7月末頃開花した和綿の実が開いていました。発見したのが9/8で、実の殻やガクが濡れて、乾いた後という感じだったので、実が開いたのは4~5日前かと思います。
開花から開絮まで約ひと月。暑い日ばかりだったせいか、少し短めかな。
綿の実をディスプレイ用に収穫するなら
ディスプレイ用なら綿の実のカラがついていた方が、格好いいし、それっぽいですね。
でもその場合も、ガクの方はできる限り、取り除いてしまった方が、美しく飾れると思います。
乾燥してくると、ポロポロ細かく割れて、綿と混ざってしまいます。
綿の実のカラはよく乾燥させます。カビが出ることもあるので、リースなどに使用する際は、ひっくり返してカラの面も風に当たるようにして、しっかり乾燥させてからにしましょう。
カラは乾燥すると固くなって、先端が痛いので、これもご注意を。先端だけ折ってしまってもいいかもしれません。
ディスプレイ向きの品種
和綿も、殻付き枝付きで飾っておくと、洋綿のゴージャスな感じとは違う趣。
ただ、房がカラから少し外れやすいのです。
特に和綿の茶は落ちやすいので、あまりディスプレイとしては向いていないかも。
和綿の茶は収穫時も、実が開いたら早めに摘んでしまわないと、下に落ちてしまうので、少し注意が必要です。
収穫した綿で糸を紡ぐ場合の摘み方
収穫した綿で糸を紡ぐことを考えているなら、綿の実の房だけを摘みます。ディスプレイ用と同じように、ガクや葉が混ざらないように気をつけましょう。
ウチの場合はメヒシバのタネも混ざらないようにする必要がありますが(汗)
特に、ガクの尖った先っちょを一緒に引っ張ってしまいがちです。今はまだ小さな葉の欠片でも、乾燥するとポロポロ崩れて綿の繊維と絡み合って、取り除くのが困難になります。
多少混ざっていても、気にしない、どこまで許容範囲かは、紡ぐ糸、作るものにもよります。
糸に紡いで、作品になって、洗濯を繰り返していくうちに落ちていくので、自分で納得していればOK。
でももし混ぜたくないのなら、最初から混ぜないのが一番楽です。
もちろん、摘んだらよーく乾燥させて、保管は通気性のよい環境にしましょう。
綿の実の摘み方、その後の作業については、こちらの記事にも少し書いています。