藍の生葉染め2020 塩出し1回目

1回目と書いたけど、2回目があるかはワカリマセン。藍の勢い次第。

染めたい糸が無かったので(紡いでなかった)、昨年同様、綿を繊維のまま染めました。

昨年の記事はこちら。昨年染めた綿も今回重ね染め。しまい込んでいたのもあって、ほとんど退色してなかったけど、今回重ねても、色はあまり変わらず。

このくらいが生葉染めの限界なのかなー。まあ和綿の茶にはこのくらいの色が合いそう?

染めた綿だけでカードがけ、染めていない白い綿と混ぜて篠綿を作って紡いでみました。

綿の状態で染めてしまうと、その後のカードがけや紡ぎ作業に何か違いがあるかも、と不安もあったのですが、ここまでとくに支障はありませんでした。

でも染める時は綿より糸の方が扱いやすいのは確かかなー。まあ綿で染めると、まだらな篠が作れて、まだらな糸が紡げるけど。

藍の生葉染めの様子は、後程、動画を投稿予定です。ひとつの方法として。。


綿繰り動画の補足 洋綿の綿繰り

(追記・洋綿と和綿の違いについての記事はこちら)

先日投稿した、綿繰りについての動画への補足です。投稿した時の記事はこちら。

いわゆる洋綿―和綿以外の繊維が長くて多めの綿が、綿繰りしにくいと感じている方に向けて、少しでも綿繰りしやすくするための方法を、動画内で紹介しました。

タネの丸みを帯びている方を先に、ローラーに吸い込ませる、といったことです。

でもこの向き、触れば判るかなと思ってたけど、それでも繊維に包まれた状態だと判りにくい人もいるかな、と思って、イラストにしてみました。

画像のような角度から見ると、こんな風。

綿の実が開いて、ふわっと繊維に空気が膨まれて、ほぐれていくうちに、徐々に位置はずれてしまいますが、もともとタネはこの向きに入っているようです。

中心に向かっている方が尖っていて、そこから栄養を貰っていたのでしょう。

だから、綿繰りにかける時は、実の外側から先に吸い込まれるようにすると、ちょっとだけ、綿繰りしやすいかと思います。

緑綿だったら、実の内側の緑の濃い方が尖っているので、外側の色の薄い方から先に、ということですね。

よかったらお試しください。そしてお時間があれば、実際どうだったか教えていただけると嬉しいです(…この梅雨時期に綿繰りする人はあんまりいないかな(汗))。


地機布14 よこいとをチャルカで紡ぐ

今年はスピニングパーティも中止になったので、地機布14も、のんびり進んでいます。

毎年の収穫綿で作る布も、2019年版をまだ全然手をつけてないし。長いこと帰省できなかったから、実家分の収穫高もまだ計算できてない(汗)

画像は地機布14の、糊付けしてある経糸と、撚り止めしただけの、かなり太めにゆるく紡いだ緯糸をアップで。

冬の間に計画したように、ふんわり暖かい布にはなりそうなのですが。夏の暑さが本格的になる前に終わらせたい…。

今回も緯糸はチャルカで紡ぎ溜め、撚り止めした錘(つむ)のまま、シャトル・刀杼にセットして織りました。

精練するなら綛の方がいいでしょうが、私は基本撚り止めだけなので。

いちいち綛上げしたり巻きなおしたりしないので、少しは時間短縮できてるはず。

紡いでいるときの巻きが甘いので、緯糸の張りは多少ムラになるけど、もともと手紡ぎの糸は、調子の揃っていないものだし、今回の緯糸は特に撚りも弱いから、ある程度は気にしません。

今回気になったのは、いつも錘の芯に使っているライ麦。織のヒトの言葉では小管かな。

緯糸を使い終わった芯のいくつかが、画像のようにカビていたのです。

織ろうと決めて、水から撚り止め、脱水、織り終りまで、長く見積もっても6時間。カビってそんなにすぐに広がるもの?

それとも緯糸を紡いでから約2週間、錘のまま放置してしまったので(汗)、その間に発生したとか?糸は何ともないように見えたけど…。

そして、同じ過程を経たにもかかわらず、キレイなままのライ麦もあるのです。面白いな。

芯に使ったライ麦は、キレイであまり割れの酷くないものは何度か再利用しています。でも今はたくさんあるからほとんどは使い捨て。畑に還します。

ちなみに、チャルカの芯には、イネ科の雑草の芯も使えると思いますよ~。


つぼみ発見

約10日前、7/3の大島和綿と緑綿です。

これで大体20~30cmですかね。葉もほぼカエデ葉になって立派になってきました!

この時、小さなつぼみを発見していましたが、10日後の7/13は、こんな感じ(3枚目)。

上2枚の大島とは別の和綿です。大島はほぼ緑だけど、こちらの島根からきた、伯州綿と思われる和綿は、赤みがあります。

でも若干赤みが薄いような気がするのは、昨年同様、やはり日照不足なのかな?(当時の赤みがかった木の記事)

昨年は梅雨が長くて、このまま摘芯もしなくて済んじゃうかもしれないなー、と思ったけど、梅雨明け後の8月以降、まだまだけっこう大きく育ったのでした。

今年はどうかな~。摘芯については「綿の摘芯と選定」の記事もどうぞ。

次回、畑に行く頃には開花しているかどうか、微妙なつぼみの大きさ。梅雨が明ける前、ギリギリに(汗)、もう一度行く予定。


夏の畑用ズボン タイパンツ改造

真夏の畑でも長ズホンは必須。だからできるだけ薄くて涼しく感じられるモノに。

3~4年前にそれまで履いていたズボンに穴が開いてしまって、つくろって使っていました。が、何年も履いて洗濯して、生地も弱ってきていたのでしょう、穴はどんどん増えていき。

さすがに微妙な感じになってきたので、昨年、高島縮の生地でズボンを作りました(その時の記事)。画像のこの生地ですが、ずいぶん前に松本クラフトで買ったもので、薄手で生地もたっぷりお買い得で、スカートや部屋着をいろいろ作りました。

この生地は縫い目の乱れもさほど目立たず(汗)、伸縮性もあって、ピタっとした服が苦手な私のお気に入りでした。

で、まあその残りで作ったズボンを今年も履いていたのですが、手縫いなこともあって、座りこんだ時など心配になったり、生地の量がギリギリだったので少し丈が短いなどの不満もあり。

部屋着には十分なのだけど。動きの激しい畑用には不安かなぁと、真夏に涼しく履ける長ズボンを探して見つけたのが、タイパンツ。そんなに高くないし、構造が知りたかったのもあって、買ってみたのがこちら。

(私が買った時より値上がりしてる(汗))

届いたものを着てみると…

  • やっぱり生地は高島縮のほうが涼しく感じる
  • 腰ひもでの着脱が手間
  • 裾が広すぎて自転車乗る時危険

ということでリメイクしました。画像は改造後。

腰はゴムを入れ、裾は腰についていた紐を通して、少し調節可能に。紐以外は生地にハサミをいれずにできました。

裾がすぼまっているモンペ風は暑くて苦手なので、裾を絞るのは自転車乗る時だけになるかな。

畑の服は洗濯回数も多くなって、消耗が激しいので、いつまでもつかわからないけど。

 


ヒンメリとウスネオイデス3

昨年秋に購入したウスネオイデスというエアプランツ。

全部枯れてしまってはいませんが、ところどころ、枯れた感じの部分があります。

そこを切り離したりしていると、まとめて引っ掛けることができない小さな株ができてしまって、それらをまとめておける、籠のようなヒンメリを作ろうと試行錯誤中。

吊るせる長さで残っているものは2枚目の画像のように、エアコンのホースやコンセント隠しに少しだけ貢献中。

以前作ったものは予想通り壊れたので、その辺にあった木に引っ掛けていたんですが、ライ麦のワラも新物があることだし…と、新たに作りました。

ウスネオイデスの量が少し多くて、ヒンメリが隠れてしまってますが、3番目の画像のようなものです。

この構造だと、内側に隙間ができるので、蒸れなくていいかなと思ったのですが…

やはりウスネオイデスを浸水させた後の重みがヒンメリには良くなさそうなので(汗)、もう一つ作って、ふたつに分けようかな。

ヒンメリ材料のライ麦は以下で販売中です。

すでに徐々に色褪せてきていますので、色の変化を楽しまれたい方はお早めにどうぞ。

 


綿繰り具(綿繰り機)について・入手先情報などまとめ

綿繰りの疲れにくい使用方法についての動画を投稿しました→こちら

youtube投稿を始めた頃から撮りたかった動画の一つで、今年の初めから少しずつ進めていたんですが、公開まで半年もかかってしまいました(汗)。

綿繰りキの漢字 「器」と「機」

動画のなかでも少しお話したのですが。「機」と「器」の違いについてはgoogleで検索してみてくださいね。

ずいぶん前に糸紡ぎつながりの友人が「器」の方が合ってそう、というようなことを言っていて、私も「器」の字の方が似合うような(?)気がして、そちらを使うことが多かったです。

今回のサムネも最初「綿繰り器」にしたのですが、動画内の最後で紹介した参考文献『綿繰り具の調査研究』にならって変更してみました(その書籍のなかでは「器」だったような不確かな記憶もあり…)。

今回あらためて『「機」と「器」の違い』で検索して10サイトくらい見てみましたが、説明されている違いを読んでも、どちらにもあてはまるような気がしてきてしまったり。それに現在はあまり厳密に使い分けはされていないような記載も。

まあ工場で使われるような綿繰り機や電動の綿繰り機はやっぱり「機」だろうなと思いますが、それ以外、普通の手動の綿繰り道具は、結局どっちでもいいのかな、と(汗)。

google検索して出てくる販売サイトでは、「綿繰り機」が多いようです。「綿繰り器」でググっても勝手に「綿繰り機」で検索されるし!(「綿繰り器」で指定して検索すると12,400件、「綿繰り機」で検索すると25,800件でした)

ちなみに、Wikiの「綿繰り機」では、最初読み始めは使い分けされているのかなと思ったら、読み進めていくとそういうわけでもなさそうでした(他の内容もちょっと疑問な点があったり(汗)

動画・綿繰り具の疲れにくい使用法まとめ

  • ローラー同士の隙間の調整 こまめに
  • 道具の固定 自分にとって楽な姿勢で
  • やたらに回さない ローラーの全面を使って効率よく回す
  • 休憩を入れる ついでに手入れ
  • 使用中の注意 音・ハンドルからの手ごたえ

中古の綿繰り具の入手先情報 2020.7現在

中古の綿繰り具の入手先として、動画内で紹介しているのは、

  • オークション
  • 骨董市

私が時々チェックしているのは有名どころヤフオク。でもここは、「綿繰り」で検索しても、タグのせいか、関係ない道具も出てきますので、間違えて買わないように注意です(間違えないか)。

以前は、ネットオークションサイトをまとめて検索できるこちらのサイト を使うこともありましたが、結局ヤフオクメインでした。

最近は、メルカリにもあるようです。私、メルカリは使ったことが無いので、何となく…どうなんでしょう(汗)

骨董市情報は以前からこちらのサイトを参考にさせてもらってます。

参考になるかわかりませんが、10年前に川越の骨董市で購入した価格は4000円でしたが、サービスしてくれて3500円でした。持って行った実綿の綿繰りも試させてくれました。

新品の綿繰り器の入手先情報 2020.7現在

ググればまあ出てくるのですが、私の知っているところで、検索上位に出てこないところがいくつかあるので、とりあえず、知ってる限り集めてみました(綿繰り具のページにリンクしています・順不同)。

ちなみにわたいとやは、泉工房さんの綿繰り具以外は、体験程度の短時間ですが使用経験があります。他にも何か情報がありましたら、お知らせいただけますと嬉しいです。

綿繰りについての関連記事

綿のタネをとる方法・手でとる手順と綿繰り器と

綿繰り動画の補足 洋綿の綿繰り

実綿の繊維とタネを手で分ける動画

綿とタネを分ける方法による繊維の違い

綿繰りの前に

綿繰りの時間

B級実綿の綿繰り

新旧?綿繰り器

綿繰りしない猫

 


綿の苗の移植について補足

先日投稿した動画では少し判りにくかったかなと思ったので、新たに画像だけ撮影しました。

先週畑に行った際にまた少し移植をして、その時に。

動画撮影時は、移植するには土が若干乾き気味でしたが、今回はよい状態。

画像のように、苗とほぼ同じ大きさに掘り上げて、周囲の土を丸ごと崩さないように移動させています。

動画でもスコップについて少しお話していますが、私のこのスコップは一般的なもので、ホームセンターで500円ぐらいだったかと思います。

裏側にこんな感じの補強がついていて、厚みもそれなりにあって安定しています。

畑を始めた頃、これがついていない100均のスコップを2本くらい折ってしまいました。そこで、無印の700円くらいのよさそーなものを奮発して購入し、使っていました。が、その頃借りていた区民農園に忘れたら、ソッコー盗まれて(汗)、その後、似たようなモノを探して購入しました。

もしこれから購入される方は、この補強がついているかどうかだけでも、チェックしたほうがよいと思いますよ~。


地機布14 糸綜絖作りから織り始め

(2020.9 動画サイズをギリギリまで落としました。これまで重くて見られなかった方がいらしたらスイマセンでしたm(_ _)m)

糸綜絖を作っている動画です。最初の頃は、書籍などを参考に、二本の棒のあいだに綾を作るだけの糸綜絖を作っていました。

が、数年前に教えてもらった方法があって、それがこの動画に近い方法。近いというのは、この動画の方法は、それよりさらに変更を加えてみたからです。

…って、動画を撮ってから、youtube動画を検索してみたら、こういうやり方の動画がいくつかありました(汗) なんだ、こっちのやり方が本来の方法だったのかな? 

以前に綿つむぎの会で糸綜絖の作り方をお伝えした方々には、この方法もお伝えしたいな~と思って、動画を公開しました。

見てくれているといいのですが。

たくさん作るのでなければ、綾を作るだけの糸綜絖でも、それこそ輪にするだけでもいいのかなと思いますが、私は今はこの方法がおススメ。

また将来、別の方法をやるようになるかもしれないけど…。

そんなわけで、糸綜絖も作り終わって、織り始めました。地機は織り始めるまでに、三次元的に(?)経糸と道具を揃えるのが難しいです…。

糸綜絖は左右の高さが揃っているかとか、腰に巻く側の棒が奥側の棒と平行になるように経糸は結べているかとか。

ここでズレているとそれがずっと響いて、誤魔化すのに(汗)苦労するので、できるだけいまのうちにキチンと揃えておきます。

腰で糸を張るので、姿勢によっては目視でも気づけないことに、撮影するとわかることもあるので、ちょいちょい補正のために撮影しています。

この画像でも糸綜絖がまだすこーし右下がりな気が…(汗)


動画「綿の移植の仕方・ポイントと菜花類のカンタンたねとり」

今回公開した動画は、綿の苗の移植・植え替えについてです。あと、後半でいわゆる菜花類、アブラナ科の多くに使える、タネとりの簡単な方法。

苗の植え替えについては以前の記事「綿の育て方1」もありますので、そちらもどうぞ。

この動画では、苗の移植のポイントとして3つ語っています。

  • 天気と土の状態
  • 道具 もろくない小さめスコップ
  • 苗の大きさ 小さすぎず大きすぎず

 

それと動画の中で紹介していた本は、読書ブログの方の記録を見ると、2008年に読んで、購入した本でした。

初版は1978年。あっちのブログにも書いていましたが、ホントに昔の本の方が価格と比較して内容が濃い気がします。まあ昔と今の本を一括りにするのもなんですが。

この本は「図説」というだけあってイラストは多いけど、全然薄っぺらくなくて、どちらかというと学術的な雰囲気でとっつきにくい人もいるかもしれません。でも植物好きな人はきっとワクワクすると思います!

ニンジンの葉とかぼちゃの葉の形状の違い、役割の違い、光合成効率の違いとか、巷に溢れてる家庭菜園本には載っていない情報がたくさん載っています。こういう本が埋もれて欲しくないな。

理屈がわかれば、自分で応用が利くというか、工夫ができるし、問題への対処もできる。糸を紡ぐことも織ることも一緒かなと。