先日書いた、「和綿のつぶつぶ」という記事に関連して、
今度は緑綿のつぶつぶの話。
といってもこれは違うもの?
和綿のつぶつぶはタネのなりそこないのようでしたが、緑綿に混ざってる黒いつぶつぶ、小さな長細いモノは、タネの一部・破片ではないかと思います。
タネの尖った先に黒いとげのようなものがついていて、ちょっといじるとポロっと折れる、というか、落ちるのです。
この黒いモノは綿繰りをした後に見つかることが多く、実綿の状態の時にはあまり見た覚えがありません。
一方で、和綿のつぶつぶは実綿の状態のときから混ざっているのを見かけます。
和綿のタネにも、2枚目の画像のように、やはり先っちょに黒っぽい部分があります。
でも軽く触ってぽろっと外れる気配はありません。少し力を入れて折れるような感じ。
タネのなりそこないにもついている
1枚目の画像の下側にうつっているのが緑綿のタネのなりそこないですが、これにも黒いとげがついています。画像はクリックで拡大するので、大きくして見てみてくださいね。
緑綿の黒いとげ風のものには、和綿のつぶつぶにあったような産毛もついてないし、やはり違うモノといえそうです。
ちなみに和綿以外の茶綿・赤茶棉でも、この黒いとげみたいな破片は見つかります。また、これが折れてしまっても発芽に影響はありません。