地機布11一覧

「綿から布へ」地機布11の制作過程を動画化


地機布11の工程を2分弱の動画にまとめました。

継続してブログをご覧くださっている方には、
とくに目新しい内容でもないと思いますが(汗)。

ここまでやってる動画を投稿している人はやはり少ないようなので、もっといろんな方法があることや、いろんな人がいることを残しておきたくて。

Windowsの「フォト」で写真を繋げるだけなら、けっこう簡単にできるのでおススメ!ただ、タイミングとかにこだわっちゃうと時間かかる(汗)

以前投稿した「実綿の繊維とタネを分ける動画 」も、編集し直して投稿予定です。縦画面だったのを横にして、字幕を少し。ミュートにして字幕だけでも、コツがわかるように付けました。

新 → https://youtu.be/0Zgz-cKhIGk
旧 → https://youtu.be/i1ICjBEolDc

以前の動画との差し替えはできないので、両方残しておきます。ほんのわずかでも、視聴してくれた人、いいねをくれた人がいたことを記録として残させてください。。


地機布11でズボン

昨年から今年はじめにかけて製作していた地機布11、当初の予定ではまたワンピースにと考えていましたが、織っている最中から、なんとなくこの色のワンピースは似合わない気がして、ズボンにしました。

もう少し細身のシルエットにしたかったけど、いつも通りできるだけハギレを出さないように作るとこんな感じ(変な形のハギレはゼロ)。

伸縮性はほぼ期待できない布だけど、一応体育座りしても破けない程度にはなっています。でもずっと正座してると膝が出そう。。いつも最初の糸を紡ぐ段階で、縫い糸も一緒に紡いでいたのですが、今回はすっかり忘れていて、ズボンにしようと決めてから縫い糸がないことに気づきました。

で、カードがけの際の綿の割合が若干違ったようで、微妙に色合いが…。まあ布のほうもいろんな色合いの糸で構成されているので、それほど目立たず済んでいます。

お披露目できる機会があるといいのですが。今年はどうかな。


地機布11 修正

この修正作業、いつも、腰側に織り上がった布を巻く前、張った状態の時に修正するほうがきっとやり易いんだろうなと、思うのですが、、とき既に遅し、なのでした。
画像内で横になっている糸が経糸です。右側の円内に経糸が沈んでいる箇所があります。この経糸が緩んでいたのか、左の円内も同じように沈んでしまっている箇所がありました。緯糸を切って、新たに糸を差込んだので、画像を拡大すると糸が二本重なっている部分がわかるかと思います。

赤い矢印が新たに差し入れた糸の切れ端。円内にも元の緯糸の切れ端。使用していくうちに繊維同士が絡み合ったりして目立たなくなると思います。絡みすぎて毛玉になりにくくするためには、使用後に軽くブラシをかけるとよいようです。

結局こうして画像に残したりしているうちにほとんど修正してしまった(汗) まあ多分見逃しているものが残っているだろうけど。ピントが合いにくくなる年頃でもあり、午前中の明るい窓際でやるべき作業ですね。


地機布11 どこまでやるか

先日織り上がったばかりの布、目を皿のようにしてチェックしていくと、今回は結構浮いている箇所がありました(前回のワンピースの布はほぼ0だった)。織っている時から、何度か気づいてやり直していたので、覚悟はしていました。

いくつか目立つ箇所は直していったのですが、一目だけだったり、そんなに気にならない箇所の場合、そのままにしています。

糸を切って新たに差し入れると逆に目立ってしまう部分もあるし、全体が細めの糸でもあるし、均一でない手紡ぎの糸のなかに一目浮いてるだけなので、それほど気にならないだろうと、考えました。そりゃあ無い方がいいとは思うけど、使う人が納得していれば、キッチリし過ぎなくても…と。

曲がったキュウリも又根の大根も気にならない私が、この程度なら気にならないという考えですので、そういう部分が気になる方には、この先の販売サイトもご覧いただかないほうがよいかと思います。

これまで「Creema」というハンドメイドサイトで綿や種の販売をしてきましたが、本日、「Base」というネットショップの利用を始めました。とりあえずしばらくはお試し期間として、金額が大きめのものなどを、載せていく予定です(追記その後storesへ移行しました)

(二枚目の画像に浮いてる糸あり。チェックし慣れてる人ならすぐ見つかるかと(汗)


地機布11 織りあがり

経糸約25cmほど残して終わりにしました。織始めも結びに約25cmかかっています。もう少し減らしたいところですが…。

今回、千切り巻き側の経糸を一本ずつ紡績糸などと結んで50cm程度延長しました。ぎりぎりどこまで織れるかと挑戦しましたが、やはり上下の入れ替えの際に、結び目同士がひっかかってしまって負荷がかかるようです。

8m弱を織る間、経糸が切れたのは5本程度でしたが、この最後の約50cmで10本前後切れてしまい、終わりにしました。

束ねた位置が近すぎると結び目がひっかかりやすくなるので、延長分がもっと長くて、真っ直ぐ絡まず巻き取れていれば、もう少し織れたかも。また挑戦します。

もう一つ期待していた糸綜絖の繰り越しも難しく、でもまあ、いろいろ考えると結局これは毎回作る方が楽かも、という気もしています。

より接写できるレンズを入手しました。といっても高価なものではなく、スマホにクリップのようにつけるタイプ。画像はクリックで拡大します。緑や茶の繊維、撚りの加減などが見えるでしょうか。