種まき

4/29 第一弾播種してきました。緑洋棉、茶和棉、和棉紫蘇棉少々、伯州和棉(多分。もともと松江でいただいた白い和棉)、茶洋棉。

棉の播種は最低気温が12度を上回ってから、ということなので、もうしばらく待とうかと考えていました。しかし、なんだか最近忙しいというか、予定が立ちにくい状態が続いていたし、天気予報もあてにならないし・・・行ける時に行かないと、と思い、前夜に浸水し、お天気だけど風の強い中、播いてきました。

昨年の記録を見ると、同様に最低気温12度以下で播種、一週間程度で無事発芽はしていました。

できるだけ交雑を避けられるように、和棉と洋棉を隣り合わせたり、間につる性の野菜を棚栽培したりして、努力はしていますが、60平米程度の畑では難しいかもしれません。今年の種はこの畑で前年採種したものなので、今年なる棉がどんなものか、楽しみです。

翌4/30早朝、昨年のスピニングパーティーで棉生テキスタイルさんにいただいた茶洋棉を違う畑に播種。和棉の茶より濃いこげ茶色の種でした。どんな棉がなるか、こちらも楽しみ。


昨年栽培した綿のストール

このハンカチのあとに同じ経糸で続けて織ったミニストールです。たぶんマフラーというよりストールな感じ。スケスケなので。

白と茶以外に、緑綿の白っぽかった部分のみを紡いだ糸が入っているので、ところどころ緑がかっています。それがまたいい感じで、自分好みなのです。

幅18cm 長さ136cm(房含まず)


茶1:白1と茶1:白7

もう使い切ってしまったと思っていた昨年収穫の茶綿が、少し残っていたので、またまた混ぜて紡いでみました。

左が洋茶1:和白1。
右が洋茶1:和白7。

タオルかハンカチにできたらいいなぁと考えていますが・・・、いつになることやら。


紡ぎ糸の煮汁

昨年収穫した洋綿の茶綿100%で紡いだ糸。撚り止めのために煮ると、けっこう色が出ます。緑綿の時も少し黄ばんだ色になるし、和綿の茶綿でもこの画像と同じ紅茶みたいな色になります。

今日『徹子の部屋』に、繭から紡ぎ・草木染め・織りまでされる山岸幸一氏という方が出演していました。黄色い繭の、その黄色の色で染めると話されていたのを聞き、綿でも同じようなことができないかな、とちょっと思ったのでした。


緑綿と茶綿の糸

昨年収穫分で、これまでに糸にした分です。緑の綛の上にのっている少ない分は色が少し濃かった綿を集めて紡ぎました。同じように薄めのだけを集めたのが4つのうちの右側。

右端ふたつの綛は、緑綿の白っぽかった部分と茶綿の混合です。二つのうち左側は蒲の穂を入れましたが、この画像ではよく判りませんね(汗)実物もそれほど・・茶色と混ぜたのは失敗だったかな。

下段の茶綿の綛は以前の記事と同じものです。