綿栽培についての動画を投稿しました。
余計な作業を差し引いて、綿栽培に本当に必要な作業だけ、シンプルにまとめてみました。
ちなみに最初のサムネイルにつけたタイトルは「初めての綿栽培」でしたが、その後「綿の育て方」へ変更しました。「綿の紡ぎ方」の動画に合わせて^^
少なくしようと思って、4点にまとめて提示しましたが、もう一つあげるとしたら…
・グループ分けして時期や環境を変えて観察すること
動画内でもお話していましたが、これはけっこう大事。
全く同じ環境、同じ種子は存在しないから(自家受粉でも種子はクローンではないそう)、その時々、土地、個々のタネに対応するしかない。
岡山理科大学 「自家受粉の遺伝子多様性」
同じ市販の土を使ったとしても、水やりや押し込み方によって水分量や通気性も変わってしまう。
置く場所によっても日照時間や気温、風の当たり方も違う。
ただ、傾向は判る。その綿の育つ傾向から、ワタを栽培収穫までいく為に必要な作業と考えられるものが前述の4点。
違うといえば、天候ももちろん毎年違うわけで。いつも試してみるしかなくて、私も今も試し続けている途中です。
追記・土について
水はけがよく保水性のある土、と言いましたが、重要度は低いです。わざわざ土にお金をかけなくても大丈夫(買っても不要になった時、土ってゴミ収集されないし…💦)。
実家の畑は黒土、雨でベタっと固まってしまうような、よくある畑の土だったけど、大きく育ってた。一方、昔の文献では綿は砂地向きとも言われてた。綿は比較的どのような土でもある程度育つと言ってよいかと思う。
また、土質が不明なうちに石灰を撒いたり土起こしをやり過ぎると、今現在の土のバランスが崩れるかも。やはり耕起・不耕起・散灰エリアなどを作って比較・観察してみるのがオススメ。