七十二候にでてくる綿柎開(わたのはなしべひらく)は、左画像の上の実の状態で、ガクが開いて反りかえってくること、右のように綿が弾けることは開絮(かいじょ)というそうな。
この茶綿は数日前に弾けた様子。今年は、こんな食害にあう株がいくつか。落花生も同じような食害痕。なんとなくバッタかコオロギかなと。昨年までもこれらの虫はいたけど、今年は雑草をよく刈ってしまったせいで、作物が喰われているのかも・・?
どこまで手を出すか、加減が難しい。
小さい芋虫系は潰せても、バッタやコオロギはなかなか手を下せず。しかし、コオロギが一匹、アリンコの集団に運ばれているのも発見。アリがハマキムシを襲っているのも見つけた。といっても、私が巻いた葉から落としたハマキに、アリたちがあっという間にたかって、巣へ連れ去ろうとしていたのだ。
以前何かの本で「芋虫系は土に落とすだけで駆除になる」というようなことを読んだが、また上ってきたりしないのかと疑問に思ってた。つい最近あらためて読んだ徳野雅仁氏の『野菜の自然栽培入門』に、アリが運んでいく記述があり、それを試してみた。
小さなアリもいたけど、運んでいったのは大きなアリ。どちらのアリも綿の木に上がってきてるので、木の上でも虫を捕獲しているのかも?木の上にくるのはアブラムシの誘引のためだけかと思っていたけど、違うのかもしれない。
この下にハマキムシとアリの画像を載せてるので、見たくない方は見ないでね。
暗くて見にくい画像だけれど、ハマキムシ二匹がそれぞれアリに捕獲されている。