チャルカ一覧

チャルカデビュー

畑の管理者としては久しぶりの嬉しい雨。綿つむぎの会主催者としては、足元のよくない中、ご参加いただき、皆さんに感謝です。

今日はそれぞれ前回の復習をしたりチャルカで紡いだり。前の記事で書いたチャルカの回転数を数えたりも。右手で大きな円盤を1回転すると、錘は約60回転しているようです。

画像はボール紙のミニ機キット。今日体調不良でお休みされた方のために準備していた原始機とは別に、もう少し簡易なものもお見せしようと用意していました。

できるだけ最小限のものでシンプルに、でもしっかり織物の構造、綜絖のしくみがわかるようにと、2013年に作ってしばらく販売していたものの残りです(その頃の記事は>これとかこれ)。

布を織る用に大量に紡ぐ前に、少量紡いでその糸で試し織りなどをする際に、今もこのミニ機を使ったりしています(これも記事と画像がありました)。

来月は原始機の体験かな。次回は5/11午後の予定。次回以降の予定はこちらから。


チャルカがきた

ずっと愛用してきたチャルカは購入してから約10年。ガタがきたわけではないけれど、使えなくなったら困ると思い、時々、購入できるところを探していました。綿つむぎの会でも使ってもらえるようにとね。

1枚目の画像下が先日購入した新品というチャルカ、上が1台目。倍以上ですね。

大きいし重いのは記載があったので覚悟してましたが、やはり作りが粗い。

とりあえず一番問題なのは回転がスムーズでないこと。回ることは回るけど、重い。大小の円盤をつなぐベルトが短かすぎるせいだろうと、別途購入したコードで長さを合わせてセット。軽くなりました。

2枚目の画像、円盤上のベルトが元々のもの。同じ替えベルトも入ってましたが…。

錘と円盤を繋ぐラインは、ある程度張っていないと錘までスムーズに回転が伝わりにくいけど、かといって張りすぎていても重くて疲れる。

私はいつもできるかぎり軽く、全体がスムーズに回転するぎりぎりの張り加減に調整しています。
あとは、ささくれ立って痛そうな部分にやすりがけ。

全体的にニスが塗ってあったけど、匂いもツヤも好きじゃない。全面しっかり落としてしまいたいけど、疲れそうなので(汗)、ひとまずよく触れる位置だけしっかりヤスリでつるつるにしました。

最後に、見るからに位置が悪くて、開けにくく、閉めにくい留め具。開けたら開けたで、留め具の可動部が床に当たって傷つける恐れがあり、別途、これより小さい留め具を購入して付け替えたほうが良さそうでしたが、そこまでお金をかけたくない(汗)ので、位置だけ少しずらしてみました。これで、とりあえず開閉はスムーズに。

まあ、こういうカスタマイズは好きなほうなので、文句をいうつもりはなくて、こうやって自分のものにしていく楽しみがありますよって話。みたいな。それと、1台目は掘り出し物だったな~というか、大事にしなきゃなと。再認識。


チャルカとか藍とか日本蜜蜂とか

そんなお話をしながら、今日の綿つむぎの会の時間は楽しく過ぎていきました!

前回スムーズに紡げるようになってこられた方は、今日はチャルカを体験。すでにスピンドルで紡ぐ感覚をつかんでいるので、チャルカの操作に慣れてしまえば、すぐにスムーズに紡げるようになりました。

本日初体験の方も、無事に双糸までできあがって、記念撮影。感覚をつかんで、体に覚えこませるまで、たくさん練習を続けられますように。

次回2月は12日(月)午後と、23日(金)午前です。3月も23日(金)午前で4月はたぶんお休み。<綿つむぎの会 詳細>のカテゴリをご覧いただいてから、お問い合わせくださいませ。


紡錘に巻く

今日出店中にチャルカの紡錘(つむ)にどのくらい巻くのかという質問を受けました。私のチャルカの紡錘本体は和式の糸車のものより短めです。紡錘本体の長さ、紡ぐ糸の太さや巻き方にもよると思うのでので一概に言えませんが、5~15g巻いています。

でも、時には少し太めの糸できっちり10gまで巻こうとしてしまうこともあって(汗)、紡いでいる最中に紡錘に巻いてある糸が滑って解けてきてしまったりすることも。漠然と、そういうものだと思って、単に巻き過ぎないようにしてましたが、質問されて改めて考えてみました(今更)。

巻いてある糸が滑ってくるのは、巻いた糸の山の角度と、紡いでいる糸の角度が関係しているのではないかと。山をできるだけ低くして、紡ぎだす糸を引く角度を変えれば滑りだしを防げるのかも? 多分無意識にやってた気はするけど…今度沢山紡ぐ機会があったら意識して確認してみよう。

この質問をくれた方、去られた後に、もしかしてスピパの最後の方に来てくれた方?かなと思ったものの(お住まいや、雰囲気が似ていたので)、ちょっと違う気も…。もし同じ方だったら思い出せずごめんなさい(汗)

画像は出店場所の真上。沢山降ってきました。また来週末。