栽培記録一覧

7月の綿畑動画と夏の畑の暑さ対策

7月の綿畑の様子や作業、他の畑・鉢植えの綿の様子などをまとめました。

クモの子の移動はこの畑を借りて以来3~4回はみているけど、残していた記録を見る限り、時期が早まっているのかも?

そもそも今年の梅雨明けが早すぎたので、その影響もあるのかも??

【綿栽培】綿の摘芯や後の経過、クモの子の移動の様子など7月の自然農綿畑の様子をだらだら編集してます(音あり声なし)

検索するとツマグロヒョウモン幼虫も、昔はあまり見かけなかった…という話もあり、今後、夏が今より更にまだ暑くなるのなら、移住を本気で考える必要があるかも。暑すぎず寒すぎず、雪も降り過ぎず雨はそこそこ降るような…そんな都合のよい場所があれば…。

夏の畑の暑さ対策その1・梅干

水はもちろん、私は梅干が必須。カラカラに干からびた梅干を、畑に限らず外出の際、いくつか持ち歩いています。

梅干については塩分・ミネラルの補給、クエン酸による疲労回復などいろいろ言われていますが、確かに、実際に作業中に食べて元気が出てくるのがなにより。

市販の梅干を干すだけでも簡単に作れますが、塩分のみの丁度良い大きさのものがなかなか無いので、以前は父が漬けた梅干を自分で干して乾燥梅を作っていました。

自作のカサカサ梅干

父も数年前から梅干を漬けなくなり、自作の乾燥梅干の在庫も少なくなったので、販売されているモノをお試しで買ってみたけど…大きいし、かなりしょっぱかった(汗)。

歯にしみたり、口蓋が荒れるかもという塩辛さなので、小さめにカットして持ち歩き、少しずつ口に入れています。

夏の畑の暑さ対策その2・空調服

昨年、電動ファン付の作業服を入手し、今年も活躍中。

いわゆる空調服、発売された当初は、えー…ってカンジでしたが(汗)、首周りから風が抜けていくので、暑さの軽減にはかなりお役立ちと判明。

私が購入したものは見当たらず、別のベーシックな品をリンクしています。たくさんあるので検索してみてください!

気をつけた方がいいのは、ファンやバッテリーが別売りだったりするものがあること。バッテリーは自前のモノがあって使えそうならセットで買わずに節約できるかも。

私はソーラー充電できるスマホサイズのバッテリーを使っています。暑さを利用して涼を得られれば、電気を使っても気持ち楽。

夏の畑の暑さ対策その3・綿手袋

草刈り鎌を使ったり、土をべたべた触る時は綿手袋をしていますが、夏は汗がこもりにくい薄手の手袋を。

薄手なので穴も開きやすいし、すぐ泥で汚れるので、数か月で使い捨てになってしまい、今もいろいろお試し中。

今治の糸使用の手袋は、手首がもう少し長ければ…下履きロングは手首の長さは充分、袖口全般カバーできるけど…その手首部分のゴムが少しきつめ。跡が残る。

次回買ってみようと思っているのが、おたふく手袋。

画像を見る限り、生地としては頼りなさそうだけど(汗)、低価格なので、実物で作業してお試し予定。

薄手ということは、それだけ刃物に対しても弱いので、ご注意を。鎌を持つ手の反対(草を持つ側)は厚手のグローブにするとか。


商品リンクは全て楽天のアフィリエイトです。勝手に画像などを借りられないし、画像と商品タイトルなどを載せるのにちょうど良いので。

無理にこのリンクを踏む必要はありませんが、踏んでいただけたら、少し私が助かりますm(_ _)m


7月の綿摘み ベランダ3年目の和綿

先月ついていた小さな蕾は、そのまま大きくなることなく黄色くなって落ちたけど、この小さな鉢の割に、それなりに成長。

ベランダで越冬して今年3年目の和綿に蕾がつきました。 前回のベランダの記事の後、...
Cotton picking in July, Potted cotton in its 3rd year ベランダ3年目の和綿 710 …Awkward since it's one handed…
7月の綿摘み 7/11

つけたままにしていた昨年の綿まで届いたので、綿摘み。

7月に綿摘みなんて不思議だけど。

綿殻付きの枝を残して、ちょっと珍しい風景を、少しの間楽しむ。

綿摘みから約1週間で綿殻まで届いたので、綿殻のついた昨年の枝を短くカット。

今年出た2本の枝が、同じように育って今もほぼ同じ大きさに見えたので、摘芯比較をしてみようと、左の1本だけ摘芯。

片手だと難しいので、動画撮影は一旦中止して、爪で小さめにカット。

7/19

それからまた一週間後が一番下の画像。

当然ながら、ベランダの植物は南側に傾きがちだけど、この鉢は小さいので、時々位置を変えて壁側も日が当たる時間も作っている。

今の所、この鉢の摘芯済と未摘芯であまり差は見られないかな。

Cotton Pinching in July, Potted cotton in its 3rd year 20220719 ベランダ3年目の和綿の摘芯 #shorts
7/26 左)正面・日当たり側 中央)裏面・壁側 右)上から 摘芯済・未摘芯


施肥記録3&7月上旬の綿畑

米ぬかをまく

10年以上ほぼ無施肥でやってきた綿畑に、今年春から少しずつ畑で採れたもの以外のモノを入れています。

ただ、鶏糞や牛フンのような強いモノではなく、ぼかし肥料や綿実油粕で、量も既定の半分程度のためか、今の所、あまり目立った効果は感じません。

過ぎたるは及ばざるがごとし。環境を急に大きく変えたくないと考えているので、大きな効果がみられないのは良いような、良くないような?施肥の意味ある?と考え始めた頃、以前から探していた米ぬかのよさそうなものを見つけました。

施肥記録2でご紹介した綿実油粕を購入したたまごやさんの「顆粒・脱脂糠-100%有機資材」

昨年・一昨年と不作続きで、ちょっと考えを変え、今年は少し肥料を入れてみようと思います。 いわゆる自然農だと、米糠や油粕で...
前回の畑での施肥に引き続き、別の肥料もお試しで撒いてみました。 綿のタネ播きまで1カ月半くらいの間に、土が活性化して更に...

脱脂されているということで、多少は虫がわきにくくなるのではないかと期待して。

ぬか自体は高価ではないけど、送料かかるし、大量に買っても、一度には撒けない。

でも生ぬかは必ずといっていいほど虫がわくので、保管期間のソレが気になっていたのです(汗)

(左)6/23 (右)7/7

届いてすぐ畑全面約60平米に4kg撒きました。画像の左側。梅雨の高温多湿でよく発酵することを期待していたのですが、最初に撒いた後すぐに梅雨明けしてしまい(汗) 

その後も高温の日が続いた為か、1週間後はあまり変わりなく、粒が転がっていました。

右側のように白く発酵しはじめたのを私が明らかに確認できたのは台風の運んできた雨の後。

でも期待したより雨量は少なくて、イマイチ土が湿り切っていない感じです。

綿の木もそれほど大きくなっておらず、不作だった昨年一昨年の同時期と同じくらいの大きさ。

緑綿 7/7

普通に施肥したりビニールマルチしたりしてる畑ではもう少し大きく育っているのではないかと思います。

個体差の大きいなかから、30cm程度に大きく育った木はいくつか摘芯してみました。

平均では20cm前後の木が多くて、蕾も増えてきてはいますが、とにかく雨が欲しい。

今後ぬかの影響がみられるかは、雨次第かも??

赤茶 7/7

収穫物

7/7 ニゲラ(左) キキョウ(右)

花の方は、矢車草やカスミソウからニゲラ、桔梗へ。雨が降らなくてもそこそこ元気。桔梗は伸びすぎるので、切り戻しも兼ねて、たくさん摘んできました。豪華。

左)6/14 収穫物 右)7/7 トマトは頂きもの

食べる方の収穫物はカブや青菜ばっかりから、枝豆ばっかりへ。も少しするとキュウリ・トマトばっかりになる、かも。


6月中旬の綿

ベランダで越冬して今年3年目の和綿に蕾がつきました。

新芽が出てきた3年目の和綿の木。 こんなに小さいにもかかわらず、しっかりモミジの形の葉です(画像はクリックで拡大) ...

前回のベランダの記事の後、いくつかの新芽は落ちてしまいましたが、まあそもそもこんな小さな鉢で根の量も少ないでしょうからね…

まだぶら下がったままの昨年の綿は、今年の葉がそこまで届きそうになったら収穫しようかな。

 6/14 左)和綿茶 右)大島和綿

畑の綿は大体もみじ葉が出揃ってきました。そこそこ順調です。

枯れてしまうものはこの頃までに枯れて、ここまで生き残ってカエデ葉を広げているものは、大抵このまま大きくなっていってくれます。

これまでの経験上。。ウチの畑限定かもしれないけど。。

緑綿 6/14
枯れて復活しそうにない緑綿 6/14

で、いつも通り、そろそろ混んでいる辺りの植え替えをする予定なのですが…。

(綿の移植についての動画)

ムシが苦手な人は一番最後の方は見ないようにご注意を。移植は苦手と言われる綿ですが、実際はポット苗を作って移植する人もいるし、私自身も畑で移植を毎年行っています。結局その方法次第かなと、私のやっている植え替え方をご紹介しています。栽培や作品の記録は以下のブログをどうぞ!こ...

植え替えの前後には雨が欲しいところ…しかし天気予報から雨マークが減ってしまって、まさかこのまま梅雨明けとか言わんでよ~と、考えても仕方ないことについつい煩わされてしまう。。天気予報なんてまたすぐに変わるのにね。


綿と混植している植物の動画補足(追記あり)

綿と一緒の畝にある、少なくとも雑草認定はされないであろう植物の紹介…のつもりでしたけど、ハーブ類とかは微妙なのもあったかな?(汗)

以下、動画内で出てきた簡略図について、少し補足です。

綿と共に育てる作物 in 自然農畑―まだ間に合うかもしれない落花生・さつまいも・藍など(音声あり)

畝の中央は一般的に、畝の端(肩)・通路の境と比べて乾きにくい傾向にあります。

落花生や薩摩芋のような、水はけのよい土の方が向いていると言われる作物の場合は不向きと思われるかもしれません。

ただ、ウチの綿畑は水はけがよい方なので、畝も低く、大きめしてあります。

そうすることで、畝の上、真ん中、畝の端(肩)、通路の境で、土の水分量があまり変わらないようにしているつもり(有機物が豊富&裸地にしていないため余計な蒸散も少ない)。

なので、落花生などを畝の中央で栽培することもあまり気にしていません。綿が優先で、落花生などは「ついでに」栽培しているという理由もあり。もしかしたら場所を変えたらもっとたくさん収穫できるかもしれないけどね。

ですので、もし綿と一緒の畝で何か作物を育てる場合は、以下の点を確認してからやった方がいいかもしれません。

  • 畝の大きさと場所による水分量の違い
  • 育てる作物の特性(広がり方や収穫時期・方法、必要な水分量など)
  • 自分が何を優先したいのか(二兎を追う一兎も得ず…)

まあ、比較実験したり、様子を見ながら、自由に好きなモノを好きなように育ててみてはいかがでしょうか。

河内の和綿6/13in市民農園

【追記】これらの植物はいわゆるコンパニオンプランツとして紹介したわけではありません。何かしら影響はしあってはいると思いますが、比較実験などはしていないので、不明です。明らかに科学的に効果があると判明していることとしては、土を覆って水分蒸散・太陽光による殺菌を防ぐこと、マメ科の窒素固定ぐらいでしょうか。。

追記)花のタネの飛び散り方の違い

動画内で、コスモスのタネはアフリカンマリーゴールドより広範囲に撒かれるとお話しました。マリーゴールドは下の画像の様に枯れて、花弁の下部に詰まった沢山のタネは、ばらまかれることなく、ほぼ一定の狭い範囲内で発芽することが多いです。

2011/12/26のマリーゴールド
5~6月 発芽の様子

コスモスのタネはまとまったまま落ちるのではなく、ポロポロと一粒ずつ落ちることができます。

残念ながらコスモスのタネは撮影していなかったので、検索してみました。見やすいと思われたのがリンク先です。

コスモスのタネは、たんぽぽのように風で舞うほど小さくも軽くも無い方だと思います。でももしそのコスモスの背が高く、花の位置も高ければ、マリーゴールドよりは簡単に広範囲に広がるかも。

つまり植物の種はそれぞれ特性があって、一緒くたに飛ぶものとも言えません。ステレオタイプに雑草のタネが飛ぶのが迷惑と言う人は、ぜひこういうことを調査してみましょう。