春菊の花もそろそろ終わり。種ができはじめている。春菊の花には二種類、画像の花と、黄色一色の花とあるが、ウチのはこの花ばかり。私がこの花を選んで採種したから。
もしかすると黄色一色の花と交配した種のほうが丈夫かもしれない。味がよいかもしれない。虫がつきにくいかもしれない…。黄色の花も残しておけば、いろんな花がある方が、よかったかなとも思う。でも、私はこの花の色が好きで、昨年の採種の時、この花の種だけを残すことに決め、黄色の種はもう手元にない。
ヒトにとって都合がいいかどうかで、生き残らされてきた栽培作物。いわゆる伝統野菜も、雑草も、帰化植物も、ヒトの立場から優劣をつけて、残したり残さなかったりしてる。