水道凍結防止のため、チョロチョロ出し続けた結果たまった水を、何かに利用したくて、突然思い立った染色作業の記録動画です。
動画では紅茶とくぬぎで2回重ねた、としていますが、実は3回。
ケツメイシ(ハブ草)のサヤを煮出してみたが…
1回目は、決明子(ケツメイシ)での染めに挑戦したのですが、ほぼ染まらず(汗)
決明子の豆の実は炒ってお茶にすると、珈琲のような濃い色。
収穫後のサヤは畑に還していましたが、サヤ裏もいい色なのです。
枝なども艶のあるこげ茶のような、染まりそうな色に見えたので、それらで煮出してみたのですが、画像の通り…。
結局この時の染色は途中で中断。残念ですが、サヤなどは畑に還すことにしました。
もしかしたら呉汁処理などをすれば染まったのかもしれませんが…。
まあお茶としては、いろいろ効用があるらしいし、染まらないということは茶渋が歯に残りにくいのもヨシ。
新芽も豆苗風に炒めて食べられたし(自己責任で💦)、生育旺盛なので緑肥としておススメかも?
手紡ぎ綿糸を染めるには精練と呉汁処理が必要か
私は一度も呉汁処理の経験がありません…たぶん。記憶があやふやではありますが、わざわざ飲用の豆乳を購入してまで染色に使うなんてもったいなくて(汗)。貧乏が染みついていますので、できるだけお金をかけなくても染まるものしか染めてないかと(過去のブログを検索しても見つからず)。
精練は何度かやっています。精練と未精練、両方を染色して比較した記事もあり。
その結果、染材を選べば、手紡ぎ糸は未精錬でも充分染まるとハッキリしました。
未精練&呉汁無しでも綿を染めやすい染材
今回の紅茶・くぬぎ両方ともタンニンが多く含まれているらしく、そのおかげで綿もよく染まるようです。
タンニンを多く含むもの…ただタンニンにもいろいろあるらしいし、含有量も様々。決明子もタンニンを含むと書いてある記事もあったけど、全く染まらなかったので、何が違うのか、難しい💦
食品廃棄物で、手に入りやすいものとしては…
- 栗の皮(イガや渋皮・木も)
- 玉ねぎの皮(少量でもよく染まる)
- 紅茶
他にもあるかもしれませんが、これまで自分自身で手紡ぎの糸を染めたことのある染材で、かつ、入手しやすいモノはこの2つ。
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