摘芯一覧

7月の綿摘み ベランダ3年目の和綿

先月ついていた小さな蕾は、そのまま大きくなることなく黄色くなって落ちたけど、この小さな鉢の割に、それなりに成長。

ベランダで越冬して今年3年目の和綿に蕾がつきました。 前回のベランダの記事の後、...
Cotton picking in July, Potted cotton in its 3rd year ベランダ3年目の和綿 710 …Awkward since it's one handed…
7月の綿摘み 7/11

つけたままにしていた昨年の綿まで届いたので、綿摘み。

7月に綿摘みなんて不思議だけど。

綿殻付きの枝を残して、ちょっと珍しい風景を、少しの間楽しむ。

綿摘みから約1週間で綿殻まで届いたので、綿殻のついた昨年の枝を短くカット。

今年出た2本の枝が、同じように育って今もほぼ同じ大きさに見えたので、摘芯比較をしてみようと、左の1本だけ摘芯。

片手だと難しいので、動画撮影は一旦中止して、爪で小さめにカット。

7/19

それからまた一週間後が一番下の画像。

当然ながら、ベランダの植物は南側に傾きがちだけど、この鉢は小さいので、時々位置を変えて壁側も日が当たる時間も作っている。

今の所、この鉢の摘芯済と未摘芯であまり差は見られないかな。

Cotton Pinching in July, Potted cotton in its 3rd year 20220719 ベランダ3年目の和綿の摘芯 #shorts
7/26 左)正面・日当たり側 中央)裏面・壁側 右)上から 摘芯済・未摘芯


施肥記録3&7月上旬の綿畑

米ぬかをまく

10年以上ほぼ無施肥でやってきた綿畑に、今年春から少しずつ畑で採れたもの以外のモノを入れています。

ただ、鶏糞や牛フンのような強いモノではなく、ぼかし肥料や綿実油粕で、量も既定の半分程度のためか、今の所、あまり目立った効果は感じません。

過ぎたるは及ばざるがごとし。環境を急に大きく変えたくないと考えているので、大きな効果がみられないのは良いような、良くないような?施肥の意味ある?と考え始めた頃、以前から探していた米ぬかのよさそうなものを見つけました。

施肥記録2でご紹介した綿実油粕を購入したたまごやさんの「顆粒・脱脂糠-100%有機資材」

昨年・一昨年と不作続きで、ちょっと考えを変え、今年は少し肥料を入れてみようと思います。 いわゆる自然農だと、モミ殻や油粕...
前回の畑での施肥に引き続き、別の肥料もお試しで撒いてみました。 綿のタネ播きまで1カ月半くらいの間に、土が活性化して更に...

脱脂されているということで、多少は虫がわきにくくなるのではないかと期待して。

ぬか自体は高価ではないけど、送料かかるし、大量に買っても、一度には撒けない。

でも生ぬかは必ずといっていいほど虫がわくので、保管期間のソレが気になっていたのです(汗)

(左)6/23 (右)7/7

届いてすぐ畑全面約60平米に4kg撒きました。画像の左側。梅雨の高温多湿でよく発酵することを期待していたのですが、最初に撒いた後すぐに梅雨明けしてしまい(汗) 

その後も高温の日が続いた為か、1週間後はあまり変わりなく、粒が転がっていました。

右側のように白く発酵しはじめたのを私が明らかに確認できたのは台風の運んできた雨の後。

でも期待したより雨量は少なくて、イマイチ土が湿り切っていない感じです。

綿の木もそれほど大きくなっておらず、不作だった昨年一昨年の同時期と同じくらいの大きさ。

緑綿 7/7

普通に施肥したりビニールマルチしたりしてる畑ではもう少し大きく育っているのではないかと思います。

個体差の大きいなかから、30cm程度に大きく育った木はいくつか摘芯してみました。

平均では20cm前後の木が多くて、蕾も増えてきてはいますが、とにかく雨が欲しい。

今後ぬかの影響がみられるかは、雨次第かも??

赤茶 7/7

収穫物

7/7 ニゲラ(左) キキョウ(右)

花の方は、矢車草やカスミソウからニゲラ、桔梗へ。雨が降らなくてもそこそこ元気。桔梗は伸びすぎるので、切り戻しも兼ねて、たくさん摘んできました。豪華。

左)6/14 収穫物 右)7/7 トマトは頂きもの

食べる方の収穫物はカブや青菜ばっかりから、枝豆ばっかりへ。も少しするとキュウリ・トマトばっかりになる、かも。


摘芯の有無比較の一例(追記あり)

摘芯についての私の考えは以前の記事と変わらず、必ずしも一概に、摘芯した方が収穫量が増すとは言えないと思っています。

将来的に、それなりの標本数と安定した環境で実験・観察できる日がきたらいいなーと考えていたのですが、今年、たまたまちょろっと比較できる機会ができました。

画像は実家畑で立派に育っている和綿。中央にみえるのが、先月末に摘芯した跡です。 摘芯すると収穫量が増えるといわれてますが… 本当のところは...

残念ながら1本ずつなので、有意な観察結果とはいえない、全くアテにならないともいえるのですが…とりあえず、観察記録を残しておきます。

7/29撮影 左/摘芯された赤茶 右/摘芯していない赤茶

実際には、私が摘芯したものではなく、虫喰いか何かの原因で頂芽が無くなり、側枝が伸びた結果です。

頂芽が欠かれた時期は6月中旬~下旬のようで、7月初めには、目立って横に広がってきていました。

高さは30cm弱だったのではないかと。

摘芯される前からある色の濃い葉がとても立派で大きいので、この個体は元々力のある強い個体だったのだと思います。

7/10 脇芽が育ち始め、蕾も発見

最初の大きい画像の、並んだ2本の右側も強い個体だったようで、ちょうどこの2本が隣り合っていて比較しやすいかと思ったわけです(間にもう1本あるのですが、こちらはまだ小さめ)。

こんなふうに定点観察に使うつもりで撮影していなかったので、あちこちの方向から撮影していて判りにくくてスイマセン。

中央、幹から出ている楕円・卵型の葉の向きを基準に比較すると少し判りやすいかも。

7/15 伸びた脇芽の先に更に蕾をつける

双葉の後、カエデ葉の前に現れる葉と同じ、この形の葉が、摘芯された後に現れたという現象にも何か理由がありそうです。

開花もウチの畑にしては、早かった。

たいてい和綿が先に咲くのですが、今年はこの木が一番だったのではないかな。

ちなみに播種は4/22もしくは4/28。

今年は暖かい春で、3月末にも播種に挑戦したくらいでしたから、この赤茶の播種は特に早くもないかと思います。

7/22 2~4日前に開花していた模様
7/29撮影 摘芯から約ひと月と思われる
  • 幹から伸びる枝と枝の間が狭め
  • 枝に着く実(花)と実の間が広め(綿は各実の付け根に1枚の葉がつく。上から見ると、葉が重ならないように広がっている)
  • 横に大きくなるので、株間は広く必要
  • 開花も結実も早い
  • 枝には3つ以上の実がつく
7/29撮影 摘芯無し
  • 幹から伸びる枝と枝の間は上に行くほど広くなる
  • 枝に着く実と実の間は広くない
  • 枝の長さは下の方が長く、上に行くほど短い(円錐状に育ち、上から見ると、葉が重ならないように幹を中心として0時→5時→10時→3時のようにずれながら螺旋状に昇る)
  • 下の枝の方が実が多い
  • これより高くなるようだと支柱が必要になるかも(この日撮影後摘芯した)

以上は、今現在のそれぞれの様子をテキトーに記したものです。今後はもっと枝は乱れてくるでしょうし、実の数も変動するかと思います。実の数は増えても小さいモノばかりになるかもしれません。

まあ、昔の綿栽培に関する農業書(『綿圃要務』)などにも、摘芯はすると書いてあるようなので、傾向としては確かに増えて見えたのでしょうね(データが無いので何とも…)。

ちなみにこちらのリンク先にも摘芯について書かれた興味深い文献の引用がありました。

結局、その木の力の差(個体差)・摘芯のタイミング・栽培地の環境・土の力の差・栽培方法によっても違ってくるので、一概に「摘芯は実の数を増やす」とは断言できないなぁという考えは変わらずです。

今回の記事も一例であり、ケースバイケースということで。

私の栽培方法だとさほど大きくならないし、実を沢山収穫することが第一目的でもないし…摘芯はねぇ…正直メンドクサイのであまり積極的にやりたくないし、考えたくない(汗)

今回の様に勝手に虫などが摘芯しくれて、弱らずによく育ってくれるなら嬉しいけど。

いつもながら私には「のように見える」とか「気がする」としか言えないことが多いので、栽培されている方はどうぞご自身でお確かめください!

2022.3追記

年始に2021年の栽培のまとめ動画をYouTubeに投稿しました。摘芯比較した木についても、収穫後や根の様子までまとめています。

ちなみに比較した木の実の数を単純に並べると、未開絮・未熟を除いて

  • 早期摘芯……15
  • 後期摘芯……17

でした。詳しくは動画をどうぞ。

綿栽培の記録2021版 Natrual Cotton Garden 無農薬・無施肥・不耕起の畑で草や虫と共に綿を栽培中 (途中自然音が入ります) 不作な綿畑と摘芯後の観察など…

よかったら皆さんも実験してみて、そして経過と結果を教えてくださると嬉しいです^^


最近の畑作業とか

ベランダの洋綿の花が先週からようやく開花。

畑の花と比べると、うちのプランターの綿は、たいていこんな素朴な?貧相な?(汗)花。木も貧相な感じだから、節約しているのかな。

もちろんできる実も畑のと比較すると小さめ。今年は摘果して観察する予定。

畑では多すぎる蕾や遅く咲く蕾を落としていたけど、あまり観察はできなかったし、摘果の効果はわかりにい。

今年のベランダの綿は成長が結構揃っているので、無摘果株と摘果株で比較できそうかなと期待している。

いくつか大きく育っている畑の綿の木を剪定。画像は毎年やってる実家の綿の剪定後。

幹から出た最初の結果枝の根元から、再度時期遅れで出てくる枝をカット。

ここ数年なんとなくこのやり方をしていたが、先日読んだ資料にも似たようなことが書かれていた。

この時期遅れで出てくる枝からも蕾がつくけど、たいてい栄養も最初の結果枝に比べると豊富ではなくなるし、時期的にも寒さがやってくるので、良い実が期待できないとのことで、枝自体を剪定するらしい。他の、既に膨らみつつある実のためにも。

(綿の摘芯と剪定についてはこちらの記事もどうぞ!)

枝先も摘芯して、これから咲く花の蕾も木の状態を見ながら落としていく。

台風で傾いた木を起こすので手一杯なのに、今週から収穫もぽろぽろ始まって何だか忙しい。

でもそういえば今年は葉巻虫被害が少ないような?全くないわけではないけど、まだそれほど目立たない。

これからなのか、木が強く、虫を寄せ付けにくくなったのか?今年は順調に育ったオクラが身代わりになってくれたのか。オクラのほうが葉っぱが大きいから巻きやすい? いやいや大き過ぎてもね?


綿の育て方1 開花まで

<Ⓒ2014 旧わたいとやHP>

栽培方法は人それぞれ、土地の環境、土の構造によって様々です。正解はわかりません。基本的には他の作物と同様にお考えいただき、ご自身で様子を観察しながら工夫して、少しずつでも年々栽培を続けられるとよいと思い、記録しています。

ちなみに日本では一応、栽培自体が法律違反になっている綿の品種があります。詳細はこちらです。知らずに育てている人も見受けますので、購入・譲渡の際にはご注意ください。

畑の基本情報・自然栽培

私は綿栽培の開始時(2008年)からずっと、無農薬・ほぼ無施肥(施肥歴の記事はこちら)・不耕起草生で育てています(参考文献・リンクカテゴリーにある徳野雅仁氏の本の影響)。もともと雑草畑だったり畦道だったりした土地で試行錯誤しながらの栽培でした。

以下のような畑とは、成長過程や速度が違うと思います。

○ 毎年耕起、耕して一時的に土を柔らかくしている
○ 肥料をやり続けている
○ 黒マルチで土を被膜している

わたしは、上記のことを、していません。それを踏まえて、参考になるところ、ならないところ、ご自信で判断してこの情報を利用してください(転載・引用等禁止)。

栽培は埼玉県南部と茨城県西部。採種地は埼玉県南部の畑です。

綿のタネ

タネは油分を含んだ産毛に包まれていて、水に浸してもなかなか沈みません。

綿の栽培方法として、播種前に一晩水に漬けると言われていますが、しっかり浸水させるには、重石をする、ビニールに入れる等、何かしら工夫が必要になります。

ヒトの手で水に浸すのは、水分を吸わせてタネの発芽を促す為、発芽時期を揃える為。

播種直前に灰をまぶすのは、タネ同士を離れやすくする為と、アルカリで水分を浸透しやすくする為だそうです。

現在私は浸水させず、そのまま播種しています。

栽培を始めて数年は浸していましたが、播く面積から播種量を計算して浸しておいても、実際畑で播くと余ったり少なかったりするし、追加播種する分は、浸していなくても十分発芽していたので、余計な手間をかけるのは止めました。

綿のタネまき

種の大きさの3倍程度の深さに播き、土をかけ少し強めに押えています。

土と密着していたほうが水分を保ちやすいのと、強い根を期待してのことです。少しへこませて、溝になるようにしておくと水分を保ちやすいかと思います。

発芽適温は20~25度といわれることが多いですが、洋綿向けの情報なのか和綿向けの情報なのか不明です。

私は最低気温が12度を超えて、もう降霜の心配がなくなる頃に播いています(畑に行ける日程の都合も考えて)。霜が降りると枯れてしまいます。蜜柑の花が咲く頃、という情報もあります。

適温になっていないうちは、発芽まで日数がかかります。

追記 タネ播きについての動画を投稿しました→まずはこちらの記事からどうぞ!

虫1

発芽直後に双葉をかじられたり、穴を開けられたり、根を食われたりして枯れてしまうことがあります。

左画像程度なら光合成ができるので復活することもありますが、右の画像のようになってしまっていたら、諦めて追加播種します。

間引き

 交雑させたくない和綿同士、洋綿同士は畝を挟むなどして離して播きます。播種時の株間は10~30cm。私は筋播きです。

株間は、その土地の性質や、風の当たり具合、又は高く育てるか、低く横に育てるかなど自分の希望も考慮して決めればいいと思います。後はタネの量と、畑の広さと相談かな。

ウチは風の強い乾燥気味の畑なので、全体的に背は低めに育ててます。洋綿は大きく横に枝を伸ばす傾向があるので、株間は若干広め、和綿は密植気味。

間引きが苦手な為もありますが、お互い支えあってもくれるだろうし、葉に日照があるような間隔さえあればよいかと。

本葉2、3枚まで育てば虫のせいで枯れる心配は少なくなるので、本格的な間引きはこの頃始めています。

移植

時々、とても元気がよくていい苗がずらっと並んでいる箇所、虫に食われまくった箇所、貧弱な苗ばかりの箇所があって、育ちのよい苗を移植したくなります。

綿の根は直根性で地下に真っ直ぐ伸びるので、その形を崩さないように、周りの土を一緒に、土が湿って形を保てるような状態のときに移植しています。

あまり根が育ちすぎてしまうと移植ゴテではもう移植は難しいと思います。

地上部が小さいからといって根が小さいわけではなく、根が育って、それから地上部が大きくなっているとか。植物は、地下の姿が地上の姿と連動しているのだそうです。

この時期の綿はあまり成長が見られませんが、根を伸ばしているのかもしれませんね。

移植をすると土を動かすことになり、土の中の様々な沢山の生き物の環境を壊すので、できるだけ移植はしたくないのですが。。

追記 移植についての動画を投稿しました→まずはこちらの記事からどうぞ!

摘芯

摘芯すると収穫量が増えるといわれているようですが、実際比べることができていないので、本当かどうか、わかりません。

摘芯しないで高く育ったとしても、実は同じ数だけつけたかもしれません。

たくさんついた蕾が落ちることがあるのは、生理落果だとすれば、植物が自分自身で賄える量の調整をしているのであり、高く育とうが横に育とうが実の数はそれほど変わらない気もします。

でも、横に枝を伸ばすのより、高く伸びて更に枝をつけるのだとしたら、既にある枝先に実をつけるだけの方が、植物にとっては楽なのかもしれませんし。。

なにより、原産地といわれている地域と違い、日本の多くの栽培地では霜が降りるまでに綿の実がある程度熟す段階までいってもらいたい。

いわゆる栄養成長、木の成長の方にいつまでも力を注ぐよりは、ある程度木が大きくなったら、さっさと生殖成長へ移行してくれたほうがよさそうな気がしますが…。

とくに私の畑は全体的に生育速度が遅く、背も高くならないので、この時期の摘心はほとんどしません。大きくなり過ぎそうな時と、それなりに育った株に蕾がたくさん現れ始めたら、もう上には大きくならなくていいよ、という意味で頂芽を摘心するくくらいです。

あとは、秋口に出てくる新芽を摘んだり、蕾を摘んだり。もう今から木が大きくなったり開花したりしても、年内に収穫できると思えない時に。

摘芯と選定については別記事に、より詳細に書いています。また、摘芯の様子を記録した動画もこちらに。よろしければご覧ください。

長くなりましたので、開花以降は別記事にしましたm(_ _)m