5年目の綿畑。成長期に雨の少なかった去年と比べ、今年は適度に降って晴れて、残暑が長く、綿にとってはよかったような。
総収穫量では昨年の倍近くになりました。昨年が悪すぎただけで(連作障害ではなかったのかな?)、一昨年よりまだまだ少ないです。去年が底で、これから上がっていくといいなあ。 品種 繊維(綿繰り後の綿) 綿率
和綿 白 61.4 g 28%
茶 92.1 g 27%
紫蘇白 80.6 g 32%
洋綿 緑 148.9 g 25%
茶 197.8 g 28%
赤茶 4.3 g 量り忘れ
タナ綿 198.9 g 34%
これとは別に、それぞれ実での販売用に約30g(おおよその繊維量)ずつ有。
「綿率」と書いたのは、収穫した棉実のうち、綿の繊維の重さの割合。計算対象は種用に分けている、大きめでふわふわのよく弾けた綿のみ。
紫蘇綿の収穫が今年多かったのは育った本数の増加だけでなく、秋が暑かったせいかと。緑はたくさん育てた割にはいまいち。しかも1/3ぐらいが白混じりの実に。白混じりの緑は繊維の量も質も違って、緑は綿率25%だけど白混じりは28%。茶はいつもどおり本数が少ない割りによくとれました。赤茶は気づいたら一本しか育っておらず、木も小さくて、これだけ。来年の種分。
タナ綿は木の本数や実の数の割りに、収穫量が多いです。綿率のせい?いくつか現れた5室はきっちり弾けないので、よく弾けた大きい4室の綿の方が、繊維量が多くて、たとえば棉5.3gの内、種3.2g、綿2.1g。
和綿は実家の大きい実でも、種2.2g、綿1.0g。約30%。4室も3室も大差ないのは同じ。房が多いからといって必ず繊維量も多いわけではないみたい。
そして、来年こそはどこか目の前に畑のある家へ…(汗) と考えつつ、いつものように、実家分の綿繰り。まだまだ、あります。