まず普段洗濯や布ナプキンに使っている炭酸塩(アルカリ性)をほんの少し溶かして、端から5cm程度を浸しました。約1時間後、今度はリンス等につかっているクエン酸(酸性)溶液を薄めて、端から3cmの辺りまで漬けました。
左の画像だと、中央から上半分ぐらいが何もしていない部分。中央から下、約2cmがアルカリによってうっすら濃くなった?と思われる部分。その下がアルカリの後、酸に漬けられた部分。
色が抜けたのはアルカリと酸両方が作用したせいなのか確かめるために、クエン酸溶液を直にスプレーしたのが、右上の丸く黄緑になっている部分。
いつもお湯か水ですすぐだけでしたので、洗濯がこんなにはっきり色を変えてしまうとは知りませんでした。で、今度は通常の洗濯をしてみました。
先に薄くなってしまった5cmの部分をもう一度アルカリ溶液に漬けてから、通常の洗濯物と一緒にネットに入れて洗濯石鹸で洗濯。ミヨシの炭酸塩入り洗剤は、弱アルカリ性です。すすぎ中にクエン酸を入れて、脱水、干したのが右の画像。縦に色が違うのは経糸の違いです。クエン酸スプレーの丸は消えました。上半分と下半分で微妙な濃淡がありますが、これは直前のアルカリ浸水のせいかと。その他は変化がないようなので、洗濯の過程での変色はなさそうです。
この結果から、確かにアルカリで緑綿の色は濃くなったといえると思います。
個人的には緑綿の色の変化は自然なままでいいし、洗濯はお湯で十分な気がします。
追記。確実にアルカリで色が戻るかは不明です。緑綿について3もお読みください。
こんにちは、コメント有難うございます。
先日はこちらこそ、どうもです。にぎやかで楽しかったですね。
画像のマフラー、今日、更にアルカリ水に数時間漬けてからお湯で濯いで干しましたが、肌触りは特に悪く感じないんです。
アルカリ水が薄かったのかもしれませんが・・洗面器一杯のお湯に炭酸塩小さじ1弱。実験の時も同じくらいでしたから、これぐらいが色を濃くするに足るPHなのかと思いますが、まあ、不正確なのであまりはっきりしたデータにはならないでしょうね。
もともとそれほど色あせていないモノなので判り難いし。
もっと黄ばんだモノを使えばよく判ったかも。
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