染色記録一覧

柿渋塗り

松本クラフトフェアで購入した柿渋が少しずつ固まり始めたので、さっさと使ってしまおうと、什器や道具いろいろ塗りまくり。ついでにハンドカーダーも塗って、なんとなくマイカーダーって感じに。しかし全体的に、特にリジット機は前に塗った時のムラが目立ったり、柿渋がゼリー状なこともあり、あんまりキレイな仕上りとはいえないかも(汗)。


埴染め

出店先にもよく来てくださる土の研究家のような方が、少量の和綿を埴染めという方法で染めて下さいました。

画像の色は現物にそこそこ近いです。派手過ぎない、上品な感じのオレンジのような。珊瑚とか、昔のクレヨンの肌色もとい薄橙のような。

色はステキですが、感触は硬くなってしまっているので、もう少し濯いだり揉んだりを繰り返してみる予定です。


この季節に、強い風の吹いた後、拾いに行くもの。まん丸でキレイな実もついでに。

乾物も作りやすくなってきた。今週末のイベントが終わってからにしようと思ってたけど、今日は我慢できずに干し芋づくり。


いちい染め

先日久しぶりに井の頭公園に出店されていた「天然くすのき工房」さんが、お試しで染めてみないかとイチイをくださいました。
基本的に火を使う染色はあまりやらないのですが、タンニンが含まれているらしいと聞き、いただくことに。
適当に少し袋にくださったのを、帰宅後、計ってみたところ、28g。ネットで検索してもあまり情報がなく、数年前購入した、唯一うちにある染めの本『草木染・木綿の染色』を引っ張り出してみました。

染めるもの3:乾材1ぐらいで染められるようなので、とりあえず重曹で煮た手紡ぎ糸35gを、2、3回煮出した染液へ入れ、数時間放置。
結構染まっていたので、何も下処理をしていない手紡ぎ糸28gを追加で染液へ。その後4、5回まで煮出した液を追加しつつ一晩置いて、翌日台風一過のお日様のもとへ。

乾いた状態が上の画像。昔のクレヨンの肌色みたい。上のほうの薄い色が後から入れた糸。↑ その後その糸は、鉄サビ液に浸け、グレーがかった藤色のようになり、明礬媒染した一束は無媒染より薄くなり。

この状態で重ねてからやめようと、もう一度染液を温めて、一晩浸したら、右のように全体的に藤色、小豆色に。鉄サビが出てしまったんでしょうか、よく洗って落としたつもりでも、不十分だったんでしょうね。というか、別々に浸しとけばよかったと。・・・あーめんどくさい(汗)

まあこれくらいの渋めの色の方が好みなので、ヨシとしましょう。色は梅の木で染めた時と似てるなと思いました。赤味の感じも藤色も。あとは変色の具合がどうかですね。


柿渋塗り

松本クラフトで柿渋を購入して塗るつもりでいた紡ぎ車トラベラーでしたが、松本行きを取りやめたので、東急ハンズで購入した柿渋でようやく塗装しました。

塗り斑もありますが、まあ、テキトーなところで満足。ただ、予想通り、組み立て済みで、しかもでこぼこした飾り彫り?のおかげで結構大変でした。柿渋は金属に触れると黒ずむとのことで、その点も気をつけながらでした。

話しかわって、この紡ぎ車をまだそれほど使い込んだわけではないけれど、これはちょっと思うところ・・・ボビンの交換がちょっと無理矢理な、ぎこちない感じなこと。もう少しスマートにできないのか、他の方法があるのでしょうか。
もう一つは、糸を巻く内にフックをいちいち変えなければいけないこと。何となく丸環フックが苦手だったりもして。日本の古い糸巻き、座繰り?のように巧いこと振り分けができればいいのに・・・と値段のことは無視して考えてます。