製作記録一覧

ハンドカーダーで篠綿を作る動画

youtubeに初投稿・カードがけ

Cotton Carding

糸紡ぎの動画は、ピンキリだけど
まあいくつかは存在しているし、
みんなあんまりやってないことで何か、、
と思って、篠綿(じんき)づくりの動画に。

繊維が反射して見にくいかと少し暗くして撮影。
スマホの縦型のまま、
特に加工もしていませんので、小さいのはスイマセン。

可能ならスマホで全画面にして見てください。

自分で紡ぐ篠なのでこんな感じですが、販売用や初心者用はもう少し丁寧にやってます^^

羊毛のカードがけスタイルとの違い

よく見る左側を逆手にして梳く方法は、羊毛のカードがけのやり方を、
そのまま綿に流用してきたのだろうと思います。
(近年の話。ハンドカーダーが出てくる前は綿は弓打ちでした)

羊毛とは繊維の質や滑りやすさも違います。
カーダーの針の密度、強さも。

綿は綿で、自分で使いやすいように、やりやすいようにやればいいかと。
練習次第で、キレイに早くできるようになると思います!

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ヒンメリ

綿とともに栽培してきたライ麦の藁。チャルカや機織りで使っていましたが、この数年何となく気になっていたヒンメリなるもの、12月の初めにこちらの記事を拝見して、どうしてもやってみたくなり、ついに手を出してしまいました。

引越しが落ち着いて、ようやく本も借りられたし、指がまだカサカサしてて綿は扱いにくいからと言い訳して(汗)。

画像1枚目は同じ長さにカットしたつもりなところ。難しい。並べてみるとバラバラ&よく切れるハサミでないと、割れやすい。

2枚目はカットする一日前。ヒンメリ材料のライ麦のワラを湿らせているところ。浸水中はパスタのよう。

今回の引越しでだいぶ処分してしまったので、これだけ。一晩浸していたら、水が少し色づく。

参考に借りた本のなかには、割れにくくする為に浸水し、更に切り口に木工用ボンドを付けると書いてあるものもあったけど、私は畑に還したいので、何もせず。

割れても、まあ、ね。昔はそんなもの使ってなかったのだろうし、と。

もちろん糸は畑でとれた綿の手紡ぎ糸。以前の縫い糸にしていた残り。不要になてもそのまますべて畑に還せる。

最初は借りたヒンメリの本を参考にしたけど、たまたま特集記事が載っていた「暮しの手帖」78号の説明も参考になった。糸の長さやらなにやら細かい点が書いてあったので。

やってみて分かったこと。

  • やっぱり多少は割れる

自然のワラだから仕方ない。まあ私は気にならないけど、ただ、糸を弛ませまいと引き過ぎると割れたところに糸が入り込んでしまって厄介。

  • 藁がずれる

3枚目の画像の奥のように、内側に入り込んだり、外側にはみ出したりとビミョー。結び目で藁がバランスよく集合した状態を保てるといいカンジ。

  • ワラの選び方が大事?

細い藁のほうがズレは目立ちにくいかも? あと藁を斜めにカットするとか…でも角度も揃えるのは難しそう(汗)。それに藁が割れやすくなる。

形よく作り、保つために、藁の長さと太さを揃えることと、糸の引き加減、全体の大きさと藁の太さ細さのバランスも結構重要っぽい(小さいものは太めより細めの藁で作る方が繊細にみえる。好みかも)。

以上、基本の形をひとつふたつ作ってみた時点での感想でした。

新しいことを始めるのってわくわくする。早く細めの、紫がかった美しい藁でも作ってみたいけど、今年の収穫時期まで待たなくては!

4枚目の画像は、ペンダント照明の紐に吊り下げたところ。丁度、丸い持ち手が真ん中にきたら面白いかなと。でもこれだと電気が点けにくい(汗)ので、すぐ外しました。


B級実綿の綿繰り

実綿販売用の綿・播種用の綿・タネ販売用の綿以外の綿。画像のように一部が未熟だったり、全体的に小さかったり繊維が少なかったりする実です。

綿畑は概ね終盤なので、荷造りのかたわら、綿繰りも進めています。和綿の茶はほぼ収穫が終わっていて一番に綿繰り。収穫時から仕分けていた棉を、もう一度、実や種の状態を確認しつつ仕分けて、和綿茶最後の綿繰りがこの画像。

大した量ではないけど、未熟な部分などを取り除きながらの作業は結構手間。でも指先の感覚に注意して、丁寧に外しながら綿繰りします。できれば後で苦労したくない(汗)し、それは買ってくれる人も同じだと思うので。

 


トラベラーのお手入れ

足踏み式の紡ぎ車・トラベラー。このオイルを足してやる部分に埃がたまりやすい。あ、毎回毎回、使用後にキレイにしていればこんな風にはならないのか(汗)。オイルも黒く固まってしまうので、綿棒でさらにオイルを足しつつ、少し温めながら、埃と黒い塊を取り除きました。こんな方法であってるのか判りませんが、まあ何となくキレイになりました、よね?

部分的に少しヤスリがけして、何度目かの柿渋を塗り乾燥、オイルを塗ってまた乾燥。ボビンを乗せる上部の部品だけ外して、あとは引っ越し屋さんにお任せかな。


荷造り

もう2~3年使っていなかったリジット機を引っ越しに向けて分解しました。分解ついでに、やすりをかけて、柿渋を塗って、オイルを塗って。昔柿渋を塗った時の雑な感じを少しはごまかせたかな。

乾かし中、次は紡ぎ車だなと考えていたら、肝心の綜絖にまだ手を付けていないことを思い出し、まだまだやることがあるなと思うのでした。

本の箱。参考文献の記事にある本ない本さまざま。

ネットと図書館のおかげで本はだいぶ少なくできました。まだもう1箱ぐらいあるけど(汗)。

どちらもボケた画像で申し訳ない。