整経
整経用に糸を巻く時は、地機布12か13頃から、中心に厚紙を差し入れている。その方がスムーズに回転するし、引っ掛かることが少なかったので。
市販のシャツなどに挟まっているようなボール紙?が巻きやすく、反発力もある程度あってちょうどよいよう。
今回も地機に整経台を斜めに立てかけて、座りながらできるように設置。
糸は地機の棒に通して引き出せるように。
整経台は杭が少し長めのモノを新調。整経長も15m。でも正直少し後悔…💦
何となく経糸の余りがもったいなくて、長めに織るように設計していたけど。
それよりも、少し短めな布を織ることを都度工夫しながら繰り返す方が、きっと自分にはよかったんだろうなと、今更ながら気づいて。
長ければ長いだけ、糸の負担や弛み歪みもたまるし…次回から5~6mにして、かつ、経糸も余りにくいように工夫する!
でもそうしたら整経台はもう少しコンパクトなものがいいな、と💦
筬通し
筬は以下の記事で組み替えた竹筬。
丸羽(筬羽間に経糸2本) 20本/1cm
巾52cm 経糸1,040本
ただ、丸羽で整経時の輪のまま差し入れていくので、約500組(?)。
機巻き
男巻き?千切り巻き?が一般的?
糸を解かし、筬と綾を進め、引っ張り、巾や糸の張りを保ちつつ経糸を巻いていく。
糸の固定は地機布13の時の綿工房さんの提案からベランダの手すり利用。
ただ、窓を開放したままになるので、一昨年から同居を始めた猫さんが心配だった。カーテン等によるカムフラージュがきいたのか、出ていこうとする気配無し!ほっ。
糸綜絖
巻き終わったら機にセットして、腰側の棒に軽く結んで、糸綜絖づくり。
この次の地機布17も同じ筬で織る予定なので、糸綜絖もこのまま、経糸を継いで使う予定だった。
けど、最後の最後に失敗。織れないことはない程度の失敗だけど…地機布16はこのまま織れるけど…やり直したい(汗)
しかも、綾を残しておくつもりが、すっかり忘れて逆の糸を拾ってしまって、残せないことに、これも作り終わった後に気づいて…。
記録に残しててもこれじゃぁね…次の地機布17の設計表に書いておこう。
織り始め
まぁどちらも織れないことない程度の失敗なので、そのまま織り始めている。
が、糸が細く、更に見えにくくなるお年頃もあってか、なかなか進まない。
座り続けているとお尻も痛くなって長時間続けられないし…💦
今年中に終わればいいほう…というか、終われたらスゴイなって感じ。