渋い色に

渋くて暗めでシックな感じの色にしたかったので、鉄サビ媒染にしてみました。使い古しのスチールタワシに塩と酢をふりかけて放置し、錆びさせています。上が栗のイガ・鬼皮等、下がタマネギの皮です。両側の白と茶は無染色の糸で対象物として置きました。右下のひとかせは栗で染めた後、クヌギで染めたもの。といっても今回のクヌギも栗も、一度染色に使って4,5回煮出した後、乾燥放置しておいたものなのです。結構色がつきましたが、もう少し濃い、暗い色が欲しかったような気も…。


最近のてづくり

ある大学の学園祭の体験イベントで、作ってきました。アケビのツルでカゴづくりと藍染体験。上の白い籐カゴは帰宅後、復習にと作ったもの。籐カゴの中にあるのは茶綿糸です。


ズボンから帽子

残念ながら履けなくなってしまったズボンを、諦めて処分することにしました。
ちょうどつばの広い帽子が欲しかったのでリメイクすることに。図書館で借りた本から型紙をとって、
リバーシブルになるようにアレンジして、全て手縫いで仕上げました。
リボンか紐かモチーフをつけましょうかね。
最近他に作ったものは、実家の柚子と柿を使った、柿ジャムとゆべしです。
柿ジャムは、もともと干し柿を作ろうと干していたものです。
カビがつきそうな雰囲気だったので、何となく冷凍して、解凍したら
こんな風にとろとろのジャム状になっていました。

火も砂糖も使わないジャムです。


今年の棉畑

現在使用している綿のほとんどは島根の義理の両親が栽培してきた和綿です。一部、伎倍幡本舗さんで購入した和綿と、綿工房さんで購入したカリフォルニアオーガニックコットンもあります。

私自身も細々と数株の棉を栽培していましたが、今年は新たに60平米ほどの畑を借り、茶や緑の綿を多めに栽培してみました。しかし畑の土の問題があり、収穫はあまり期待できそうにありません。来年は多少マシになって欲しいものです。


画像は、両親から譲り受けた種から育った和棉の、先月の様子。多分伯州綿ではないかと言われましたが、不明です。


緑棉と茶棉です。この画像では色がわかりにくいですね。

7月に撮影した紅花と、先月から花盛りの藍です。
紅花の生育も芳しくなく、今年は残念ながら染色にまでは使えませんでした。
でも、採種はできましたので、来年が楽しみです。