綿と一緒の畝にある、少なくとも雑草認定はされないであろう植物の紹介…のつもりでしたけど、ハーブ類とかは微妙なのもあったかな?(汗)
以下、動画内で出てきた簡略図について、少し補足です。
ただ、ウチの綿畑は水はけがよい方なので、畝も低く、大きめしてあります。
そうすることで、畝の上、真ん中、畝の端(肩)、通路の境で、土の水分量があまり変わらないようにしているつもり(有機物が豊富&裸地にしていないため余計な蒸散も少ない)。
なので、落花生などを畝の中央で栽培することもあまり気にしていません。綿が優先で、落花生などは「ついでに」栽培しているという理由もあり。もしかしたら場所を変えたらもっとたくさん収穫できるかもしれないけどね。
ですので、もし綿と一緒の畝で何か作物を育てる場合は、以下の点を確認してからやった方がいいかもしれません。
- 畝の大きさと場所による水分量の違い
- 育てる作物の特性(広がり方や収穫時期・方法、必要な水分量など)
- 自分が何を優先したいのか(二兎を追う一兎も得ず…)
まあ、比較実験したり、様子を見ながら、自由に好きなモノを好きなように育ててみてはいかがでしょうか。
【追記】これらの植物はいわゆるコンパニオンプランツとして紹介したわけではありません。何かしら影響はしあってはいると思いますが、比較実験などはしていないので、不明です。明らかに科学的に効果があると判明していることとしては、土を覆って水分蒸散・太陽光による殺菌を防ぐこと、マメ科の窒素固定ぐらいでしょうか。。
追記)花のタネの飛び散り方の違い
動画内で、コスモスのタネはアフリカンマリーゴールドより広範囲に撒かれるとお話しました。マリーゴールドは下の画像の様に枯れて、花弁の下部に詰まった沢山のタネは、ばらまかれることなく、ほぼ一定の狭い範囲内で発芽することが多いです。
コスモスのタネはまとまったまま落ちるのではなく、ポロポロと一粒ずつ落ちることができます。
残念ながらコスモスのタネは撮影していなかったので、検索してみました。見やすいと思われたのがリンク先です。
コスモスのタネは、たんぽぽのように風で舞うほど小さくも軽くも無い方だと思います。でももしそのコスモスの背が高く、花の位置も高ければ、マリーゴールドよりは簡単に広範囲に広がるかも。
つまり植物の種はそれぞれ特性があって、一緒くたに飛ぶものとも言えません。ステレオタイプに雑草のタネが飛ぶのが迷惑と言う人は、ぜひこういうことを調査してみましょう。