実が開き始めた綿畑で長雨に見舞われると、発芽しちゃったり染まっちゃったりしますよーという動画です。
いつも通り、自分のこれまでの経験を元にまとめました。
上向きに開く綿(洋綿)
- 直接雨を受けやすい
- タネが発芽する可能性あり
- 繊維が固まることがある
繊維が固まったようになるのは雨の影響とも限らないかなと思います。和綿でも見かけるし、未熟な綿も似たような状態になることがあるので…
下向きに開く綿(和綿)
- 苞や殻が傘の役割を果たし、少しの雨なら影響を受けにくい
- 苞や殻の色が落ちて綿が染まることがある
- 放置しすぎると殻から落ちて地面で発芽する
上向き・下向きと言っていますが、絶対ともいえません。上向きの和綿も見かけるし、下向きの洋綿も見かけます。
和綿と洋綿の違いについてはこちらの記事をどうぞ。
栽培中の綿を毎日確認できないなら天気予報をチェック
私は普段から週一くらいしか畑に行けません。
なので、予報をチェックしてできるだけ雨の前、特に大雨だったり雨が何日か続くような場合は、その前に畑に行くよう調整しています。
綿の実は裂け始めてから晴天3日くらいでほぼ全開すると考えて、次に畑に来る予定の日までに雨の予報があれば、半開未満でも殻ごと収穫してベランダ乾燥することも。
でも少しの雨なら大して影響は無いので、雨に濡れた綿もまた観察の対象としてもお楽しみいただけるかと思います^^
ちなみに開花期の長雨もあまりよくないかも。
自家受粉とはいえ、あまり大雨に当たり過ぎたりするとうまく受粉できない可能性が少し高まってしまうのではないかと思いますが、どうなんでしょうね。