製作記録一覧

2018年の布 反省点

2018年収穫の綿を紡いで織った記録用の布、織り上がり。画像ではこれまでの年とほぼ代わり映えなし(汗)。

でも近くで見たり触ったりすると、糸の太さが昨年の布より全体的に少し細目。この毎年の布は、綿の自然な色合いを残すためにカードもほとんどかけてないので、でこぼこになるのは構わず、ただもっとふんわり太めの糸を目指している。特に緯糸はぎりぎり糸の形状を保っている綿、くらいの感じにしたい。

今年はあんまりそのことを意識せずに紡いでしまった。経糸も織りやすさを優先しすぎ、見た目もスムーズになりすぎであんまり面白くない感じ。残念無念。。


2018年の布 その後

緯糸をライ麦の藁に巻いて準備。今はもう織り進んでいます。織り始める直前、拝島の綿工房さんのWSへ久々に参加して、そこで教えてもらった方法を取り入れつつ。

糸綜絖を作る別の方法も教えてもらったけど、それは次回地機布13で試すことに。

引越しの時にかなり剪定したので、今年はどうかなと思っていたけど、無事ブドウも新芽が出てきてくれた。

小さな鉢植えなので、実が生ることは全く期待していないし、葉もそれほど茂らない。毎年、新芽が出るこの季節が一番楽しみなのかも。毎年のことながら、植物の新芽の美しいこと。

 


試織と整経と糸綜絖

地機布13の試し織りがひと段落ついたので、2018年の布の整経。

経糸は全種類3gずつ繋げて紡いだので、結び目の位置に気を遣わずに。細い糸なら機結びも気にならないけど、細目とはいいがたい糸なので、今までは前後にずらしたりして、結び目が周りの経糸や糸綜絖に影響が少ないようにしていました。

その時半端に余ってしまう糸は経糸が切れたときに使えばいいのですが、あまりそういう機会も多くはなくて。ほんの少しだけど、モッタイナイなぁと(汗)。でも繋げて紡ぐことで結び目を作らず済みました。経糸が切れても緯糸で修正するしかなくなったけど。

2枚目の画像は糸綜絖も作ってもう織り始める直前というところ。

3枚目の画像は、地機布13の試織布。経糸の密度を変えて、いろんな色・太さの糸を緯糸にして織ったもの。

右側の折り畳んでいる方が11本/1cm、左が15本/1cm。

糸の太さからしてもこの中間くらいがちょうど経緯のバランスがとれる密度な気はしていたけど、その密度に使える筬がなくて(汗)、とりあえず試してみた。。

が、やっぱりあらたに組みなおす方がよさそうかな。13本/1cm。1cmに6~7の空間ができる竹筬。


地機布13・試織1

実家から持ち帰った綿の綿繰りは終わったのですが、2018年の布より先に地機布13の試し織りを先にやることにしました。

2018年の布と一緒に糊付けしていた、茶綿の栗の木染めの糸。整経は1mで、簡単に、と思ったけど、せっかくなのでひと綛まるまる使い切るように巾20cmで、約500本。二種類の密度の筬で試す。


アップの画像だと、整経時の糸の張り具合のばらつきがよく判るなー(汗)。

適当な棒と紐で、原始機にして織り始め。糸綜絖の上げ下げがやはり面倒で(汗)、地機に適当にセットして楽してます。

この画像は密度粗目な筬を使った方。うーん。経糸をどこまで主張させるか悩む。裂き織の経糸みたいにはしたくない。とりあえずいろんな太さ、色の糸を入れて織り進めてみます。

糊付けの際、小麦粉の割合はこれまでより減らしたけど、すごく安定感があって織りやすい。粗目なせいかもしれないけど、糊付け作業を丁寧にやったおかげと思いたい。…椿油は忘れたけど。

 


いつもの春

最近一年中寝てばっかりの実家の猫。まあ、ウチに来てもう20年以上経つコなので、最近は鳴くか寝るか、みたいな(汗)

2枚目はいつもの実家の春の風景。でも今年は少し、いろいろ早いような気がする。

オオイヌノフグリは満開だし、フキノトウもこんなに開いたものがたくさんあった。ちなみに茶色のもこもこした物体は間引かれた小さなキウイ。ここはキウイ棚の下。父は最近エシャロットを勧めてくるけど、私の春の味はやっぱりノビル。勝手に生えて勝手に増えてくれるとこもスキ。

綿繰りする綿を持ち帰ってきたので、予定変更で、前記事の布を織るのは少し先になるかも。