竹筬

先月、骨董市で竹筬(たけおさ)を入手しました。筬は機織りの道具で、主に経糸の幅を揃える用途があります。

焦げ跡つきの、片側の木がない一枚を分解して、組み直しに挑戦。こちらの方の記事を参考に。この記事を読んだ時はこんなことしちゃうなんてすごいなぁと思いつつ、自分はまったくそんな気はなかったのが、骨董市で安く売られているのを見てたら、、なんとなく(汗)。

画像のように片側はボロボロですが、練習用と思って、使える筬羽はギリギリ使ってみました。筬羽というのは、この薄い一枚一枚の竹のこと。
この筬には約1cmに17本組まれていました。とても薄くて、少し強く糸を巻くと折れて割れてしまいそう。

手持ちのタコ糸を一回巻くだけよりもう少し広い間隔にしたくて二周ごとに筬羽一枚挟み込んでいくという、ムツカシイことをやってしまったため、正面アップには耐えられない出来になりました。まあ、原始機の幅出し程度には問題なく使えるかな?(汗)

1cmに7本、60cm分の美しい筬羽を残しているので、今度はちゃんと合う太さのタコ糸かレース糸などを探してから挑戦しまーす。