綿繰り動画の補足 洋綿の綿繰り

(追記・洋綿と和綿の違いについての記事はこちら)

先日投稿した、綿繰りについての動画への補足です。投稿した時の記事はこちら。

いわゆる洋綿―和綿以外の繊維が長くて多めの綿が、綿繰りしにくいと感じている方に向けて、少しでも綿繰りしやすくするための方法を、動画内で紹介しました。

タネの丸みを帯びている方を先に、ローラーに吸い込ませる、といったことです。

でもこの向き、触れば判るかなと思ってたけど、それでも繊維に包まれた状態だと判りにくい人もいるかな、と思って、イラストにしてみました。

画像のような角度から見ると、こんな風。

綿の実が開いて、ふわっと繊維に空気が膨まれて、ほぐれていくうちに、徐々に位置はずれてしまいますが、もともとタネはこの向きに入っているようです。

中心に向かっている方が尖っていて、そこから栄養を貰っていたのでしょう。

だから、綿繰りにかける時は、実の外側から先に吸い込まれるようにすると、ちょっとだけ、綿繰りしやすいかと思います。

緑綿だったら、実の内側の緑の濃い方が尖っているので、外側の色の薄い方から先に、ということですね。

よかったらお試しください。そしてお時間があれば、実際どうだったか教えていただけると嬉しいです(…この梅雨時期に綿繰りする人はあんまりいないかな(汗))。