wataitoya一覧

綛上げ器にカウンターを後付け

私の綛上げ器、カウンターがないので、綛に巻いた後、地道に数えていました。

どこまで数えたか判らなくなるし、眠くなるし…でいつかカウンター付にしたいなぁと思っていたのです。

特にいま紡いでいる細い糸はホント―に大変だし、一本一本数えることで綛が乱れる。

先日の糊付け動画でも綛上げの大事さを再認識したので、やっとカウンターを追加しました。

磁石が一定距離以上接近するとカウント。

ボタン電池風な大きさの磁石を両面テープで固定、検知側も適当な位置にワイヤーなどで固定しました。

そんなこんなで、無事一周ごとに数えてくれるようになりました。

実際の綛上げしている動画をそのうちYouTubeへ投稿予定です。

YouTubeといえば、ブログや動画の情報についてのお話もしています。

ブログの情報だけご覧いただいている方も、通信環境が許すようでしたら、動画の画質を落として、耳だけ傾けていただけるとウレシイです!

【紡ぎ語り】動画やブログの情報について~綿紡ぎ動画にのせて

綿の手紡ぎ糸の糊(のり)付け・ほぐしやすい綛上げ(追記あり)

手紡ぎ糸の糊付け風景を動画にしました。

使ったのは地機布15の試織用である、少量の細めの糸。

数年前に生葉で染めた綿を、紡ぎ車で紡いだ糸です。

綿の手紡ぎ糸を経糸に使用する際の糊付け方法と、糊付け糸をほぐしやすい綛上げの仕方(糸は少量・糊は片栗粉を使用) 誤)脱水層→正)脱水槽

糊付けの糊

現在、糊付けに使われているのは以下のようなものが多いようです。

  • 布海苔(ふのり)
  • 洗濯糊
  • 片栗粉・小麦粉など

人伝てですが、布海苔は糊落ちがよいと聞いたことがあります。でも、織物教室で2回ほど 布海苔を使用しましたが、私にはよくわかりませんでした。

継続して入手しやすいものを選ばれるとよいと思います。たぶん昔の人も、その地で手に入りやすい何かしらのデンプン糊を使っていたのでしょうし。

私は始めた頃は、洗濯糊を買ってきて使ったこともありましたが、数年前から、常に家にある片栗粉で統一して継続することにしました。

記録をとる

繰り返し同じ糊で糊付けするうちに、ベスト・ベターな分量が判ってくる。その為に必ず記録を残して比較・検討することが必要、と考えたわけです。

記録していなかった初期は、とりあえず濃い目にしがちで、綛上げもちゃんとできてなかったから、ほぐす作業がとても大変でした。

今回の糊付けの分量は…

  • 綿の手紡ぎ糸(細め・約40番手) 15g
  • 片栗粉 糸の15%で約2.5g
  • 溶く水 糸の倍ccにしたかったけど、諸々の事情で140cc
  • 足し水 糸の倍ccにしてるけど、今回は無し

これまで教えてもらった糊の量は、それぞれの人や扱う糸によってかなり幅がありました。

それらと、これまでの私の記録・検討の結果、現在、片栗粉の分量は、基本的に糸の10~15%の間。糸の細さなどの状態によって変えています。

といっても、私もまだ5~6件しか記録を残していないのですが(汗)、今の所、これくらいでちょうどよいかなと。

以上は、綿の手紡ぎ糸の場合です。機械紡績の糸の場合は、もっとずっと少なくていいと思います。

工程その他

〇できあがった糊に椿油を落とす記述を時々見かけます。油で糸の滑りをよくするためかと勝手に解釈していましたが、粘度を増す効果があるとか。

私は精練をしない(綿の繊維の油を落とさない)ので、油添加の必要はないと考えていましたが、粘度を高めることができるのなら足してもいいかも。でも忘れちゃうんだよな。

〇 フタをして放置するのは、浸透を待つ間に表面が乾いてしまわないように。ムラができてしまうので。

〇 絞って綛を開く過程を、今はベランダでしていますが、以前は洗濯機の脱水槽で絞って、ベランダで綛をほぐしていました。

上に吊るした竿にかけてほぐしていたから、腕も首も疲れて疲れて。

この体勢にして、綛上げ方法も変えたので、糊付けはだいぶ楽になりました。

以前通った機織教室では、室内で、機の一部を利用して絞って解していました。床が濡れないように工夫してね。

糊が浸透しやすく・乾燥しやすい綛上げ

8月中旬に素手で生葉染めをしてしまい、染まっていた爪もほとんど目立たなくなったので、ようやく綿の簡易糸紡ぎキット向け動画を作り始め...

綛あげの時の巻き方については、以前書いた記事があるので、そちらをどうぞ。

綛上げ器の仕組みで糸振りしている動画を、この記事内でリンクをはってあります。

今回も検索してみたけど、手で糸を振ってる綛上げ動画が見つかりませんでした。

こうやって巻くのは、ただキレイだからというだけではなかったんだねー。

ひびろ糸(あみそ糸)

綛に数か所入れる、綛の糸をまとめる糸(紐?)をあみそ糸又はひびろ糸と言います。

糸の始めと終わりを結び付けて、判りやすくしたり、糸が乱れるのを防ぐ役目などがあるようです。

ひびろ糸は、綛を広げた時のことを考えて余裕のある長さ。

これまでは画像や動画の様に束を分ける箇所を8の字にしていましたが、8の字だとズレやすく、余ったひびろ糸が綛に絡んで扱いにくくなることがあるので、同動画でもお話した通り、変更予定。

ひびろ糸がずれて邪魔だと感じることはこれまでもあったけど、深く考えてはいなかった。

撮影して客観的に見ると、明らかにジャマしてる…実際糊付けをしてる時は、その作業に必死で、とにかく早く解して干さなきゃと思っているので、頭の片隅で煩わしく感じていても、作業中にどんどん追いやられて、忘れてしまってたんですね…。

で、今後やってみようという結びがこの画像。ちょっと絡めてるだけで、難しくはないかな。

以前、このひびろ糸の結び方を教えてもらった時は、ああこんな結び方もあるんだなと思っただけで、その結びの何がどういいのかという説明もなく、私自身も考えなかった。

だから楽な8の字をずっと続けてしまったけど、ようやく気づけました。

思い出すと、昔購入した綛の仕付け糸は8の字ではなくこんな感じだった気もする。

これで本番の地機布15の時はよりスムーズにできるかな?

追記・糊落としについてはこちらの記事をどうぞ!

先日、東京渋谷の田中直染料店で、経糸の糊を落とす、ネオプライマーゼという澱粉分解酵素を購入しました。 数年前から、耳にはしていたのですが、こ...

2021年の収穫高

夏の終わりには不作予想を立てましたが、数字にすると笑っちゃうくらいの量。

和綿の白と茶は、作付面積を昨年より1.5倍拡げたにも関らず、収穫量は変わらず。

トルファン・タナ他洋綿は逆に狭くして、まともに育ったのは1~2本になった品種もあったけど、それにしても少ない。

栽培してる主な綿の収穫量(実綿/g)

不作の原因は正確には判らないけど、天候と成長のタイミングなど以外で思いつくこととしては、腰痛による雑草管理不足。当時の記事は呑気な感じですが(汗)

雨と腰痛のため、2週間以上ぶり。 予想通り、雑草がなかなかすごいことになっていました。畝と通路の判別が私でも難しいくらい...

ちょうど雑草が元気で、綿もこれから成長という時期に2週間以上畑に行くことができなかったんですね。

地上部より、地下、根の成長への影響があったのかもなーと。

でもこれだと赤茶の収量の多さは説明できないので、やはりいろいろ複合的な要因があるはず。

播種を早めたことによる影響はとくに何もなかったような。

初期は播種の早い株の成長が早く見えたけど、夏に近づく頃には揃ってきていたし。

やっぱり充分に暖かくなってから安心して、タイミングをずらしつつ播種するかなーと2022年作付計画を検討中。

ここ数日の暖かさにそそのかされて、播種用のタネの量に余裕があるものだけ、タネ播きしてみました。 綿の播種は大体5月頃から...

ただ、2022年はちょっといろいろムズカシイ。それは実家の畑を2021年で終了したから。

落ちた実から3本並んで発芽した緑綿

この収穫分が減って、2022年は自宅から自転車30分の畑だけ。今、もう少し近隣で探しているけど…どうなるかな。

自宅周辺は23区のわりに空き地や空き畑があるけど、なかなか簡単にはいかない。

もう10年以上借りてる遠い畑の時は、探していることを話していた知人の知人という縁があって紹介してもらえた。必要があればまたそんな偶然があるハズ!と期待したい…まあ必要がなければ仕方ない。

そんなわけで今年もタネの販売はありません。実綿も m(_ _)m どうしても、という方は問合せてみてください。

あと、タネの配布や販売サイトについては、こちらの記事も参考に。

ちなみに昨年までの収穫量は、タグ「収穫高」で見られます。

2008年から栽培していますが、記事として残っているのは2010年から。

私の独断と偏見で(汗)、掲載していますので、ご了承ください。もし載せないで欲しいなどの要請がありましたら、即対応いたしますので、お...

さて、このあと、2021年の綿栽培の様子を動画にまとめます。

では、本年もよろしくお願いいたしまーす!


綿の簡易紡ぎキットの内容変更について

2021年も不作のため、キットに入れている和綿の茶を、自家栽培綿ではなく、仕入れた実綿で代用します。

なので、内容変更といっても、見た目はほぼ変わりません。価格は変更します。

仕入れる関係上、やっぱり今まで通りだと少しムズカシイので。

価格設定については別の記事で書くとして、今回仕入れた綿はこちらの和綿の茶の実綿です。実綿にしたのは、その綿の状態を知りたかったから。綿繰り後の繊維だけより、実綿の状態で見る方が、繊維の状態をはかりやすいので。

もちろんタネも手に入るからという理由もあります。

今、日本で栽培されている和綿の茶はほとんどが真岡のタネから広がったものかと思っていたんですが、この和綿の茶は「伯州綿の実綿」と書いてありました。

届いた実綿は、ウチの和綿の茶と特に違いはないようだけど、木や葉は違うかもしれないなーと。

ウチの和綿の茶と交配させようかとも考えています。もしかしたら雑種強勢のような現象が起きないかと期待して。

先日、販売開始した洋綿の簡易綿紡ぎキットは、特に変更がないので価格も据え置きです。

ただ、簡易スピンドルの厚紙が在庫僅かの為、タイミングによっては、1月中旬頃までお待ちいただくことになるかもしれませんm(_ _)m

スピンドル無しキットでしたら、年末年始も関係なく、すぐお送りできますので、冬ごもりの手作業に、ご検討ください。

Stores

Creema


コットン用ハンドカーダーの選び方動画(追記あり)

コットン用ハンドカーダーを選ぶには、間違えずにコットン・短繊維用を選びましょう、というそのまんまの動画です。

一応他に持ち手などについてもお話ししています(汗)

今回の動画を撮っていて、今まで気づいていなかったことが結構あって、まだまだだなぁと、いつまで経っても思います。

コットン用ハンドカーダーを選ぶ時は間違えずにコットン・短繊維用を選ぶこと(音声有)【綿を紡ぐ前の篠綿づくりの大事な道具・ハンドカーダー】針布の違いや持ち手・形などについてのお話

左右両端の針は少なめ

たとえば 動画の中でも字幕でお見せしたのですが、カーダーの左右両端は、一針おきに抜かれていて中央側より少ないです。

なんとなく以前から違和感のようなものを感じていたのですが、これってどんな意味があるのでしょうね? ? 端っこまで全面使いたい気もするんだけど…

普通サイズはまだしもハーフサイズだとカード出来る面積が更に減ってしまいますね。

この動画内でお見せしたカーダーの針布すべてが左右端2列こんな風でした。外国の画像とか見ても、大体端っこは針が少なかったです。なぜなのでしょう。ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えていただききたいです!

まあでも、針が多ければ多いほどいい、キレイにカード出来るというわけではなく、多ければそれだけ、まだ塊の多い最初の段階では解かし難いでしょうから。繊維の状態に対して適切な密度があるのだろうと思います。

針布はぷにぷにしてる

コットン用の針布は針布台にぴったり貼り付いているわけではなくて、中央はぷにぷにして浮いているようなんです。

ぴったり貼り付いていないことも針の柔軟性に影響するのかな?

私の持ってる羊毛用のカーダーはぷにぷにしてなくて、コンコンという硬質な音がするくらいぴったり貼り付いていました。

羊毛用のカーダーの針

私の持っているのだけ たまたまなのか?

羊毛用のカーダーと言えば、動画内でも字幕テロップでお伝えしましたが、針がとても鋭利でコワイというかイタイ。

そういえば、カーダーをいろいろ調べているなかで、針にやすりをかけるという英語の記事を見つけました。

でも、ルエのようなつるつるの仕上がりの道具の針にバリが残っているとか考えにくいです…が、この羊毛用は必要な気がする(汗)…けど意味があってこの形なのかもしれませんね??

12/30追記) バリについてはわかりませんが…ルエを購入した時についていた説明書(?)には、針に加工時の油が残っているかもしれないから、最初にカーディングする繊維は不要なものを使うようにと書いてありました。

初めて購入したのがルエでよかった

初めてルエを購入した時の記事がありました。まだ晴海でスピニングパーティーを開催していた頃。

ルエにしたのは、たまたま。アシュフォードの方が安かったけど、ちょっと無骨な感じがしてて、他に目に付いたのがルエしかなかったような。

なんかスマートにみえたのかも。深く考えたり、調べたりはしてませんでした。

今年は行こうか悩んでいたのですが、ちょうど都内へ行く用事が入ったので、ちょっと足を伸ばして行くことにしました。 昨年も購入した無臭柿渋。昨...

当時はまだ今の1/2くらいの価格だったせいもあるかな(汗) でも10年以上使えてるし、いい買い物ができたなぁと思います。

コットン用ハンドカーダーの入手先

私が今回の動画で使ったハンドカーダーの入手先は以下の通り。特になにもいただいてません(汗)。

【ルエ】 Louet コットン用(大) 

KakaraWoolworksで販売中。私も以前カカラさんからハーフサイズを仕入れて、少量のみ販売していました。

オランダのメーカーなので、為替変動と人件費とかかな…ちょっと悩む価格になってしまってます。モノはイイ!

 
柿渋塗布・10年モノ

アナンダ】 

  • インド製コットン用(これはもう無いようです)
  • アナンダ製ハーフコットン用

(大)サイズの方も比較的購入しやすい価格といえるかな。

針布密度の記載がないのですが、たぶん100は超えてるよう。

実際カーディングしてみても、針布はコットン用として特に問題ないものだと思いました。あとは他の持ち手などの要素で納得いけば。サンドペーパーがあるといいかも。

…やっぱ日本の人件費は安いのかなと余計な心配しちゃうけどね(汗)

【羊毛用】

これは親戚からの譲られモノで判らないのですが、形は稲垣機料で販売されているものと似ているようです。

ただコットン用として販売されているので、違うモノなのかも。

針布の密度などの記載も無く、不明です。

あとこれ、持ち手が長いのは何でしょう、持ち方次第ではやりやすいのでしょうか…??少なくとも体の小さいヒト向きではない気がしますが…。

他にも検索すると他メーカーのモノ含めて出てきます。いろいろ調べて納得いく選択ができますように!