洋綿の白・タナ綿について

2015年のデータですが、全世界のワタの75%が遺伝子組換えだったそうです(参考←リンク先を変更しました2020.7)。

実は、しばらく前から、私の栽培している洋綿の白・タナ綿が、遺伝子組み換え綿(以下GM綿)ではないとは言い切れないのではないかという気がしています。

2013年にタネをいただいた時にはそこまで考えが及びませんでした。農薬や肥料は使われてきたんだろうな…と、ただそれぐらいで。それに、当時タナ湖や周辺のことを調べたりはしましたが、その土地のいわゆる在来的なワタといった印象でした。

一度疑問に思うとなかなか消え去ることは無く、いろいろ調べましたが、やはりどちらともはっきりわからず、不安な日々が続きました。

検査をしてもらおうと問合せた機関からは二件とも断られてしまいました。結局スピニングパーティから、タナ綿はタネ・実綿の販売を中止することにしました。

GM綿に、周囲の作物や環境への強い影響力があるかどうか、という問題は別にして、GM綿の栽培自体が日本では法律違反になるのだそうです。この件について参考になると思われる農林水産省のページを以下にリンクしておきます。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/torikumi/cotton/cotton_detail.html#2(リンク切れの場合、ページのPDF版を保存してありますのでお問合せください)

そういうわけで、タナ綿の栽培はお控え頂く方が良いかと思います。これまでご購入いただいた方はもちろん、差し上げた方にも、余計なご不安ご心配をおかけすることになってしまいました。大変申し訳ありません。

わが畑で3年の自然栽培後、確か昨年のスピニングパーティから少量販売を始め、今年はcreemaでも少し販売しました。ご購入いただいた方からのご希望があれば、返金(切手による)又は他の品と交換いたします。creemaでは3週間で連絡先などが削除されるので、こちらからはご連絡できません。お手数ですが、ご一報くださいますようお願いいたします。

さて、GM綿ではないという確証がないままに販売することはやめました。ですが、私はやはりタナ綿はGMではないと考えています。

タネを下さった方がお書きになったものと思われますが、頂いたタネの入った袋に「エチオピア 2012年収穫(たぶん)」と書いてありました。隣国スーダンはGM綿の栽培国ですが、エチオピアは違うようです(世界の遺伝子組換え農作物栽培状況2013)。

もちろん、これだけでは根拠としては弱いと思います。あの時このタネをくださり、その後一度だけコメントしてくださった「にゃん子さん」、もしこの記事をご覧頂いたら、ご連絡お待ちしております。できれば詳細をお聞きしたいです。

また、GMかどうかの検査をしてくれる機関をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご紹介くださると大変助かります。どうぞよろしくお願いいたします。ちなみに、上記農水省のリンクにある「一般からの遺伝子検査の受付」は終了したとの回答をいただいております。

<10/1追記 リバティ社よりタナローンは遺伝子組み換え綿は使用していないとの回答をいただきました。品質のよい超長綿を得るために原産地を変えることもあるそうですが、現在はインドが主な生産地とのことでした。それでも私の譲り受けたタネが同じ品種かはわかりませんが…>

後日談・遺伝子組換え検査の結果の記事はこちら 

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