キット一覧

綿の簡易紡ぎキットの内容変更について

2021年も不作のため、キットに入れている和綿の茶を、自家栽培綿ではなく、仕入れた実綿で代用します。

なので、内容変更といっても、見た目はほぼ変わりません。価格は変更します。

仕入れる関係上、やっぱり今まで通りだと少しムズカシイので。

価格設定については別の記事で書くとして、今回仕入れた綿はこちらの和綿の茶の実綿です。実綿にしたのは、その綿の状態を知りたかったから。綿繰り後の繊維だけより、実綿の状態で見る方が、繊維の状態をはかりやすいので。

もちろんタネも手に入るからという理由もあります。

今、日本で栽培されている和綿の茶はほとんどが真岡のタネから広がったものかと思っていたんですが、この和綿の茶は「伯州綿の実綿」と書いてありました。

届いた実綿は、ウチの和綿の茶と特に違いはないようだけど、木や葉は違うかもしれないなーと。

ウチの和綿の茶と交配させようかとも考えています。もしかしたら雑種強勢のような現象が起きないかと期待して。

先日、販売開始した洋綿の簡易綿紡ぎキットは、特に変更がないので価格も据え置きです。

ただ、簡易スピンドルの厚紙が在庫僅かの為、タイミングによっては、1月中旬頃までお待ちいただくことになるかもしれませんm(_ _)m

スピンドル無しキットでしたら、年末年始も関係なく、すぐお送りできますので、冬ごもりの手作業に、ご検討ください。

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綿の実ひとつから糸を紡ぐ動画と道具付キット

「綿の実ひとつから糸を紡ぐ」という動画を投稿しました。

7、8年前始めた「綿つむぎの会」で、初めての方にしていただいていたコースです。

種取りも、まずは手でやって貰って、その後綿繰り機を使って、その素晴らしさを実感してもらうという流れでした(当時おつきあいいただいた方、ありがとうございました!)

クリックするとYouTubeへ

会の時は、場所と時間の都合で、撚り止めはしたりしなかったり。撚り合わせる双糸の一本は私の紡いだ糸を使っていましたが、動画では全て紡いだ糸で出来るようにしています。綿の実ひとつ分という少量だからできる方法。

種取りも篠づくりも体験できるキットの内容

今回新たに作ったキットも動画にも、ミニブラシ版と、綿打ち弓版があります。動画の通り、どちらかだけで紡げます。

キットはどちらも綿の実1つ分付。オプションで紙の説明書と綿繊維3gも追加予定。

…紙の説明書はこれから作成します(汗)。とりあえず動画をよーく見て、指の動きやタイミングなど真似してみるだけでも充分かと思いますが、動画は無理という方もいらっしゃるかもしれませんので…有料ですいませんm(_ _)m。

(2021.11追記 綿の実や繊維のオプションは、綿の在庫不足のためなどで変動します。紙の説明書は作成時期未定です)

★ペット用ブラシで綿のカーディング

綿つむぎの会で初めての方用に使っていた100均のペット用、スリッカーブラシ。

何しろ少しずつしかカード出来ないので、より大量にやりたい、続けていきたい人には向きません。

が、カーディングの動作に慣れる最初のとっかかりにはとてもよいと思います。

針同士の当りが柔らかいし、軽くて小さめなので動かしやすいのです。

特にお子様や、体が小さめ、力が弱い方におススメ。

ちなみにキット販売にあたって、念の為、メーカーに問い合わせました。2次利用については問題なし、ただし本来の用途ではないので自己責任で…といった回答をいただきました。使用の際はご注意くださいm(_ _)m

といっても、刺さらないような加工がされていて、本格的なハンドカーダーのように使用中に流血することはありません(汗)。針が折れたり抜けたりすることはあるので、その処分にはお気をつけください。

細くて柔らかい針なので、かみ合わせて保管などはしないほうがいいです(これって普通のコットン・短繊維用ハンドカーダーも同じなんだけど、時々かみ合わせた状態の画像を見かける(汗))。

もちろん、ご近所の100均にあればそちらをご購入ください。たぶん同じ品です。

ウチのご近所には無かったのでネットでまとめて購入してキットにしているため、送料その他をプラスした価格にしていますこと、ご理解くださいm(_ _)m

こちらのキットはブラシの分、厚みがあるので、レターパックプラスでお届けします。配送方法について、追跡ができることは最低条件にしているので、スイマセン。

ちなみに、100均ではなく、日本製のスリッカーブラシも販売されていました。さすがに少し高いけど、それでも千円前後。やはり質が違いそうなので、そちらをご希望の方は検索してみてくださいね。

★自作・綿打ち弓

いくつか弦の張り具合や竹の長さなどを変えて使用してみて、半分ぐらい折る(汗)などしながら、この大きさ、テグスの長さになりました。

テグスが外れにくいように両端に少し溝を作り、一方だけ固定、一方は取り外せるようにします。簡単なので、作れる方はいろいろご自身で作って試されるとよいかと。

ただ、やはりブラシよりも綿の繊維は舞いますし、ブラシの方が均しやすいかな。

綿打ち弓の場合は…

  • 昔の人がやってた方法を体験できる
  • 簡単に自作できる
  • ブラシよりは収納も処分も楽?(汗)
  • 平たいので送料が安くて済む

この辺を魅力に感じる方におススメです。

綿打ち弓版+オプションの繊維3gの場合

自宅学習教材「綿の一生」#08:綿打ち・上級編

本格的な綿打ち弓による本来の方法は、以下の動画がおススメです。

弦に綿を絡ませることなく、周辺の空気を振動させることで、綿をほぐしているようす。すご!

★簡易スピンドル

これまでの簡易糸紡ぎキットに入れているスピンドルと同じものです。こちらの記事に詳細を書いていますので、よろしければご覧ください。

先日、過去記事を読んでいて、短いながらもこの品の歴史を感じ(笑)、ちょっと振り返ってみたくなりました。もちろん、宣伝の意味もあり^^ でもも...

おまけの綿の実と見本の糸とオプションの繊維

基本的にその時に在庫のある綿の実を、約ひとつ分お付けします。希望の品種がある方はご注文時に備考欄にご入力ください。ない場合はこちらで適当に選びます。オマケなので、ご希望に沿えないこともあります。

(2021.12) 在庫僅少のため、綿の実のおまけは終了、綿の実はオプションになりました。

オプションの種取済みの繊維3gは、各販売ページがありますので、まずそちらで在庫を確認いただけると確実です。

もしくは、ご注文前にお問い合わせくださいm(_ _)m 綿の実と繊維で色が違ってもOK。

STORESではオプション設定ができない為、Creemaをご利用いただくか、繊維10gからのご購入を検討ください。

見本の糸は、お送りする綿の実か繊維と同じ綿を紡いだ糸を少しだけ。基本白の和綿。

以前から簡易手紡ぎキットにも、導き糸としてだけでなく、強度や柔らかさの基準になるかな…と考えて入れています。

どれも和綿の実1つ分
品種や糸の太さ等によって一つ分で紡げる長さは様々

でも見本にとらわれず、ご自身の使いやすい、好きな加減を見つけていただけるとよいかと思います。

【綿の簡易糸紡ぎキット】との違い

【簡易糸紡ぎキット】は篠綿から紡ぎます。糸を紡ぐ過程について詳しい説明書・動画付。

今回の【綿の実ひとつから糸を紡ぐキット】は文字通り、綿の実から、篠綿を作る過程も、動画をご覧いただきながら、実際に体験できます。

糸を紡ぐ部分の解説は【簡易糸紡ぎキット】の方が詳しくなるかと思います。

なので…

  • 収穫した綿の近い道に悩んでいる
  • 続けるとか考えてないけどとりあえず体験したい
  • 綿製品が作られる過程の最初からやってみたい
  • 高価な本格的な道具を購入するまでの足掛かり

今回のキットはこんな方向け。更にいえば、ご自身で綿や道具を自作、入手できない方向け。道具も綿もある方は動画をご覧いただいて、何か参考になりましたら、「いいね」や「チャンネル登録」いただければ嬉しいです!

Creemaのギャラリーページ

STORESの道具カテゴリー

綿つむぎキット・綿選びなどに悩まれたら以下の記事をご参考に!

現在以下2サイトで、綿の紡ぎ関係の品を販売中です(それ以外に見つかっても、無断転載されている詐欺サイトですのでご注意ください)。 ...

初心者向け 綿の簡易糸紡ぎキットの動画 無料公開(追記あり)

以前からお話していたキットの動画ですが、有料予定から一転、無料で公開することにしました。こちらです。

長さは30分強ある(後日目次追加)し、内容は有料級と自負しています。

ただ動画として有料にできるほどのクオリティかどうか、ビミョーだなとの思いもありますし(汗)、他にもいろいろと悩みに悩んで、思い切って無料公開。

まあちょっとした挑戦というか、わたしのなかの試行錯誤。

綿の紡ぎ方(初心者向け)・収穫した綿の使い道に困ったら糸を紡いでみませんか【綿の糸紡ぎキット説明動画】 (追記 ×精錬 〇精練 いとへんが正解) ※高画質視聴推奨(繊維がよく見えるように)

基本的にはキット購入者向け

キットの説明書はB5 2枚

ただ、こちらは、主に簡易キットを購入いただいた方向け、綿の紡ぎ初心者の方向けの動画です。

内容もキット付属の説明書に沿っているし、スピンドルに関してもしかりです。

情報量としては動画の方が多いですが、若干まとまりがないかもしれません。説明書の方が整理されています。

動画をご覧になって、キット未購入の方から判りにくいとご意見をいただくかもしれませんが…スイマセン、ご了承ください。ご意見は次回に生かせれば。

初めて綿を紡ぐ方も

もちろん、説明書が無いとまったく判らないのかといえば、そんなことはなくて、初めて綿を紡ごうとする人に判るように、かなり丁寧に解説したつもりです。

大まかな内容は、篠綿から糸を紡いで、綛上げ、撚り止め、双糸にするまで。

あとは初心者向けの紡いでいる最中の注意、撚り加減についてのカンタンな解説や、切れたとき、綿が出てきにくいなどの原因と対処など。

紡ぎ慣れている方には「?」という点もあるかも

初心者を卒業して、繊維の繋がる感覚が掴めてしまえば、都度強度を確認したり、篠の出口を押さえたり…などの動作は不要になってくると思います。

撚り加減も、この動画では、切れにくいように少し強めにしていますが、私は通常ここまで撚りをかけません。

あえて、よくない例などもだしています。慣れてしまえば大丈夫でも、初心者の方は避けた方がいい…そんな点も。

それぞれ人によってやりやすい方法があるでしょうから、この動画は基本的な理屈、方法と考えて、これに自分なりのアレンジを加えてみていただければ。

基本的なといっても、私の考える基本です。紡ぎ方は人それぞれ、様々ですし、要は自分が納得する方法で自分の必要な糸が紡げればいいのだと思います。

人にお伝えする際の内容確認にもどうぞ

私も10年以上前、綿工房さんに習って、それから試行錯誤してきました。そうして工夫してきた方法を、数年前から教室のような形態で多くの方にお伝えしましたし、キットという形にして販売もしました。

そのなかで、初めて紡ぐ方が、どこにつまづきやすいのか、どうしたら理解しやすいのかを考えて、蓄積してきた情報を詰め込んでいます。

人によって受け取り方や理解の仕方も違いますので、個別教室のようにそれぞれの方に合わせて…ということはできませんが、基本としてはそれなりの情報かと。

今後、人に教える予定があるなどの方にも、伝える事項の確認などにも使っていただけるかと思います。

改訂版キット販売は11月から・数量限定おまけつき

ご希望の方に、この簡易スピンドルに合う太めのライ麦の麦わらを数本、数量限定でおまけとして同封します。

無くなり次第終了です。ご注文時に、備考欄からお知らせください。

ライ麦のワラはスピンドルに差し込んだ時に、少し割れ目が入るくらいだと動きにくく丁度良いです。

チャルカの錘と同じですね。ライ麦のワラがある方はやってみてください~。

これまでのキットの歴史について、まとめた記事はこちら。

【綿の簡易糸紡ぎキット】

(2020.10.30追記 これまでのキットの説明書との違いですが、画像はほとんど変更、内容も追加・レイアウトも新たにしています。

これまでにご購入いただいた方にも、お持ちの説明書を見ながら動画をご覧いただいて、情報を更新していただければ幸いです。

これまで綿つむぎの会などにご参加いただいて、紡ぎ方法をお伝えした方々も、復習がてら、情報更新がてら、懐かしんでくださるとうれしいです^^)

(更に追記 無料にしたのは、YouTubeで有料動画を販売することができないという理由もあります。

限定や非公開にして、購入者にアドレスを教える、又はメルアドでアクセスできるようにするという方法もありますが、YouTubeの規約違反のようです。特にクラフト系はこの違反が多いらしいので、ご注意ください。

Googleドライブを使って、特定の人に動画を共有するようにもできたけど、なんか、そういうことしても売れなかったらなんだかなぁとか考えてしまって…考え疲れた(汗))


綛(かせ)あげのポイントとその意味

8月中旬に素手で生葉染めをしてしまい、染まっていた爪もほとんど目立たなくなったので、ようやく綿の簡易糸紡ぎキット向け動画を作り始めました。

その中で、綛上げについてどの程度くわしく説明するか、少し悩みました。綛上げは、後々の作業に響く大事な作業だと私は思っています。でも、最初に紡ぐ糸の量はさほど多くないでしょうし、初心者向けですから、あまり詰め込み過ぎてもね…と。

というわけで、説明動画、説明書では簡単内容になっていますので、この記事で補足していきます。

「綛(かせ)」とはなにか

綛とは、一本の糸が、一定の円周で、輪の状態になっているもの。

円周×本数で糸の全長がわかります。織物の必要量の目安を計算するのに便利です。

精練・染色・糊付けの際にも、この状態でやるほうが、紡いだ錘(つむ)や糸玉の状態よりも、扱いやすく、浸透・乾燥しやすいです。

手紡ぎ綿糸の綛(かせ)

糸を紡いだら必ずといっていいほど、紡いだ糸を綛にする「綛あげ」という作業が必要になります(私は錘のまま撚り止めして緯糸に使うこともありますが(汗))。

独学だけでは気づかなかったかも

私自身は糸紡ぎを綿工房さんに習い、その後はほとんど独学。他の様々な作業や「綛上げ」についても、検索して調べたけど、当時は今よりも情報が少なかったです。

そんなわけで綛上げもほぼ我流でしたが、こちらの講座で綛上げや糸の扱いについて、気づけなかったことをいろいろ教えていただきました。

その後も、その行為の意味を考えたり、それに合わせて自分で工夫を加えたりしています。綛上げの出来は、その後の作業に影響が大きく、なかなか奥が深いです。

綛を保管しやすいようにねじった状態

で、キット用は、綛上げについては最低限の情報にして、より深く紡ぎにハマった人には検索してもらおうかと思って、一応検索してみたら…今でもあんまり情報が見つかりませんでした。

数は増えてる気がするけど、…うーん、それほど詳しくはない。まあ無料で公開されている情報だからそんなものでしょうね。

綛あげのポイント3点

  • 糸の巻き方
  • あみそ糸またはひびろ糸
  • 裏表を意識する

検索でほとんど出てこないのは巻き方。あみそ糸またはひびろ糸については検索するとある程度情報が出てきます。裏表については、これも…ほとんど出てきませんな(汗)。

でも、こちらの記事の画像は、巻き方、振り方の参考になりそうです。動画はこちらとか。

糸同士の接点が小さくなるよう、糸同士の摩擦が少なくなるように巻きます。

平行にせず、斜めに。大まかに言うとそんな感じ。この画像の場合、左右に振る。

前述の記事や動画のように、そういう巻き方ができる道具がありますが、私は持っていないので、手動。

あまりキレイに揃ったダイヤにはできません(汗)

ただ、多少でも、接する部分が面・線ではなく点であるほうが、染色や糊づけ、乾燥の際にも、ムラが少なくでき、効率もよいのは確かでしょう。

手紡ぎの糸の綛あげはこの巻き方がおススメ

手紡ぎの糸は摩擦で毛羽立ちやすいので、この巻き方にするのは手紡ぎの糸に優しい方法だと思います。

前述の講座受講以前は、特に何も考えず、ただグルグル巻くだけの綛を作っていました。

染色の際などに揉まれたためか、糸同士の繊維が絡み合うこともありました。

が、この方法にして、干す際も、糊付けの際にも、はるかに糸をさばきやすいく、乾きやすくなりました。

糸を繰る、別の管などに巻きなおす作業などの際も、糸を引き出しやすく絡みにくいです。

以上、綛あげのポイントのほんの一部ですが、今されている綛あげに満足できていない方の試行錯誤の一助になれば幸いです。

…でもまだまだ、私も気づけていないことがあるかもしれません。また何か改善点などが見つかったら更新していきます。

追記)糊付け(+綛上げ)動画を作成した際に、綛上げについても言及、ひびろ糸の結び方について更新しています。

右の記事をどうぞ!

手紡ぎ糸の糊付け風景を動画にしました。 使ったのは地機布15の試織用である、少量の細めの糸。 数年前に生葉で染めた...

キットの動画はあと半分ぐらい。できるだけ判りやすくと、なんだかんだ詰め込んでいたら、30分くらいの動画になりそうです。見るのは30分でも作るのは結構な時間がかかります(汗)。当然ですが。

販売は動画とキットのセット予定。動画無しのオプションを作るかもしれませんが、説明書も改訂予定なので、どちらにしろ今より値上げすると思います。

今の価格で、今の内容でご購入希望の方は、Creema または STORES でお早めにどうぞ。


綿つむぎ用のスピンドルの選び方~初心者向けの紡ぎ方

(2021.5.9 追記 スピンドルを選ぶとき、作る時に参考になるかもしれない動画をYouTubeに投稿しました。その際、この記事も多少書き換えが必要と感じ、少しまとめ直しました。「初心者さんには、手で支えて、手で回すサポート式紡ぎが、どのくらいの撚りを加えたかを認識しやすいという理由で、おススメ」と考えていることに変更ありません)

糸を紡ぐシンプルな道具・スピンドル。綿紡ぎ用に選ぶ時・作る時に参考になる…かもしれない話 Spindle, a simple tool for spinning yarn. ※高画質視聴推奨

私はコレクターではないので、使ったことのあるスピンドルはこれだけ。右から、

始めた頃は菜箸で手作りしたのもあったりしました。

動画作成の際、他に2本発掘されました(汗)

綿に向いてるのは?

紡ぐ方式にも道具にも、その紡ぐ繊維に向いたものがあると思います。

ちなみに私が持っているスピンドルは、すべて綿や短繊維向き。

これらのスピンドルで羊毛も紡げないことはありませんが、カギ部分からはみ出るような太めの糸は難しいです。

太めの糸を紡いでも、あっという間に糸がたまって、巻くことができなくなりますから、あまり実用的な使い方ではないかと思います。

サポートとドロップ

基本的にスピンドルで糸を紡ぐ方法は、その紡ぎスタイルによって、大まかに2種類に分類されるようです。

  • サポート式 … 主に床やテーブルなどに置いて、コマのように回す・手で回す
  • ドロップ式 … 主に空中に吊るして回す

よく「サポートスピンドル」と言われる道具は、円盤とカギ部分が遠いもの、「ドロップスピンドル」は近いものという理解がわかりやすいかと思います(カギ状の部分がない場合は、尖っているか、くぼみがある)

  • 「サポートスピンドル」はサポート式で紡げますし、ドロップ式でも紡げます。
  • 「ドロップスピンドル」はドロップ式で紡げますが、テーブルや床に置いて回すサポート式はできません。ただ、手で支えて(サポートして)回すことはできます。

どうです、ややこしくなってきたでしょう(笑)

この「紡ぐ方式」と、「道具の名称」とがごっちゃになって、ややこしいというか、わかりにくい(んー?という記述も時々見かけるので、私の理解が間違ってるのかなと、いつも不安になる)

でも、これでたぶん合ってると思います。間違ってたら教えてください(汗)。

道具の名前は、「スピンドル」で統一した方が、間違いがない気がします…ということで、上記、修正しました。サポートでもドロップでもどちらでも使えるものもあるし…私はもう今後「スピンドル」でいきます!

初めてスピンドルで綿を紡ぐなら

わたしのおススメする初心者向けの綿の紡ぎ方は、手で回すサポート式の紡ぎ方。

その理由は以下2点。

  • 撚り加減のコントロールがしやすい
  • どれくらい撚りをかけたかを自覚しやすい

受け皿などでコマのようにエイヤっと回すサポート式だと、はじめは撚り加減がわかりにくいかと思うのです。慣れてくれば、手に伝わる加減で判ってきます…カンのいい人はすぐできるかも(汗)。

でもやはり初めて紡ぐとき、感覚をつかみやすいのは、手で回しやすいスピンドルを使って、手で一回転ずつ回す方式だと、私は思っています。

なので、手で回しやすいスピンドル、持つ部分が細すぎず太すぎず、自分の手に合う大きさ太さ、長さのものがよいかと思います。

紡ぐ感覚に慣れてきたら

繊維の繋がる感覚と千切れる感覚に慣れてきたら、その頃に糸の強さも安定してくると思います。

すると空中に吊るすドロップ式で、一気にたくさんの撚りをかけられるようになります。

その時のためにも、あまり重すぎないスピンドルを選びましょう。重すぎると、最初、手で支えて回すときに疲れます。

また、それなりに糸を強くしないと、吊るしたときの重みによって切れてしまいます。重みに耐える強い糸を紡がなくてはなりません。

強い糸だけを紡ぎたければそれでもいいのですが、いろんな糸を紡ぎたければ、軽めのものを選んでおき、後から重しになるものを工夫して付け足してはいかがでしょうか。

綿の紡ぎ初心者向き・オススメのスピンドル

ということで、私の綿の紡ぎ初心者向けのお勧めスピンドルは、

  • 手で一回転ずつ回しやすい
  • よく回転する程度の重み、大きさの円盤があって、でも疲れない軽さ

細い糸、太いふんわりした糸など、もし作りたい糸のイメージがあるなら、それに向いたスピンドルを選ぶのももちろんよいと思います。

ただ、それらで上手くできなかった、または最初から自信がないという場合は、上記のようなスピンドルで始められると、上手くいきやすい、紡ぎがスムーズにはじめやすいかもしません。

スピンドルを手作りする時に大事なこと

手作りするにしても、最初は軽いものをおすすめします。

それこそ、自分で重さはカスタマイズできるし^^

手作りする時に大事なことは…

  • きちんと円の中心に軸棒がくるようにする
  • 円盤がぐらぐら動かないように固定させる

スムーズによく回転するように作りましょう^^

羊毛用のスピンドルで綿を紡ぐときは

繊維の長めな羊毛用のスピンドルは、比較的重めのものが多いので、繊維の短めな綿をドロップ式で紡ぐのは難しいです。サポート式で紡ぐなら特に問題はないかと思います。糸にかかる重みが問題にならないからです。

ただ、羊毛の経験者ならともかく、紡ぎ自体の初心者が、綿をはじめて紡ぐのに適しているかというと、ベストではないかなと、個人的には思います。

理由は、前述のとおり、撚り加減のコントロール性です。

タクリの優れた点とは

タクリはサポート式でもドロップ式でも紡げます。金属なので結構重め。でもこれは錯覚。大きさや見た目との関係でそう感じるだけみたいです。

もともとは、繊維長めな綿を、細く紡ぐのに適した道具なのではないかと思います。

でも、和綿もふつうに紡げるし、太めの糸も紡げないことはないし、なにより、コンパクトで安くて入手しやすい道具(最近は入手困難らしい)。

タクリのいいと思うところは、最初の糸づくりが楽にできるところです。

綿から引き出す最初の糸は、指で撚って作りますが、時々、それがちょっと難しいという方がいらっしゃるのです。

でもタクリなら、カギ部分を綿に引っ掛けて撚ることで、カンタンに糸を引き出せるので、指が上手に動かない方にもおススメかなと思います。

カギがS字上部型ネジフックのスピンドルでもこの方法は可能だと思いますが、個人的にあのカギネジフックが好きではない(汗)ので、使ったことはありません。

タクリもいいなぁと思うのは最初の糸づくりと、下に置いてよく回転する点。ただ、手で支えながら回すのはイマイチ回しにくいし、私にしては重めだし、回転させるときに糸に触れてしまうのが、私的には気になります。紡いだ糸を巻くのも、巻きにくさを感じたけど…これは慣れかな(汗)

入手先例

タクリは国内ではこちらが一番安いのかな? → アナンダさん

カギ針でできた簡易スピンドルは、CreemaやSTORESで販売している「初心者向け「綿の簡易糸紡ぎキット・スピンドル付」に入っています(キットについてはこちらの記事もどうぞ!)。

紡げる綿はあるけど…という方には、お試し用に簡易スピンドルのみも販売しています。STORESでどうぞ。

綿の糸紡ぎ用 簡易スピンドル

前述の、スピンドル動画についての記事はこちらです。

以前スピンドルについての記事を書いた時の3本。その後、見つけだされた2本。それらにチャルカのスピンドルを加え、計6本のスピンド...

スピンドル・チャルカ・紡ぎ車など、道具による撚りのかかり方の違いについての記事もよろしければご覧ください。

綿の糸紡ぎは2008年にスピンドルで習って、半年後ぐらいにチャルカを購入、回しすぎで肩が痛むようになり(汗)、足踏み式の紡ぎ車を購入したのが...