コットン用ハンドカーダーを選ぶには、間違えずにコットン・短繊維用を選びましょう、というそのまんまの動画です。
一応他に持ち手などについてもお話ししています(汗)
今回の動画を撮っていて、今まで気づいていなかったことが結構あって、まだまだだなぁと、いつまで経っても思います。
左右両端の針は少なめ
たとえば 動画の中でも字幕でお見せしたのですが、カーダーの左右両端は、一針おきに抜かれていて中央側より少ないです。
なんとなく以前から違和感のようなものを感じていたのですが、これってどんな意味があるのでしょうね? ? 端っこまで全面使いたい気もするんだけど…
普通サイズはまだしもハーフサイズだとカード出来る面積が更に減ってしまいますね。
この動画内でお見せしたカーダーの針布すべてが左右端2列こんな風でした。外国の画像とか見ても、大体端っこは針が少なかったです。なぜなのでしょう。ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えていただききたいです!
まあでも、針が多ければ多いほどいい、キレイにカード出来るというわけではなく、多ければそれだけ、まだ塊の多い最初の段階では解かし難いでしょうから。繊維の状態に対して適切な密度があるのだろうと思います。
針布はぷにぷにしてる
コットン用の針布は針布台にぴったり貼り付いているわけではなくて、中央はぷにぷにして浮いているようなんです。
ぴったり貼り付いていないことも針の柔軟性に影響するのかな?
私の持ってる羊毛用のカーダーはぷにぷにしてなくて、コンコンという硬質な音がするくらいぴったり貼り付いていました。
羊毛用のカーダーの針
羊毛用のカーダーと言えば、動画内でも字幕テロップでお伝えしましたが、針がとても鋭利でコワイというかイタイ。
そういえば、カーダーをいろいろ調べているなかで、針にやすりをかけるという英語の記事を見つけました。
でも、ルエのようなつるつるの仕上がりの道具の針にバリが残っているとか考えにくいです…が、この羊毛用は必要な気がする(汗)…けど意味があってこの形なのかもしれませんね??
12/30追記) バリについてはわかりませんが…ルエを購入した時についていた説明書(?)には、針に加工時の油が残っているかもしれないから、最初にカーディングする繊維は不要なものを使うようにと書いてありました。
初めて購入したのがルエでよかった
初めてルエを購入した時の記事がありました。まだ晴海でスピニングパーティーを開催していた頃。
ルエにしたのは、たまたま。アシュフォードの方が安かったけど、ちょっと無骨な感じがしてて、他に目に付いたのがルエしかなかったような。
なんかスマートにみえたのかも。深く考えたり、調べたりはしてませんでした。
当時はまだ今の1/2くらいの価格だったせいもあるかな(汗) でも10年以上使えてるし、いい買い物ができたなぁと思います。
コットン用ハンドカーダーの入手先
私が今回の動画で使ったハンドカーダーの入手先は以下の通り。特になにもいただいてません(汗)。
【ルエ】 Louet コットン用(大)
KakaraWoolworksで販売中。私も以前カカラさんからハーフサイズを仕入れて、少量のみ販売していました。
オランダのメーカーなので、為替変動と人件費とかかな…ちょっと悩む価格になってしまってます。モノはイイ!
【アナンダ】
- インド製コットン用(これはもう無いようです)
- アナンダ製ハーフコットン用
(大)サイズの方も比較的購入しやすい価格といえるかな。
針布密度の記載がないのですが、たぶん100は超えてるよう。
実際カーディングしてみても、針布はコットン用として特に問題ないものだと思いました。あとは他の持ち手などの要素で納得いけば。サンドペーパーがあるといいかも。
…やっぱ日本の人件費は安いのかなと余計な心配しちゃうけどね(汗)
【羊毛用】
これは親戚からの譲られモノで判らないのですが、形は稲垣機料で販売されているものと似ているようです。
ただコットン用として販売されているので、違うモノなのかも。
針布の密度などの記載も無く、不明です。
あとこれ、持ち手が長いのは何でしょう、持ち方次第ではやりやすいのでしょうか…??少なくとも体の小さいヒト向きではない気がしますが…。
他にも検索すると他メーカーのモノ含めて出てきます。いろいろ調べて納得いく選択ができますように!