地機布12一覧

地機布12でチュニック風

本当は袖もつけたかったのですが、足りませんでした。スピパで着用予定です^^

使用した布は巾46cm×206cm。いつもどおりハギレなく使い切りました。縫い糸は経糸の残り。胸の白い布は、地機布3のよい出来ではなかったものです。

地機布3のような小さな布なら、売りやすく買いやすいのでしょうが、それは既に世に溢れていて、私は同じことをしなくてもいいかと思い始め、あまり作らなくなりました。

オーダーがあれば別ですが、必要かどうか判らないものを作るのは無駄になる可能性もあるし、作って売れ残ったからといって、安くするのはストレスになります。それなら残っても使い道の多いものを、と。

高くても欲しい、といってくれるヒトには安くしたくなる天の邪鬼なのですが…(汗)。

地機布12はBASEにストールとして出品しています。よかったらご覧ください。


地機布12 織り上がり

7月中になんとか終わりました。4月ごろから何となく紡ぎ始めて、本格的に計画しはじめたのが5月でしたから、私にしては早いペースです(汗)。

今回の工程の投稿は少なめでしたが、タグの地機布12から見られますので、よかったらご覧ください。

画像はまだ糊が残っている状態。この後、糸の始末、糊落し、巻物用の房作り、ハンカチ用の縫製、私の着るもの用の縫製など、まだまだやることはたくさん。

できたらBASEに載せて、スピニングパーティーにも持って行きますので、どうぞ見て触れてみてください!

 

 


地機布12 織り始め

少し間が空いてしまいましたが、畑に行っては写真を撮り忘れているもので(汗) でもとりあえず綿たちはそれなりに順調なようです。

地機布12も、次回に課題を残しつつ整経を終え、もう今は織り始めています。

今回使用した筬も、自分で適当に組み替えた50cm巾で4羽/1cmくらいの竹筬
竹筬は、「筬框」という、筬を囲って保護するような道具にセットして緯糸を打ち込みます。が、地機とともに譲っていただいた筬框は着尺巾なので、自作の竹筬にはあいません。

自作を考えていましたが、今回はとりあえずL字型の木材を買ってきて輪ゴムと紐で結んだりしてごまかしています。なので画像はナシです。。


地機布12 糊付け

早朝、畑で作業して、帰宅後、落ち着いた11時ごろから経糸の糊付け。

午後のベランダには日が当たらないけど、湿度も下がって風も吹いて、夕方になる前にしっかり乾きました。

糊の濃度も丁度いい感じで、ムラもみられず、糸もよくさばけて、解すのもいつもより楽。この調子で進められるといいのだけど、この後の整経では、いままでとは少しちがう方法にするつもり。うまくいくか、とりあえず実験。

 


地機布12 糸紡ぎ

ぜんまい綿入りの糸を紡いだり細い糸を紡いだり、紡ぎくらべをしたりしつつ、次に織る布のための糸紡ぎもしておりました。

一昨年から残っている白混じりの緑綿と昨年の分。緑綿はコシが弱くて、どうしても糸が細く細くなりがちだけど、できるだけふんわり柔らかく細くなりすぎないように紡いでいます。

計算したらまだ少したりなかったので、昨年の緑の薄い部分と白い綿を、ざっくり混ぜて紡ぐためにカードがけ。

緑一色より、白が入るほうが、どちらの色も映えて好きなのです。