2013の収穫高

5年目の綿畑。成長期に雨の少なかった去年と比べ、今年は適度に降って晴れて、残暑が長く、綿にとってはよかったような。

総収穫量では昨年の倍近くになりました。昨年が悪すぎただけで(連作障害ではなかったのかな?)、一昨年よりまだまだ少ないです。去年が底で、これから上がっていくといいなあ。
品種  繊維(綿繰り後の綿)  綿率
和綿 白     61.4 g  28%
    茶     92.1 g  27%
  紫蘇白     80.6 g  32%
洋綿 緑    148.9 g  25% 
    茶    197.8 g  28%
   赤茶      4.3 g  量り忘れ
タナ綿      198.9 g  34%

これとは別に、それぞれ実での販売用に約30g(おおよその繊維量)ずつ有。

「綿率」と書いたのは、収穫した棉実のうち、綿の繊維の重さの割合。計算対象は種用に分けている、大きめでふわふわのよく弾けた綿のみ。

紫蘇綿の収穫が今年多かったのは育った本数の増加だけでなく、秋が暑かったせいかと。緑はたくさん育てた割にはいまいち。しかも1/3ぐらいが白混じりの実に。白混じりの緑は繊維の量も質も違って、緑は綿率25%だけど白混じりは28%。茶はいつもどおり本数が少ない割りによくとれました。赤茶は気づいたら一本しか育っておらず、木も小さくて、これだけ。来年の種分。

タナ綿は木の本数や実の数の割りに、収穫量が多いです。綿率のせい?いくつか現れた5室はきっちり弾けないので、よく弾けた大きい4室の綿の方が、繊維量が多くて、たとえば棉5.3gの内、種3.2g、綿2.1g。

和綿は実家の大きい実でも、種2.2g、綿1.0g。約30%。4室も3室も大差ないのは同じ。房が多いからといって必ず繊維量も多いわけではないみたい。

そして、来年こそはどこか目の前に畑のある家へ…(汗) と考えつつ、いつものように、実家分の綿繰り。まだまだ、あります。