週また少しずつ播種の予定。