動画一覧

綿を紡ぐスピンドルについての動画

以前スピンドルについての記事を書いた時の3本。その後、見つけだされた2本。それらにチャルカのスピンドルを加え、計6本のスピンドルをいろんな紡ぎ方で使用している動画を投稿しました。

ホントはもう1本、10年以上前に自作した、菜箸で作ったものがあったのですが、まあ紹介するほどではないかなと思って、止めました。

チラッと写ってはいるんですけどね(汗)。

画像をクリックするとYouTubeへ飛びます

あと、今回の動画内で、道具の名前として、ドロップスピンドル・サポートスピンドルと言わないようにしました。

紡ぎの方式として、ドロップ式・サポート式という言葉を、以下の様な意味で用いています(動画内でも最初にお話しています)。

  • サポート式紡ぎ … 手で支えて回転したり、受け皿などの上で回転させたりする。紡げる糸はスピンドルの重みに影響を受けにくい
  • ドロップ式紡ぎ … 何にも接しておらず、糸で吊るされている状態で回転する。スピンドルの重みに耐えられる糸が紡げる

一般的に、厳密な意味は…ちょっと調べたけど正確なところはわからなかったので(汗)、とりあえず、この動画内・このブログ内ではこのように定義づけてお話しています。

以前書いたこちらの記事では、

(2021.5.9 追記 スピンドルを選ぶとき、作る時に参考になるかもしれない動画をYouTubeに投稿しました。その際、この記事...

道具の名前と、紡ぎ方式の名前でごちゃごちゃわかりにくくなってしまったので、この記事も、書き換え予定です。

今回の動画でもご覧いただいたように、1本のスピンドルでいろんな紡ぎ方ができるスピンドルもあるので、それらをサポートスピンドル・ドロップスピンドルという名前では呼ばない方がいいかなと。

少しずつ修正していきます。

ちなみに、念の為、書いておきますが、動画内での各スピンドルのご紹介に関して、特に何も見返りなどはいただいておりません(汗)

…紹介リンク先に「リンクさせていただきました」という連絡だけしようと思ていたのですが、それもなんだか「紹介してやった」みたいな押し付けがましさがあるような気がしてきてしまい…結局あえて全ての方への連絡を控えました。無礼と感じられたらゴメンナサイm(_ _)m

左端が10年以上前に段ボールの円盤をつけて使っていた菜箸。太目のほうが少し彫りやすいかも

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緑綿のアルカリ浸水実験の結果から

「緑綿の色」動画の中の字幕の間違いを発見しました。下の画像が正解。大変失礼いたしました!(動画は後から修正ができなくてモヤモヤ)

動画のなかで使用した糸は4種類。

  1. 2019年産暗所保管の綿でカードをせずに紡いだ糸
  2. 2019年産暗所保管の綿でカードをかけて紡いだ糸
  3. 2020年産明所乾燥の綿でカードをせずに紡いだ糸
  4. 2020年産明所乾燥の綿でカードをかけて紡いだ糸

実験は3種類で比較対象がAです。

  1. 撚り止めのみ
  2. 酸→アルカリ
  3. アルカリ
  4. アルカリで煮る

まず、赤枠の中で比較してみると、大きな差はないように見えます。

2019年産暗所保管の撚り止めのみの糸と、赤枠内の他の糸では若干、濃くなったように見えますが、若干です。

数値などで表せればよいですが、残念ながらそうした機械などはありませんので、目視、しかも私個人の独断と偏見であることはご了承を(できたらご自身で実験してお確かめください)。

画像は全てクリックで拡大可能

2020年産・明所保管の綿はクリーム色に見えますが、アルカリ処理をすると、2019年産暗所保管の糸と同じような濃さの緑になりました。

このあたりは、大体これまでの経験どおりの結果。

私が今回一番注目したのは「アルカリで煮る」ことをした糸です。

左・アルカリ浸水カード済
中・アルカリ煮カード済
右・アルカリ煮未カード

実物の色はアルカリ煮の方が濃いけど、これもさほどの差ではありません。そのせいか画像では判りにくい(汗)

でも何となく区別はつくんですよ。タグを見なくても。色というより艶が少なくなって、そのために、光の反射が減り、トーンが違うような、ベタっとしたような色に見えるんですよね…。

濃く見えるのは、そのためかも?

ここまでが実験結果の糸の観察。以下は推測・憶測・当てずっぽうの話。

アルカリ浸水とアルカリで煮ることの違い

アルカリ浸水は以前もやっていましたが、今回初めて「煮る」実験をしました。これまでは緑の色を変える時、低温の水でアルカリ溶液を作って浸水させるだけでした。

アルカリで煮る=精練 →繊維についた油・ワックスを落とすということ

綿の繊維はもともと油分を含んでいるとか、ワックスでコーティングされているとか言われています。何もしない状態の綿の繊維は水を弾くことからも、それは確かです。

撚り止め(中性水で煮る)でも、多少の油は落ちますが、私の様に煮る時間が短ければ、油分はかなり残るようです(次に水に浸す時でも吸いにくいので)。そこから、

アルカリで煮たことで油分が減り→油による光沢が減り→色がハッキリした

色を覆っていたビニールやガラスみたいなもの(油)が無くなったような感じ?? だから透明感のある緑ではなく、ベタっとした緑に見えるのか??と思ったのですが…。

今回の動画を作るにあたって、いろいろ調べていたら、Sally Foxさんのホームページインスタグラムを見つけました。SallyFoxさんというのは、緑綿や茶綿などの色綿を、交配させたりすることで、長さや強さを機械紡績に耐えられるようにしてこられた方です。

その方のホームページにこんなページがありました。

https://www.vreseis.com/ridiculus-lorem

「The green color is composed of waxes classified as suberins. They are laid between each of the 20-35 layers of cellulose within the cotton fiber.」

(DeepL翻訳) 緑色の部分はスベリンと呼ばれるワックスです。綿繊維の中の20~35層のセルロースの間に敷き詰められている。

つまり、綿の繊維の、セルロース層の間にあるワックスが、緑の色の元である、ということであってますかね(汗)。

ということは、アルカリ溶液で高温で煮ることで、セルロース層がはがれ、下層の緑の濃い層が現れた、とか?

ただ、この仮説だと、低温のアルカリ溶液で、あらたな緑の層が現れる理由は説明がつかない。セルロースは水に不溶らしいし。ということは、やはり色の元自体が変容するのか?

糸を浸水させた後のアルカリ溶液が色づいていることからも、何かしら溶け出ているものはありそうなのですが…。

なぜ緑色が濃くなるのかは判らないままだけど

今回の緑綿の実験に関連して判明していることを再度まとめると…

  • アルカリ水に浸すと緑が濃くなる
  • 酸性水に浸すとクリーム色になる
    • 色を変えたくなければ中性洗剤で洗濯する(経年変化によるクリーム色への変化は避けられない)
  • 酸性水に浸してクリーム色になったものを、アルカリ水に浸すと緑が濃くなる
    • 経年でクリーム色になったものも、アルカリ水で緑が濃くなる(限界はある)
  • アルカリ溶液で煮ると緑が濃くなる(茶綿も茶が濃くなったことがある→こちら)
  • アルカリ溶液で煮ると油コーティングが落ちる
  • アルカリ溶液で煮ると油による光沢が減る?油による防護がなくなる?(ここは推測)

10年経った緑綿のマフラーも参考まで…

動画でもご紹介した、収穫・製作から10年経った緑綿のマフラーですが、もうこの色で打ち止めな感じです。アルカリ浸水しても変わりません(煮たことはないけど…)。

10年間、それなりに着用や洗濯をしてきたので、色も肌触りも変わりました。市販のものと同じです。

緑綿独特の柔らかさは無くなってるし、とても未熟な織りで恥ずかしいけど(汗)。この変色した抹茶のような枯草のような色も好きで、今も畑に巻いていきます。

敷いているのは10年以上前に収穫・作成したマフラー
糸は実験に使った 上/アルカリ煮・下/撚り止めのみ

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緑綿の色についての動画(追記あり)

最初は緑綿全般、栽培や紡ぎ方についての動画を作るつもりでした。

が、すごーく長く、大変になりそうだったので、とりあえず今回は、繊維の色についての動画になりました。

そしたらほとんど既に記事にしている内容のような…?ブログの動画化? まあ情報が特に変わったわけではない…(汗)

クリックでYouTubeに飛びます

緑綿の色 まとめ

綿の実自体の色の変化

  • 実のバリエーション
  • 一つの実のなかでの色調
  • 房のなかでの色調
  • タネの周囲の色調

これらについて、一部、以前書いた記事はこちら↓

緑綿を栽培して約10年。ウチの緑綿だけなのかどうか判りませんが、いろんな緑のバージョンの実ができます。その一部をご紹介。 ち...

経年による色の変化

  • 基本的に経年の変色自体は止められない(畳や竹と同じ)
  • 促進・停滞させることはできる
  • 数回に限り、色を戻す方法もある
「緑綿ばらえてぃ」の記事では、さまざまな実の色をご紹介しましたが、こちらは、その色の変化についての記事です。 日照か酸化か経...

アルカリ度による変化(動画でやった比較実験)

  • 撚り止めのみ
  • アルカリ浸水
  • 酸→アルカリ
  • アルカリで煮る

前述の記事にも書いてますが、あらたにこの実験についての考察も、また後日、別記事にする予定です。

後日追加した記事↓

「緑綿の色」動画の中の字幕の間違いを発見しました。下の画像が正解。大変失礼いたしました!(動画は後から修正ができなくてモヤモヤ) ...

【追記】動画内ではアルカリ剤として、炭酸ナトリウム(ソーダ灰、炭酸ソーダ、炭酸塩)を使用しています。重曹や他のアルカリ洗剤などでもアルカリ溶液はできますので、挑戦する場合は、少しずつ濃度を変えてお試しくださいm(_ _)m  酸性水はクエン酸。これもお酢などで代用可能です。

緑綿の色のウラオモテ

  • 染色不要=染色の楽しみがない=染色しなくて済んでいろいろ節約
  • 色が不安定=好きな色が保てない=違う色が楽しめる
  • 色が移り変わる=同上

私はこの色も、変色した色も、肌触りも好きで育てています。色つやもあって美しい色だと思っています。

もし同じようにこの緑綿が気に入られた方、興味のある方は、ぜひタネから育てて欲しい。色の移り変わりをご自身で見てみて欲しいです^^

緑綿のタネはこちらで販売中。種取済みの繊維も。

https://wataitoya.stores.jp/

実綿はこちら。

https://www.creema.jp/item/11118751/detail

余談

ちなみに、「よい点悪い点」と言いたくないなという気持ちで、「ウラオモテ」と書いてみました。

人工物や人に関することなら、メリットデメリットと書くことにさほど躊躇いはないのですが、自然のものにそういうのは何となく違和感があって。

どちらにしろ、それはヒト側の都合でしかない。それに、そのヒトもそれぞれ好みがありますから、何をよいと思うか悪いと思うかはそれぞれで。

緑綿動画の副産物的撚止め動画もどうぞ!

だから色が変わることについても「劣化」ではなく、「変化」。違う色になるだけ。本質的には、色に優劣はないという考えです。

優劣や善悪、正誤や利害という評価につながる言葉には、普段からできるだけ注意しています。個人的には、ヒトは結局好きか嫌いかでしか判断できないのではないかと思っています。何が正しいのかはその時代のヒトの基準で判断するだけのことかと。

エコとかオーガニックとか評価や価値に繋がる抽象的な言葉も、ホントはできるだけ使いたくない。まあ、販売促進で使うことはありますよ(汗)。でもかなり控えめにして、具体的な事実・考えを述べてる、つもり。

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チャルカの使い方・チャルカで綿を紡ぐ動画

なんとか今年中に投稿できました。画像のリンクからYouTubeへ飛べます。

けっこう細かい点を詰め込めたかと思いますが、投稿後に入れ忘れていた事柄に気づいたので、2点補足です。

チャルカの敷き布

柿渋染めのシルクのストール

まず一つ目は、糸を引く範囲の下に、暗めの色の布を敷くと、糸や繊維がよく見えます、ということ。

動画では、見やすいようにと太めの糸にしているので、あまり気にならず、そのままにしてしまいました。

ただ、井の頭公園で紡いでいた時の画像や、以前投稿したブックチャルカの動画では濃い目の布を敷いて紡いでいます。

できればつるっとした布、シルクなどがよいかと思います。紡いでいる最中にも、短い繊維などがけっこう落ちるのですが、綿の布のなかには絡みついてしまってコロコロを使わないと取りにくいものがあったりします。

私が井の頭公園で出店中にいつも敷いていたのは、いただきものの傷物の古い着物をほどいた布。

たぶん絹で、確かではないけど大島とか言ってたかな?(汗) 縮緬の絣?

このデコボコのおかげもあってか、パタパタするだけでけっこう埃が落ちて手入れは楽な方かと思います。

シルクの縮緬絣??

チャルカでZ撚りにするとき

この画像はS撚りの時の巻き方。動画のようにツムのコマに糸をかけて、反時計回りにハンドルを回す場合です。

Z撚りにするときは、ツムのコマにかける糸のかけ方を反対にして、紡いだ糸を巻く方向も逆になります。

この画像だと糸がツム(麦わら)の向こう側にあるけど、コマの糸のかけ方を変えたら、回転も逆になるので、ツムのこちら側に沿えて回さないと糸が巻かれていきません。

なかなか言葉で説明するのは判りにくいですかね(汗) やってみれば判ると思いますので、とりあえずやってみてください!

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ヒンメリ動画とライ麦のワラのこと

ようやくYouTubeにヒンメリの動画を投稿できました。

この画像クリックでYouTubeにとびます。よろしければ、チャンネル登録・評価などもいただければ嬉しいです! 

ヒンメリ用ライ麦のワラの収穫について

栽培地は関東平野の中央辺り。5月下旬頃~6月中旬くらい、色づいてくる頃、様子を見ながら少しずつ収穫してます。

麦は食用にしてないので、穂は翌期播種用とディスプレイ用に必要なだけ残します。

穂が未熟なうちにワラ優先で収穫するものも多いです。

畑の色づき始めたライ麦

穂の重みがかからない方があまりワラが曲がらなくていいかもしれませんが、実際どうなんでしょう…。穂が下向き加減になってきた頃からワラの色づきが濃くなってきてたような気もして、結構迷うところです。

ヒンメリ用ライ麦のカット

畑でカットする時は、だいたい節ごとにカットして持ち帰ります。

持ち帰ったら、乾く前に早めに、販売用として適当な長さにカット。このカットがけっこう難しいというか、ここも迷うところ。

基本的に配送用の箱に合わせているのですが、節の位置は様々だし、真っすぐ長くてきれいなワラでも箱に入らないものはカットせざるを得ず…。

カットするにしても、どこでカットするか、長さをどれに合わせるか、短いものが多くならないように…とかいろいろ考えてしまいます。まあ、あまり悩んでも時間ばかりかかって仕方ないので、ちゃっちゃとやろうと思いつつ、どうしてもね(汗)。

ヒンメリ用ライ麦の乾燥と保管

お天気によりますが、大体1週間程度、ベランダでひっくり返しながら乾燥させて、転がる時の音が軽くなったら、干し上りとしています。

干しあがったワラも、風通しよく保管しておかないとすぐ梅雨でカビてしまうので、こんな風に中空保管にしています。

これでも100本中1、2本は黒ずんで、中の方にカビが出ているようなワラが見つかりますが、以前箱に入れていた時よりはずいぶん少なくなりました。

おかげ様で、今年は収穫した分はもう残りわずか、Lサイズは完売です。M・Sサイズとお試しサイズもそれぞれ在庫が少なくなってきていますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ(CreemaSTORESへ)。

クリスマスや冬のちょっとした飾りつけ、オーナメントなどに!

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紅葉してきたベランダの綿と動画の予定

ベランダの綿の葉、全体が赤みがかってきました。

実が落ち続けていた鉢の綿も、最終的に1株4つの実が残って、実も開いてきています。

直径も深さも15cm弱の一鉢で、8個の実が採れそう。小さな鉢の少ない土で、よく育ったほう? 肥料やってたからかな。

ヒンメリの動画を作成中。夏頃からクリスマス前に作りたい…と思っていて今頃になってしまったけど(汗) 

あとできれば年内にチャルカの動画を…と思っているけどー。どーなるかな。

地機布14も年内に織り終わって服にまでしたいけど…終わらせたらそれも動画にまとめたいけど。こんな感じで予定ばっかりいっぱい詰まらせてまーす。

動画に期待していただける方は、ぜひチャンネル登録お願いしますm(_ _)m 登録者100名になるとチャンネルのアドレスを短縮できるらしいのですヨ。

いまこんなに長いのです^^;

https://youtube.com/channel/UCwK_r_H4YyL-aA-xFQP7VcA

すでにチャンネル登録してくれている方、評価くださってる方、ありがとうございます。とても嬉しい。ブログ記事にイイネしてくれる方もありがとう!

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初心者向け 綿の簡易糸紡ぎキットの動画 無料公開(追記あり)

以前からお話していたキットの動画ですが、有料予定から一転、無料で公開することにしました。こちらです。

長さは30分強ある(後日目次追加)し、内容は有料級と自負しています。

ただ動画として有料にできるほどのクオリティかどうか、ビミョーだなとの思いもありますし(汗)、他にもいろいろと悩みに悩んで、思い切って無料公開。

まあちょっとした挑戦というか、わたしのなかの試行錯誤。

基本的にはキット購入者向け

キットの説明書はA4 2枚

ただ、こちらは、主に簡易キットを購入いただいた方向け、綿の紡ぎ初心者の方向けの動画です。

内容もキット付属の説明書に沿っているし、スピンドルに関してもしかりです。

情報量としては動画の方が多いですが、若干まとまりがないかもしれません。説明書の方が整理されています。

動画をご覧になって、キット未購入の方から判りにくいとご意見をいただくかもしれませんが…スイマセン、ご了承ください。ご意見は次回に生かせれば。

初めて綿を紡ぐ方も

もちろん、説明書が無いとまったく判らないのかといえば、そんなことはなくて、初めて綿を紡ごうとする人に判るように、かなり丁寧に解説したつもりです。

大まかな内容は、篠綿から糸を紡いで、綛上げ、撚り止め、双糸にするまで。

あとは初心者向けの紡いでいる最中の注意、撚り加減についてのカンタンな解説や、切れたとき、綿が出てきにくいなどの原因と対処など。

紡ぎ慣れている方には「?」という点もあるかも

初心者を卒業して、繊維の繋がる感覚が掴めてしまえば、都度強度を確認したり、篠の出口を押さえたり…などの動作は不要になってくると思います。

撚り加減も、この動画では、切れにくいように少し強めにしていますが、私は通常ここまで撚りをかけません。

あえて、よくない例などもだしています。慣れてしまえば大丈夫でも、初心者の方は避けた方がいい…そんな点も。

それぞれ人によってやりやすい方法があるでしょうから、この動画は基本的な理屈、方法と考えて、これに自分なりのアレンジを加えてみていただければ。

基本的なといっても、私の考える基本です。紡ぎ方は人それぞれ、様々ですし、要は自分が納得する方法で自分の必要な糸が紡げればいいのだと思います。

人にお伝えする際の内容確認にもどうぞ

私も10年以上前、綿工房さんに習って、それから試行錯誤してきました。そうして工夫してきた方法を、数年前から教室のような形態で多くの方にお伝えしましたし、キットという形にして販売もしました。

そのなかで、初めて紡ぐ方が、どこにつまづきやすいのか、どうしたら理解しやすいのかを考えて、蓄積してきた情報を詰め込んでいます。

人によって受け取り方や理解の仕方も違いますので、個別教室のようにそれぞれの方に合わせて…ということはできませんが、基本としてはそれなりの情報かと。

今後、人に教える予定があるなどの方にも、伝える事項の確認などにも使っていただけるかと思います。

改訂版キット販売は11月から・数量限定おまけつき

ご希望の方に、この簡易スピンドルに合う太めのライ麦の麦わらを数本、数量限定でおまけとして同封します。

無くなり次第終了です。ご注文時に、備考欄からお知らせください。

ライ麦のワラはスピンドルに差し込んだ時に、少し割れ目が入るくらいだと動きにくく丁度良いです。

チャルカの錘と同じですね。ライ麦のワラがある方はやってみてください~。

これまでのキットの歴史について、まとめた記事はこちら。

【綿の簡易糸紡ぎキット】

(2020.10.30追記 これまでのキットの説明書との違いですが、画像はほとんど変更、内容も追加・レイアウトも新たにしています。

これまでにご購入いただいた方にも、お持ちの説明書を見ながら動画をご覧いただいて、情報を更新していただければ幸いです。

これまで綿つむぎの会などにご参加いただいて、紡ぎ方法をお伝えした方々も、復習がてら、情報更新がてら、懐かしんでくださるとうれしいです^^)

(更に追記 無料にしたのは、YouTubeで有料動画を販売することができないという理由もあります。

限定や非公開にして、購入者にアドレスを教える、又はメルアドでアクセスできるようにするという方法もありますが、YouTubeの規約違反のようです。特にクラフト系はこの違反が多いらしいので、ご注意ください。

Googleドライブを使って、特定の人に動画を共有するようにもできたけど、なんか、そういうことしても売れなかったらなんだかなぁとか考えてしまって…疲れた(汗))

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綿の開絮と摘み方の動画

綿の開絮と、摘み方についての動画を投稿しました。

←画像をクリックすると、youtubeに飛びます。

動画のなかでも話していて、更に前の「綿の摘み方」の記事でも書いたのですが。

もしかして「カラ」と「ガク」が判りにくい?私にしか通じない言葉かも?(汗)と思って、一応記しておきます。

〇カラ…綿の房を包んでいる殻(カラ)。固く尖ってくる

〇ガク…いわゆる花のガク。ぺらぺら。

として私は話しています。一般的で通じやすいコトバ、他に何かありますかね??

今回の動画で綿の栽培の種まきから収穫まで、ひととおり終わりです! でも時間があったら、もう一つ畑の様子を投稿したいなーと思っていますが、どうなるかな。

いろいろ他にもやりたいことがあって時間が無い!

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綿の実の摘み方

7月末頃開花した和綿の実が開いていました。発見したのが9/8で、実の殻やガクが濡れて、乾いた後という感じだったので、実が開いたのは4~5日前かと思います。

開花から開絮まで約ひと月。暑い日ばかりだったせいか、少し短めかな。

綿の実をディスプレイ用に収穫するなら

ディスプレイ用なら綿の実のカラがついていた方が、格好いいし、それっぽいですね。

でもその場合も、ガクの方はできる限り、取り除いてしまった方が、美しく飾れると思います。

乾燥してくると、ポロポロ細かく割れて、綿と混ざってしまいます。

綿の実のカラはよく乾燥させます。カビが出ることもあるので、リースなどに使用する際は、ひっくり返してカラの面も風に当たるようにして、しっかり乾燥させてからにしましょう。

カラは乾燥すると固くなって、先端が痛いので、これもご注意を。先端だけ折ってしまってもいいかもしれません。

2019年収穫の緑綿

枝を残すかは、飾り方によります。

リースなどに使う予定があるなら、少し残しておいた方が、リース本体に差し込みやすいです。

ボンドなどを使わなくても固定できるのでは、と思います。

ディスプレイ向きの品種

和綿も、殻付き枝付きで飾っておくと、洋綿のゴージャスな感じとは違う趣。

ただ、房がカラから少し外れやすいのです。

特に和綿の茶は落ちやすいので、あまりディスプレイとしては向いていないかも。

和綿の茶は収穫時も、実が開いたら早めに摘んでしまわないと、下に落ちてしまうので、少し注意が必要です。

2019年収穫の和綿

収穫した綿で糸を紡ぐ場合の摘み方

収穫した綿で糸を紡ぐことを考えているなら、綿の実の房だけを摘みます。ディスプレイ用と同じように、ガクや葉が混ざらないように気をつけましょう。

ウチの場合はメヒシバのタネも混ざらないようにする必要がありますが(汗)

特に、ガクの尖った先っちょを一緒に引っ張ってしまいがちです。今はまだ小さな葉の欠片でも、乾燥するとポロポロ崩れて綿の繊維と絡み合って、取り除くのが困難になります。

多少混ざっていても、気にしない、どこまで許容範囲かは、紡ぐ糸、作るものにもよります。

糸に紡いで、作品になって、洗濯を繰り返していくうちに落ちていくので、自分で納得していればOK。

でももし混ぜたくないのなら、最初から混ぜないのが一番楽です。

もちろん、摘んだらよーく乾燥させて、保管は通気性のよい環境にしましょう。

綿の実の摘み方、その後の作業については、こちらの記事にも少し書いています。

綿の育て方2~開花以降

綿のタネをとる方法・手でとる手順と綿繰り器と

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雑草と綿畑の動画 畑に雑草があることのメリット

「綿の結実~畑の雑草とのおつきあい 雑草は不滅です!?」と、少しあおり気味(?)なタイトルですが…

若い人にこの言い回しの元ネタはわかるのだろうか…。

ちなみに動画内で摘芯しているので、以前書いた「摘芯と剪定」に関する記事を少し更新しました→こちら

画像クリックでyoutubeへ

小さいメヒシバが畑にあることのメリット

動画の中で、小さいメヒシバの、私にとって都合のよい点について3点あげました。

  • ちぎりやすい→軽く引っ張ると節でちぎれて根は残る
  • 朽ちやすい→茎も葉も細目でちぎれやすい
  • 根が浅め→深く張る綿の根と競合しにくい

多くの雑草があることのメリット

それ以外にもよい点があるので付け足しておきます。まあこれはメヒシバに限らずかと思いますが。

  • 地中に張った根に、水分と養分を溜め込める→多雨の際、綿が取り込めなかった水分養分が、土から流亡する量を減らせる
  • 雨後、ぐちゃぐちゃして歩きにくくならない
  • 雨後、乾燥した後、土が固くなりにくい
  • 根が張っているおかげで、土の流出や畝の崩壊もしにくい
  • 虫の餌となる植物の多様化→作物を狙いうちされにくい
  • 有機物の供給
  • おおまかに地表を覆うので水分の蒸発を減らせるが、通気もある
  • 地温の変化が緩やか
春のオオイヌノフグリ これも根は浅め

土壌の養分・ペーハーのバランスをとっているなどとも言われていますが、明らかに私にも理屈がわかるメリットは以上かな。

デメリットについては…私にとってはなんでもメリットに考えられ、デメリットが思いつかない…

ということはないけど、それは雑草があることのデメリットというより、畑が借りものであることのデメリットかな。

まあ雑草のデメリットと称する情報は、世間に溢れているので、ここでは書きません。

もちろん、畑でも庭でも、ヒトがいる場所では、ある程度の管理・調整は、ヒトの都合で必要になります。

そうでないと、作物やヒトにとってメリットになる要素も生かせず、デメリットと感じられることが増えていくかも。

で、管理・調整にはそれなりの観察と知識が必要になると思うのです。

知らなければ紫蘇も雑草?

調べて観察して雑草を生かす

藍も雑草

それぞれの雑草についてはもちろん、雑草が存在することのメリットについては、検索すれば他にもいろいろ出てくると思います。モチロン書籍も。

私は約25年前に初めて読んだ『無農薬自然流 野菜づくり―誰でも簡単に野菜ができる』がお気に入り。

情報は古いかもしれませんが、見開きページに、雑草の中で野菜が大きく育っている写真が、今でも印象に残っています。

著者の徳野雅仁氏は近年も、数年に渡る観察の様子を載せた本を出版していたかと。

現在は昔よりはるかにたくさんの著者がたくさんの本を出版しているので、ご興味のある方は、図書館などで読み比べるとよいかと思います。新旧の本、様々あるでしょう。

ちなみに英語のサイトは「benefits-of-weeds」で検索すると、雑草があることの利点についての記事が出てきます。

まあでもネットも本も情報は玉石混交、場所や季節によっても違うもの。自分の目で、自分の土地で観察するのが一番大事かと思います。そのためにも多少の知識が必要なのですが。

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